取立山 オオシラヒゲソウと白山を愛でる
- GPS
- 03:50
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 640m
- 下り
- 628m
コースタイム
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は刈り払いが綺麗にされている。 大滝の高巻き時に滑りやすいので要注意 |
写真
感想
今夏は限られた仕事の休みと天候が合わず高山にも登れず仕舞い。異常な猛暑もようやく過ぎて重い腰を上げることにした。仕事の切りがついたので山へ行こう、しかし一ヶ月ものブランクで体力に自信がない。試しにとオオシラヒゲソウの便りが届く取立山に向かうことにしました。
取立山の林道ゲートはフリー、道路脇の看板には500円とあるが以前は300円ではなかったかな?と思いながら広い駐車場に着くと7台ほどの車があった。
周回コースを大滝から右回りする。登山道を十数分歩くと辺りには滝音が轟く。大滝の左岸の絶壁に白い花が数輪、オオシラヒゲソウを見るのは初めてでしばらくはその妖艶さに釘付けとなる。ウメバチソウの仲間らしい。他にもないかと滝の向こう側にも目を凝らすが見当たらなかった。
さてここからが登山の始まり、足腰の調子を伺いながらゆっくりと登って行く。谷を詰めて稜線への九十九折れが終る所で本日初の登山者と出会う。私よりも年上と思しき方で挨拶を交わす。何か話そうと思ったが後の祭り、この方がtanbazaruさんだったと後で分かる。いつもレコではサングラス姿をよく見受けるが分からなかった。コツブリ山で出会っていたら確実に分かっただろうと残念。
稜線に出ると勝山の平野が眼下に望める。空は薄曇りで所々に青空が覗いている。風は全くない。自然と笑みがこぼれる瞬間。
まずは前方の小高いピークのコツブリ山に着くと、久方ぶりに眼前に見る白山連峰は新鮮だった。登山道脇には彼方此方にオヤマリンドウが咲き乱れている。中には蕾を開いているものもある。取立平を進むと一組のご夫婦とすれ違う。挨拶をするとマスクをポケットから出して口を覆うようにされる。しかし時節柄しょうがないのかな?ちょっと度が過ぎている気もするが…。
取立山に到着すると二組六名の方が休憩中だった。風はほぼなくちょうどいい加減の気温。白山と別山を眺めながら昼食休憩する。冬季の板谷の頭から大長に続く県境稜線も結構アップダウンがありそうだな。自分が行くとしたら板谷の頭ぐらいだろうかと想像してみたりする。
山頂標柱より西にある三等三角点を踏んで下山していく。この西尾根は灌木が密集する尾根で、展望が一切得られないし林相も楽しめないつまらない尾根だと今更ながら思う。黙々と展望のない尾根を下りススキが生える広い道に出るとホッとする。下りたら山頂方面は青空が広がっていた。
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