蛾ヶ岳（転進の末に決まった山は雨雲との鬼ごっこ？四尾連湖登山口ピストン）

2020年09月10日(木) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 9.7km
• 登り: 604m
• 下り: 606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:40
• 休憩: 1:43
• 合計: 4:23

8:49 蛾ヶ岳登山口
8:55 8:56 四尾連湖
9:00 9:01 蛾ヶ岳登山口
9:17 9:17 四尾連湖分岐
9:24 9:24 小高山
9:49 9:50 西肩峠
9:59 10:18 蛾ヶ岳
10:23 10:26 西肩峠
10:56 10:57 四尾連湖分岐
11:01 11:04 大畠山
11:20 11:30 四尾連峠
11:42 12:03 四尾連湖
12:05 12:45 四尾連湖水明荘キャンプ場
13:06 13:09 四尾連湖
13:12 蛾ヶ岳登山口

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※今回は下道移動となります。
国道358号（精進湖道路）→県道36号→県道409号と走って四尾連湖まで。

■駐車場
水明荘第2駐車場 50台 400円/日
キャンプ場利用者と共用の駐車場です。
第1は宿泊者専用なので蛾ヶ岳登山者は第2に停めてください、とのことです。
お金は山荘まで払いに行きます。（駐車場に係の方がいるようでしたらそこで支払い）

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
※全行程、熊注意。

[蛾ヶ岳登山者用駐車場〜四尾連湖]
林道歩きです。
キャンプ場利用の車両が通行しますので、事故等に注意。

[蛾ヶ岳登山者用駐車場〜四尾連湖登山口下降点]
そこそこ傾斜のある登りです。
間違えそうな箇所にはロープが張られているので気をつけて進めば問題ないと思います。

[四尾連湖登山口下降点〜西肩峠]
傾斜の緩い尾根歩きです。歩きやすい1本道ですが、一部痩せ尾根あり。滑落等に注意。
途中でいつの間にか蜂に纏わりつかれました。あまり立ち止まったりせず一気に歩き抜けた方無難かもしれません。

[西肩峠〜蛾ヶ岳]
山頂手前まで急登です。
一部地面が粘土質で滑りやすいため転倒や滑落に注意。

[四尾連湖登山口下降点〜大畠山分岐〜大畠山〜四尾連峠]
下降点からすぐに大畠山への分岐が出てきます。道標は特にありませんが、明らかにピークへと向かう道なので見れば分かる感じかと思います。
大畠山には鉄塔あり。鉄塔へ向かうための林道が取り付けられていて、四尾連湖まではその林道を歩きます。
危険箇所はありませんが、万が一車が来た場合は道幅ギリギリかと思いますのですれ違いに注意。

[四尾連峠〜四尾連湖]
若干倒木がうるさいですが、通行に問題はありません。

[四尾連湖周回]
良く整備された歩道です。危険箇所はありません。

■登山ポスト
駐車場のところの登山口と四尾連峠にあります。

その他周辺情報

■温泉
みたまの湯 10:00〜22:00（最終受付21:30） 780円
http://www.mitamanoyu.jp/
水明荘にて割引券が購入できます（700円）

■熊
同日、黒川鶏冠山にて登山者が熊に襲われる事故がありました。
それを受けて四尾連湖にも警察が出動、山の様子について聴取がありました。
対策はしっかり行うようお願いします。

