南奥駈道 前鬼から太古ノ辻〜行仙岳

2020年09月19日(土) 〜 2020年09月20日(日)

• GPS: 14:35
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,369m
• 下り: 2,696m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:20

6:16 前鬼林道ゲート
6:47 6:59 小仲坊
8:14 8:15 二ツ岩
9:01 9:01 水場
9:06 9:21 太古の辻
9:34 9:34 仙人舞台石
9:45 9:46 石楠花岳
10:12 10:14 天狗山
10:29 10:29 奥守岳
10:47 10:47 嫁越峠
11:00 11:00 天狗の稽古場
11:09 11:30 地蔵岳
11:45 11:45 般若岳
12:02 12:02 滝川辻
12:19 12:19 乾光門
12:48 13:06 涅槃岳
13:33 13:34 証誠無漏岳
13:44 13:44 鎖場
14:00 14:01 阿須迦利岳
14:17 14:27 持経の宿
14:32 14:32 持経ノ宿の水場
14:40 持経の宿

2日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:06

14:40 持経の宿
6:16 6:25 持経千年檜
6:53 6:54 両又分岐
7:07 7:09 平治ノ宿
7:30 7:31 転法輪岳
8:00 8:07 倶利伽羅岳
9:06 9:06 水場まで10分
9:07 9:13 怒田宿跡
9:22 9:27 行仙岳
9:59 10:06 行仙岳登山口
12:16 ゴール地点

天候

1日目曇り、2日目雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はございません。踏み跡の薄いところがありますが基本尾根伝いに道はあります。持経宿過ぎるとテープなど道標が沢山あって分かりやすかったです。

