笠ヶ岳

2020年09月15日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,829m
• 下り: 2,183m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:15
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:26

4:20 わさび平小屋
4:30 4:30 笠新道登山口
7:30 7:40 杓子平
8:45 8:45 笠新道分岐
9:25 9:25 抜戸岩
9:55 9:55 笠ヶ岳山荘
10:05 10:38 笠ヶ岳
10:42 10:42 笠ヶ岳山荘
11:40 11:45 笠新道分岐
12:27 12:40 杓子平
14:40 14:50 笠新道登山口
15:38 15:38 新穂高温泉バス停
15:46 市営無料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

このコースは、暗いうちに登り始めないと心配です。

登山口にある最初で最後の水場。
今日は、4リットルの飲料水を背負っているので、大丈夫なはず。
結局、暑くなかったこともあり、2リットルで足りました。

急登と言ってもジグザグの道ですから、手を使うようなありません。飯豊山のダイグラ尾根の方がよっぽどキツイです。

今年は、刈払いをしていないようなので、笹が覆っている箇所もありましたが、問題はありません。

この案内だと、笠新道登山口から杓子平まで登り3時間、下り2時間が標準タイムらしいです。

乗鞍岳と御嶽山くのツーショット。

穂高のシルエットも見えてきましたが、今は我慢。ひたすら登り続けるだけ。

ノンストップ3時間ジャストで杓子平に到着。コースタイムからすると半分は過ぎたことになり、なんとなくほっとします。

杓子平に出たとたんに広がる景色は、感動ものでした。

しかもこんなに晴れてる〜。

晴れているうちにあの稜線を歩きたいという気持ちが募ります。

念願の笠ヶ岳が目の前に・・
頑張ろう❗

まずは、抜戸岳まで登らねば。

アルプス感たっぷり。

晴れててくれよ、笠ヶ岳。

ここもまた、それなりの急登ですが、短いので大丈夫。

もう一息。

穂高岳や・・

槍ヶ岳も見えてきました。

稜線間近。

いよいよ待望の笠ヶ岳への稜線歩きの始まりです。

簡素な分岐の標識ですが、これがあると安心できます。
反対側に少し登ると抜戸岳 ですが、今日は無視。

レコで良く見る写真。

アップ

分岐

乗鞍岳と御嶽山。

振り返ると剣岳も見えました。

近づいていきます。

抜戸岩。

笠ヶ岳山荘が見えてきました。

歩いてきた稜線。

頂上？

いや、頂上はあちらでした。
立っている方は、kyotojoeさんです。

しかし、噂通りの360度の素晴らしい眺めです。
遠くに先月登った白山も見えます。

北に目を向けると黒部五郎岳、その後にこれまた先月登った薬師岳、その奥に剣岳、立山、水晶岳、鷲羽岳、野口五郎岳と名山のオンパレードです。

更に右手には抜戸岳と歩いてきた尾根、その後方に表銀座の山々が・・

そして、槍ヶ岳と穂高連峰。

笠ヶ岳頂上に到着。
帰りのことは考えずに今は、登頂の喜びに浸ろう。

頂上におられたkyotojoeさんに撮って頂きました。
ありがとうございました。
シャッター時に腹をへこませたかいがありました。
60過ぎの78キロのメタボ体型には見えないで笑？

槍ヶ岳と・・

穂高岳が目の前にあります。

アップ

笠ヶ岳も形が良いので、目立ちますが、鷲羽岳も形が良いので目立ちますね。

薬師岳は、どっしりとした山容が目を引きます。

水晶岳の険しい山頂付近も良く見えました。
とにかく、笠ヶ岳の展望は、素晴らしいの一言ですね。

北側のクリヤ谷方面。

さて、辛い下山の始まりです。
そんなことを考えていたら、すっかり笠ヶ岳山荘の写真を撮るのを忘れました。小屋は閉まってはいますが、バッチだけは売っていました。

段々とガスが上がってきたようです。

こちら側からだと小槍も良く見えます。

抜戸岳への登り返し。

何度も振り返ってしまいます。
本当に晴れた日に登ることができてラッキーでした。

杓子平に下ります。

杓子平にも雲がかかってきましたが、もう、雲ってもらっても構いません。

ここからが最後の踏ん張りどころです。

2時間かけて到着。そんなに長く感じませんでした。

ここから駐車場までの1時間の林道歩きは、涼しくて気持ち良かったです。最後に沢渡温泉で汗を流しました。(^-^)

感想

しのぶ

登った日がちょうど晴れてくれて、ラッキーでした。今回は、車中泊ではなく、わさび平小屋に泊まったので、完全な日帰りとは言えないかもしれませんが、日帰りに不安を抱える方は、わさび平小屋宿泊をお勧めします。
部屋は、カプセルホテルのような構造ですので、カーテンを閉めるとプチ個室となります。
トイレもウォッシュレット、お風呂にも3時半から入れます。何しろ、登山口まで10分ですから、50分の林道歩きをカットできるのが魅力です。
笠新道は、急登でキツイとよく言われていますが、道はジグザグに切ってあり、同じペースで登ることができるので、難しいコースではありません。ただ、暑い時期はさすがに登りたくはないですね。
小屋が閉まっていることもあり、登山者は少なめでしたが、皆さん、健脚で驚きました。抜かされても、不安にならず自分のペースを守ることを心掛けたせいか下山後も余力があったのは予想外でした。