写真

9/10 8:48

四尾連湖の駐車場。
今日はここからのスタート。

9/10 8:51

駐車場は湖畔の山荘が管理しているため有料。
まずはお金を支払いに。

9/10 8:52

あちらの建物がそうです。
お金を払うと、登山道や山頂からのビューについていろいろと教えていただけます。

9/10 8:55

レイクビューの素敵な雰囲気ですねー。
平日ということもあり、静かで良いです♪

9/10 8:58

それではお山へ。
写真では見切れていますが、左手少し後ろに登山ポストがあります。

9/10 9:00

林道に入ってすぐ、分岐。
まっすぐ行くと四尾連峠へ向かいますが、ここは右、写真の道を行きます。

9/10 9:03

これを登って尾根に取り付くのですが、案外傾斜がキツい。。。

9/10 9:03

案内はちゃんと出ているので大丈夫です！

9/10 9:17

一気に登って、尾根に出ました。
大畠山、と書いてありますが分岐ですw

9/10 9:18

手書きの道標って、味があって何か好きなんですよねー。

9/10 9:21

トリカブトは蕾です。

9/10 9:26

ああ、、、幻想的()な雰囲気。。。

9/10 9:30

ニセギンちゃんこと、ギンリョウソウモドキ。
秋に見かけるのはコレ。

9/10 9:32

麓の道路がチラリ。
これは…ちょっと期待してもいいかなぁ。。。

9/10 9:39

一見、秋の便りっぽいのですが…恐らく先日の長雨の仕業。

9/10 9:40

木漏れ日が神々しい！
…とかやっていたら地蜂にロックオンされまして（！)
半泣き状態で静かに急いで逃げ回ることに。

9/10 9:45

沢の上には橋が架かっていて、大変有り難い。

9/10 9:49

西肩峠。
恐らくここが蛾ヶ岳の西側の肩だからそんなネーミングなんだろうじゃー、と。

9/10 9:49

さりげなく鎮座してましたので、手を合わせまして。

9/10 9:56

シロヨメギク

9/10 9:59

山頂に到着。
頭だけ覗かせている日本一。
これは少し待ってみるか…と、粘ることにします。

9/10 10:10

麓、市川三郷方面の街並みがチラリと。
今日の天候、山梨側の展望は期待してなかっただけにちょっと嬉しい。

9/10 10:12

これが限界かなー、ってことで。
富士山と一緒に証拠写真。

9/10 10:16

ほぼ雲の中ですが…。
左が竜ヶ岳、右が毛無山。

9/10 10:23

実は山頂でも蜂に好かれてしまい、お昼休憩どころじゃない感じだったため、下山することにします。
湖畔でテーブルをお借りしようかな、と。。。

9/10 10:33

（身元確認中1）

9/10 10:45

実は案外スリリングな場面もあるのですが（写真では分かりませんが、両方切れ落ちてます）、真ん中を歩いていれば大丈夫です。

9/10 10:56

20分ちょいで大畠山へ戻りました…が。

9/10 10:57

良く見ると手書きで何やら書き込まれています(^^;)

9/10 10:59

という訳で、「正しい山頂」目指して出発。
割とすぐ分岐が出てくるので、右へ。

9/10 11:00

非常に分かりやすい分岐の図。
そして、この図によると山頂には鉄塔があるっぽい。

9/10 11:01

…ありましたw

9/10 11:01

そして、立派な山頂標識まで！
あまりにもピカピカで、逆に拍子抜け(笑)

9/10 11:03

ジイソブ

9/10 11:04

ツユクサ…里の花が入り込んでますねぇ。

9/10 11:05

鉄塔がある、ということはここまで車両が入ってこれるということで。
実は林道歩きです(^^;)
そしてこの道、四尾連峠経由で駐車場へと繋がっています。スタート時の分岐で行かなかった方の道が正にこれだったりします。

9/10 11:06

山中に突如出てきた「熊注意」。
まぁ、山ですからねぇ…。

9/10 11:08

シモバシラ

9/10 11:18

道幅広めの「高速道路」ですねー。

9/10 11:19

文学碑公園、と名付けられた場所。
登山ポストがここにもあります。

9/10 11:19

展望台・あづまや、と書かれているのでちょっと行ってみようかと思ったのですが。

9/10 11:24

全然それらしきモノが出てこないので引き返します。

9/10 11:27

まぁでも、石仏と出会えたのは良かったですね。

9/10 11:30

戻ってきました。
何故か少しずれたところに「四尾連峠」の案内板。

9/10 11:33

湖へ向けて進みます。

9/10 11:35

分岐は右下へ。
左手、上の道は駐車場へ直行です。

9/10 11:38

下へ降りると、駐車料金を支払った山荘前へと出ます。

9/10 11:56

テーブルをお借りしてランチタイム。
今日はミートソースとポタージュを混ぜてスープごはん。
クノールの粉末、いつもいい仕事してくれます(笑)

9/10 12:17

さすがにタダでお借りするのも申し訳ない雰囲気だったのでアイスコーヒーをオーダー。
持ってきたパウンドケーキと合わせたら…何だか雰囲気の良い「午後のおやつタイム」な趣に。