写真

9/19 6:16

前鬼ゲートから出発。
途中水の補給ができないので水多めに持ってきた。水3.5ℓ、ウイスキー500mlと無駄に重い

9/19 6:43

久しぶりにきたからワクワク

9/19 6:43

自撮りしてみた。

9/19 6:44

前鬼山由来

9/19 6:47

小仲坊が見えた！

9/19 6:48

朝日に照らされて爽やか〜

9/19 6:49

お馴染みのピンクの電話

9/19 6:50

行者堂　第二十九靡　前鬼山

9/19 6:51

宿泊所に人影が。お一人泊まられていたそうです。

9/19 6:56

どこをみても絵になる風景。

9/19 7:00

石畳がいい感じ

9/19 7:01

五鬼堂住居跡　野面積みの石組、風情があります。

9/19 7:16

さてさて、登っていきますぞ。

9/19 7:24

テープや標識があるので迷わないです

9/19 7:29

森の木と苔にいやされるわぁ

9/19 7:38

岩ゴロゴロのところもあります。

9/19 7:48

853階段はずっと連続ではなくて断片的にあります。そして最後はしれっとなくなる。

9/19 7:57

まだこの辺は余裕

9/19 8:03

まだまだ続きます

9/19 8:14

二つ岩に到着。

9/19 8:20

前日雨だったので枯れ沢に水が流れています。

9/19 8:22

水の流れ

9/19 8:26

釈迦ヶ岳上空は雲がかかっています。

9/19 8:29

大日岳のとんがりがみえた！

9/19 8:35

この岩乗り越えるの少し大変

9/19 8:39

雲がかかっています。

9/19 8:42

なんか庭園ぽくてよかった

9/19 8:50

やっと800

9/19 8:57

晴れ渡って青空〜

9/19 9:01

わぁ、綺麗やなぁ

9/19 9:02

あともうチョイ

9/19 9:07

よっしゃー、太古の辻到着！

9/19 9:07

綺麗やなぁ。なんとなく秋の感じがする

9/19 9:07

さあ、いよいよ未踏区間の南奥駈道へGO！

9/19 9:08

持経宿まで5時間の文字見て気持ちが楽に。持経宿で一泊して余裕が有れば平治宿まで様子を見に行きたい（と、この時までは思っていた）

9/19 9:20

第三十三靡の二つ岩（二つ石ともいうらしい）の名がなぜここにかるのか？ますます興味が増していく。。。

9/19 9:28

振り返ると五百羅漢（ごひゃくらかん）がよく見えました。

9/19 9:36

西側に見えているのは太尾登山口からの稜線だと思ふ

9/19 9:36

これから向かう南奥駈道の稜線

9/19 9:38

ワクワクドキドキ、ええわぁ。

9/19 9:45

石楠花岳「しゃくなげだけ」

9/19 9:53

石楠花のトンネル。暗くて熊がいそうな気がして恐る恐るクリア（汗）

9/19 10:00

再び笹道になり、トリカブトが群生して沢山咲いていました。

9/19 10:04

振り返って釈迦ヶ岳方面。雲がかかっています。

9/19 10:06

どこまでも山

9/19 10:12

天狗山に到着

9/19 10:12

9/19 10:13

山頂の様子

9/19 10:24

再び前進、道標もおおい。バイケイソウの枯れたのが真っ黒でキモかった。

9/19 10:29

奥守岳に到着

9/19 10:30

この辺から少し踏み跡が薄い

9/19 10:31

尾根線に沿って南進

9/19 10:45

嫁越峠

9/19 10:53

前日の雨で濡れた笹でゲイターも登山靴もびしょ濡れ。（しっかり防水処理しておけばよかったと反省）

9/19 10:56

猿の腰掛デカっ！

9/19 11:00

天狗の稽古場に到着。神秘的な名前が気になる。

9/19 11:00

平坦な原っぱです。

9/19 11:06

第二十六靡　子守岳（地蔵岳）に到着

まさかと思ったけどスマホの機内モードオフにしたら電波拾った！LINE、インスタの通信可能でした（SoftBank）

9/19 11:40

ススキが茂ってします。もう秋の気配

9/19 11:48

第二十五靡　般若岳

9/19 12:00

滝川辻まできました。

9/19 12:12

次に見えるのは涅槃岳（ねはんだけ）

9/19 12:19

第二十三靡　乾光門（拝み返しの宿跡）

9/19 12:20

ルリセンチコガネ、今日はたくさん見かけた。

9/19 12:33

ええ景色やなあ、と写真撮りながら休憩。
涅槃岳の登りが一番辛かった。

9/19 12:45

涅槃岳に到着

9/19 12:46

