蝶ヶ岳〜常念岳周回：最高の景観だけど疲労困ぱい

2020年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: 13:13
• 距離: 16.3km
• 登り: 2,051m
• 下り: 2,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:20
• 休憩: 0:52
• 合計: 13:12

3:58 三股駐車場
4:09 4:09 三股登山口
4:39 4:44 ゴジラみたいな木
5:27 5:32 まめうち平
6:02 6:04 蝶沢
6:42 6:47 第二ベンチ
7:01 7:01 最終ベンチ
7:16 7:16 大滝山分岐
7:21 7:38 蝶ヶ岳
7:55 7:56 蝶ヶ池
7:56 7:56 蝶ヶ岳ヒュッテ
8:01 8:01 瞑想の丘
8:18 8:18 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
8:25 8:26 蝶ヶ岳三角点
8:31 8:37 蝶槍
9:34 9:35 2592ピーク
12:54 12:55 常念岳
13:00 13:01 三股への分岐点
13:49 13:55 前常念岳
15:15 15:15 2207標準点櫓跡
16:56 16:57 三股登山口
17:10 三股駐車場

天候

晴れ。午後からはガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三俣駐車場より

写真

4時、真っ暗の中、登山口出発

ゴジラの木。
ここで常念でなく蝶方面へ向かっていると気づいた！
大失態だ。

常念。疲れたのちに、あんな所を登り下りするのだと恐ろしくなる。

アップ。あの登り、恐ろしい

常念からの稜線。素晴らしい景観。

蝶ヶ岳に着くと突然の槍穂高。
あまりの近さと壮大感に感激。

槍から左方向へ

大キレット〜涸沢〜穂高

更に左へ

大キレットのアップ行きます

もっとアップ

続いて涸沢

もっとアップ

奥穂と吊り尾根と前穂　で良かったっけ

前穂と焼岳　で良かったっけ

蝶ヶ岳山頂も抑えとかな

安曇野市方面

蝶ヶ岳ヒュッテと常念。
いつかこのテント場で泊まりたい

ずっとノンビリしていたいが出発

パノラマ銀座の始まり

楽しくてずっと左を見て歩く。これは最高だ。

眼下に上高地

蝶ヶ槍へ

蝶ヶ槍から安曇野方面

同じく槍穂

ガスが出てきたが、こんな景色がずっと続く

ラスボスの常念がついにやって来た

登りの疲れを景色が癒してくれる

槍様も励ましてくれる

ゴロゴロ岩が辛いぞ。足が進まない

特等席でランチとした。

常念岳登頂

暫し景色を堪能。というより疲れすぎて動けない。

遠くを眺める雷鳥。
後ろ姿が恰好良い。

前常念付近のゴロゴロ岩場下り。膝も心も壊れそう

前常念の避難小屋

この分岐で常念方面の看板を見落とした。
真っ暗だったのでスルーしてしまったようだ。

感想

Kazu50

毎週のように好天を期待しながらもできないまま夏も終わった。
それでも、やっとピンポイントで晴れそうで計画。それが見事にはまった。
コロナで山小屋予約が困難の中、たまに見かける常念から蝶の周回しかないと決断。
たまにレコで見かける10時間強のコースで、自分も普通よりは早いコースタイムだから、
「なんとかなるか」とチャレンジしてみた。
最初に言っときますが、トレランとか田中陽希さんのような本物が行くコースです。
人よりは健脚かなと思うレベルの人が安易に行っては駄目です。

もともと常念岳から蝶ヶ岳の周回を計画していた。
しかし真っ暗の中、分岐を見落とし蝶ヶ岳方面へ行ってしまった。
ゴジラの木で気づく始末。
あまりにショックだったが、天気の良いうちに槍穂高を早く確認できるだろうと、
心を切り替える。これが結果として正解だった。
蝶ヶ岳に到着した途端、目に飛び込んできた景観は最高！
こんなに近いんだと驚きと共に感動ひとしお。
ここから常念方面までのパノラマ銀座、名前に違わない素晴らしいコースで、
これは病みつきになるな。
しかし、常念への登りが辛かった。息も絶え絶え。
そのうえ、そこから前常念の前後の岩場の下りが無茶苦茶キツイ。
そして、岩場以降の山道も想像以上に長い。
常念から4時間、心も身体も切れて悲惨でした。
未熟者はパノラマ銀座見て引き返すのが正解かも。
この周回は常念周りが良いと言われるのはその通りだった。
でもあの景観を見ると、これだから山は辞められないと感じる。
辛さは忘れるから、結局最高の山行きとなった。