9/10 12:25

親切丁寧で良い山荘でした！

9/10 12:30

山荘でお伺いしたところ、湖畔1周20〜30分ってことでしたので、食後の腹ごなしに散策してみることにします。

9/10 12:31

キンミズヒキ

9/10 12:31

しっかりとした道が付いていて、歩きやすいです。

9/10 12:33

アキノタムラソウ

9/10 12:39

尖っているのが大畠山で、右隣が蛾ヶ岳。
少しずつ雲が厚くなってきました。

9/10 12:40

ただのタムラソウ

9/10 12:41

ゲンノショウコ

9/10 12:42

ミゾソバ、蕾のゴツゴツ感がちょっとかわいらしい。

9/10 12:43

（身元確認中2）

9/10 12:44

（身元確認中3）
今回は謎の花が多いな、、、（汗

9/10 12:45

ワレモコウとソバナ。
かわいらしい組み合わせ。

9/10 12:46

対岸はテントサイトになっているという話を聞いていましたので、やって来てみてあぁなるほど、と。

9/10 12:47

レイクビューのロケーション、良いですね。

9/10 12:47

ツリフネソウ

9/10 12:49

時々水辺まで降りることができます。

9/10 12:55

ここ、普通にテント泊したいですね♪
（ただし平日に限るw）

9/10 12:59

何気に水面、透明度高かったりします。

9/10 13:00

日が差すともっと色味が良さそうですね！

9/10 13:04

ちょっと怖いスワンが出てきたらまもなく周回完了。

9/10 13:06

湖畔1周を終えて、駐車場へ戻ります。
撮影を忘れたため、写真はここで終了です。
そして、車に乗って5分もしないうちに雨（！）…危なかったです。

9/10 16:10

水明荘で割引券が買えたので、温泉はみたまの湯。
入館後に纏まった雨が降り車に戻れない状況になってしまったため、2時間くらいダラダラとしてしまいました(笑)

9/10 16:12

そのお陰で？最後に駐車場から南アを見ることが出来たので良しとします。

9/10 16:12

こちらは茅ヶ岳が顔を出したところまでですね。
八ヶ岳は見えませんでした。

【おまけ】
釈迦ヶ岳くらいまで行けるかなー、と思ったのですが、今回は蛾ヶ岳のみとしました。
その理由はコレ。
ハイドレーションのチューブ、洗浄後に先端部分の部品を入れ忘れてしまうという失態。
最初の給水時に口当たりのあまりの柔らかさにビックリして思わず二度見しました(。。;)
とりあえず吸えはするのですが、やはり水が垂れるため無理はせず最初のピークだけにしたのでした…。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

ジョー🐪

木金のお休みは首都圏の平野部しか晴れない予報だったのですが、先週の休日もそんな天気で結局出掛けないまま終了。
今週は山梨の東側は曇り予報だったので、じゃあ、、、と、最初に計画を立てたのは御正体山。
どうせ天気イマイチなら、元々展望のない山へ…という魂胆。
で、向かった道志村だったのですが、御正体山の真上が雨雲の通り道になってしまっていて、道志村に入った途端、断続的に雨。

これはちょっと…ってことで、道の駅にてプランの練り直し。
未踏の足和田山と御坂山地を繋ぐのもいいかも…ってことで西湖へ向けて移動します。
で、十二ヶ岳駐車場前で信じられない光景を目の当たりにする（大袈裟）。

駐車場が封鎖されて工事中 、しかも「駐車禁止」の文字！
これ、十二ヶ岳にも行けないヤツじゃん…と呆然だったのですが、ここで意気消沈している場合じゃない！！
この時点で既に8時近い時間、もうそんなに遠くへは転進出来ないぞ…と困ってしまったのですが、この界隈でまだ未踏の山があったことを思い出します。

それが今回の蛾ヶ岳という訳です。
本当は三方分山から縦走したい山なのですが、今日はもうムリなので最短の四尾連湖コースでピストンすることにします。
スタート直後に致命的な忘れ物をしていたことが発覚したので、結果的に今日はこのくらいの山歩きしか出来ませんでしたが「今日はムリするな」…ってことなんでしょう。
四尾連湖の散策で思いのほかお花も楽しめたので満足です。

次はもっと天気のいいときに精進湖から市川三郷の麓まで縦走したいですねー。
車2台でどなたかチャレンジしませんかー？(笑)

コメント

星鴉

十二ケ岳（毛無山経由）登山口について
今日は。
閉鎖されていた駐車場というのは多分文化洞トンネル東側にあった空き地の事だと思われますが、登山者のマナーの悪さから？随分前に使えなくなりました。
数年後にトンネル西側先を山側に入った場所に登山者用駐車場が出来、あまり沢山は停められませんが今はここが使えます。
車だと見落とし易いですが入り口に小さな看板あり。
又、蛾ケ岳山頂は南アルプス（と富士山）を眺めながら長居するには最高の場所なので積雪期に再訪されるのをお勧めします。
新緑・紅葉の時期もいいですが。。。

ジョー🐪

登山口事情
To：hosigarasu77さん

こんにちは！
駐車場はそういう経緯で使えなかったのですねー。 そして、別の場所に新設されているというお話…時期未定ですが、訪問する際の参考にしたいと思います。

冬の蛾ヶ岳も良さそうですね♪
もう少し天気のいい時期に再訪してみたいです