第二十四靡になります。

9/19 13:07

ここからもいい景色

9/19 13:13

どこまでも続く山

9/19 13:16

だいぶ疲れてきた。まだまだ先は長い。

9/19 13:30

どこまでも

9/19 13:33

証誠無漏岳（しょじょうむろうだけ）

9/19 13:33

証誠無漏岳山頂から分岐

9/19 13:33

八人山への分岐があります。あっちはもう未知の世界。行くことあるかな？

9/19 13:40

初めて岩場に出ました。

9/19 13:41

鎖場を降ります。足がかけにくかった

9/19 13:45

そして次は登りの鎖場。阿須迦利岳（あすかりだけ）の登りの始まり

9/19 13:49

と、思ったら違った。クッソーあれかよ

9/19 14:00

程なく阿須迦利岳に到着

9/19 14:00

よっしゃー、持経宿まであと25分！
結局、水はここまでで2.5ℓ消費しました。

9/19 14:07

持経宿まであと10分、深仙小屋5時間55分の55分が気になる

9/19 14:16

あ、人工物

9/19 14:17

ヤッホー！持経宿に到着。

9/19 14:18

持経宿の入り口

9/19 14:18

トイレも完備

9/19 14:18

綺麗にお掃除されています。

9/19 14:19

第二十二靡となります。

9/19 14:19

水場の案内

9/19 14:19

使用上の注意が記されています。
前日に予約の電話をしていたけど飛び込みの人も多いらしい。

9/19 14:20

周辺案内図。いろんなことが気になり始める

9/19 14:20

中の様子

9/19 14:20

綺麗に整理整頓されています。

9/19 14:32

早速、水場の確認と補給

9/19 14:32

沢からホースで水を引いてあります。

9/19 14:41

今日はここまでか。この先の奥駈道が気になってきた。

9/19 15:14

ここまで行動食だけだったので夕食も兼ねたお昼ご飯にしました。誰もいない持経宿でウイスキー飲んでほろ酔い気分。もう最高！

9/19 15:29

小鳥のオブジェがお洒落。ほろ酔い気分で贅沢な時間満喫

9/19 15:55

中に貼っていたバスの時刻。これを見てもう決心が固まった。予定変更で前進あるのみ！行仙岳まで行って浦向（うらむかい）に下山で決定。

持経宿独り占めのつもりだったけどやっぱり連休となるとそういう訳にもいかず。和歌山の山岳会の方4名、大阪の山岳会の方2名が日が暮れてから到着された。

いびきの大合唱と小動物が落とすドングリの音でほとんど寝れず。
朝食はマルタイ棒ラーメン

9/20 6:09

小雨の中レインスーツ着て出発！
はじめてのルートなので時間はかなり余裕をみています。

9/20 6:12

小屋に貼っていた案内図のとおり。ここは右へ

9/20 6:13

右へ10m先左へって書いてある。

9/20 6:14

レインスーツのフードで入り口完全に見落として行きすぎていた（汗）景色がいい感じ。
で、さっきの案内ちゃんと見ておけばよかったと後悔

9/20 6:20

戻ってきてここから奥駈道へ復帰

9/20 6:24

持経千年檜

9/20 6:27

すごく整備された感じでわかりやすい。

9/20 6:34

登山道に落ちているゴミを拾いながらすすんできたけど、そのゴミ袋を落としたと思い焦る。まあ持経宿まで拾ったゴミは回収したからと自分を慰める。

9/20 6:44

案内板もしっかり

9/20 6:53

中又尾根分岐、ここから池原へ下ることもできます。

9/20 6:53

中又尾根

9/20 7:05

見えてきた。

9/20 7:06

平治宿です。

9/20 7:06

水場の案内。枯れることがあるみたいなので注意です。

9/20 7:06

第二十一靡

9/20 7:07

中の様子。持経宿より狭くてこじんまりとしている。昨晩9時ごろ持経宿を通られて入れなかった方はここで休むことができたのだろうか。

9/20 7:34

雨の紀伊山地がいい感じ。

9/20 7:35

手前が行仙岳、奥が笠捨山だと思ふ

9/20 7:39

降ってからの劇登り。距離は短いけどメンタル弱い自分に改めて気付く。

9/20 7:56

こんなところも有ります。注意すれば問題なし

9/20 7:58

さっきの岩を巻いてこの鎖場を登ります。

9/20 8:01

倶利迦羅岳（ぐりからだけ）に到着。ここで行動食の羊羹を食べて小休止。ザック下ろしたら落としたと思っていたゴミ袋がザックカバーの隙間に間違って差し込んでしまっているのに気付く。よかった〜。

9/20 8:23

この「ガンバレ」が心に響いた（笑）

9/20 8:37

ここまで動物にら合わなかったけど大きなリスを発見。写真撮れず。

9/20 8:51

足が短いと登りにくい。

9/20 8:54

だいぶ近づいてきたな。本日のラスボス行仙岳

9/20 8:55

絵画のような景色

9/20 8:56

東側の景色。国道425号も時々みえた。

9/20 9:05

第二十靡　怒田宿

9/20 9:13

最後の登り

9/20 9:20

NTTの無線中継所のアンテナがありました。

9/20 9:21

あともうチョイ

9/20 9:22

行仙岳に到着！第十九靡

9/20 9:22

晴れていれば絶景だと思われる

9/21 7:24

持経宿で計画変更したので破線ルートの浦向道の状態が分からず。佐田辻へはいかずに白谷トンネル東口へ降りることにしました。

9/20 9:30

ここから30分

9/20 10:02

程なく国道に出ました。そしてこの階段、前向きに降りようか後ろ向きに降りようか悩んで前向きに降りた。

9/20 10:03

レコで見たことある登山口

9/20 10:03

ここからひたすら舗装路歩き。

9/20 10:10

巨大なヒキガエル。

9/20 10:12

あの稜線を歩いてきたのかと振り返る

9/20 10:13

役場まで8キロ

9/20 10:14

カッチョええ景色

9/20 10:14

またまた稜線を振り返る

9/20 10:18

あの岩の感じがグッド

9/20 10:49

カナウナギトンネルの名前が気になる

9/20 11:04

何度も振り返り自己満足に浸る

9/20 11:28

美しい水の流れ

9/21 7:54

ひたすら歩き続けてこちらが浦向道の入り口。（下山の時に見落としていたので写真は翌朝車で調査に戻ってきて撮影）

9/21 7:54

ボーッと歩いていると見落とします。

9/21 7:52

この建物から約100mほどのところが入り口。車は約２台くらい留められそうでした。

9/20 11:50

もう少し

9/21 7:41

公衆トイレがあります。

9/20 11:58

やっとやん。

9/20 11:59

バス停まできたのでとりあえず休憩したかったけど周りに何もないから役場のバス停まで移動

9/20 12:00

あと3時間待てばバスに乗れるけど。。。

9/21 7:39

役場のバス停でどうするか考える。バスに乗ると前鬼ゲート到着は日没後。ここは思い切って人生初めてのヒッチに挑戦！
なんと一台目で乗せてもらえることに

9/20 13:14

乗せてくれた方は帰りに寄ろうと思っていた「きなりの湯」の従業員さん！池原ダムまで送っていただけたので2時間くらいは短縮できた。チップを渡そうとしたけど「あかんあかん！風呂に入れやんよ‼︎」って断られてしまった（笑）帰りに必ず寄ります！と約束した。ホンマに感謝でしかない。

9/20 13:16

ダム湖の風景見ながら前鬼口を目指します。

9/20 13:50

ここまでも結構距離あったけどアプリは役場のバス停で終了済み。
終盤にきてここからの登りが死ぬほどしんどかった。死なんけど。

9/20 15:23

前鬼トンネル、四つくらいあります

9/20 15:29

不動七重の滝がみえた。

9/20 15:37

いつ見てもすごい迫力！

9/20 16:10

なんとか前鬼ゲートに到着して車を回収。前鬼口からゲートまで2時間くらいかかった（汗）

約束通りお世話になったきなりの湯で汗流して。
車中泊のつもりなので遠慮なく生ビール！おかわりも

9/20 17:45

ジビエの燻製

9/20 17:51

とんかつ定食も豪快に注文して売り上げに貢献。
本当にありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

ta_ba8016

昭文社の山と高原地図で南奥駈道をずっと眺めて妄想の日々。
この連休に行く予定だったアルプス遠征がキャンセルになったので木曜日の夜に南奥駈道の計画に変更。金曜日会社に出勤して始業前に持経宿の予約を取りもう逃げられない状況を作って登ってきました（笑）
太古の辻から先は人の少ない未踏区間で恐る恐るだったけど雰囲気に慣れてきたらしんどい事忘れて楽しい山の旅。ああ、もうハマりそう！
自分なりに立てた計画を実行して達成する楽しみ、時には思い切った事するのも面白い。
まさかヒッチハイクまでするなんて！（笑笑）

行仙岳登山口の確認もできたし、こちらは次の楽しみとして。。。
まだまだ夢か広がります！

コメント

massu-

お疲れ様でしたー
遅コメすみません！
最後の最後に前鬼口からゲートまで歩くとか、ちょっと信じがたいヤバさですね(笑)
でも楽しそうで羨ましいです。
お疲れさまでした！

ta_ba8016

Re: お疲れ様でしたー
いつもは日帰り登山ばかりだったのに、初めて持経宿での宿泊と未踏区間縦走。下山してからは人生初めてのヒッチと池原から徒歩で前鬼ゲートまで車回収と大冒険の2日間(≧∀≦)
やってみたらしんどい事忘れて楽しい思い出。これはクセになりそうな予感です😊
縦走ってこんなに楽しいんや〜。