東海自然歩道へのチャレンジvol.3 箕面〜北摂霊園

2013年01月05日(土) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 8.8km
• 登り: 763m
• 下り: 294m

コースタイム

9:00箕面駅−10:00箕面大滝−10:25百年橋−11:20箕面ビジターセンター−12:00開成皇子の墓−13:20北摂霊園

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

箕面

コース状況／危険箇所等

●道の状況
きわめて良好。開成皇子の墓の箇所のみ、本来はきちんと作られていた木道が老朽化で崩れて、通行禁止となり、迂回路を通らねばならず、そこだけが少し細くて危ないかな、という程度。

●トイレ
箕面大滝に至るまではそこかしこにありますが、滝から先は、ビジターセンターと北摂霊園という東海自然歩道の今回歩いた両端にあるのみ。
どちらもきれいで、ちゃんと紙もあります。
ビジターセンターのほうには、募金箱あり。

●水場・売店
水場も売店もトイレ同様、大滝まではたくさんあります。
そのあとでは、ビジターセンターに蛇口の水場があり、売店もありますが、飲食系は売っていなかったかも（すみません、よく確認しませんでした）。
北摂霊園にも売店があり、ここは飲食物もありますし、自販機も置いています。

●温泉
箕面の駅に足湯あり。
箕面温泉スパーガーデンも900円で日帰り入浴可能（17時からは700円）。
北摂霊園からバスで戻った千里中央、北千里駅からは「水春」という日帰り温泉施設への無料送迎バスがあります。

写真

1/6 7:34

阪急箕面駅。20年ぶりくらいかな？　写真の左側に観光案内所があって、そこで足湯を利用できます（有料）

1/6 7:42

駅前に東海自然歩道起点の碑が。でも、正確にはここじゃないんだなぁ。だけど、これを撮れただけでも、箕面駅から出発した甲斐があったというものです。

1/6 7:44

笹川良一の像。こないだの東京知事選に立候補した笹川さんのご尊父ですな。日本船舶振興会会長。「一日一善！」のCMが懐かしい。箕面の名誉市民です。

1/21 18:23

桜広場にあった展望台からの眺め。

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野口英世の像。なんかここに母親を連れてきた親孝行に感激した人が知事とかに働きかけて建てたそうな。昭和30年建立とありました。まだドクターノグチが偉人の鑑のように思われていた時代やね（笑）

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有名な滝です。駅から2kmも歩いたっけ？　こんなに滝の近くに寄れたんだ、とずいぶん過去の記憶が薄れていたことが判明（笑）

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滝を出て最初に見つけた東海自然歩道を示す案内。これはわかりにくい……。

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滝近くの駐車場を越えた百年橋にある案内図。ようやく自然路っぽくなりますが、これはまだ箕面の自然研究路。東海自然歩道ではありません。

1/6 7:51

ビジターセンターです。中の展示もなかなかおもしろいです。管理人さんと少しお話して、わかりやすい地図ももらい、先の道の情報も聞けました。

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さあ、ここが本当の東海自然歩道の起点です。

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途中にあった大阪平野全体を表したレリーフ。

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レリーフのアップ図。これでもよくわかりませんね；

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開成皇子の墓の手前の木道。きちんと組まれていたのですが、老朽化のため、通行止めに。

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開成皇子の墓。すげえきちんと整備され、これ以上は近づけません。さすが宮内庁管轄と妙なところで感心。

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開成皇子の墓の説明。別に流されたりしたような人ではなかったんですね。

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こういうポイントが随所にあるので、道はとてもわかりやすいです。

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途中にあった立派な石塔。お墓かな？　勝尾寺関連のものでしょうか？

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すごくわかりやすい案内図。見ると平成23年の設置とのこと。できたて、ほやほやじゃん！

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こんな鉄塔の下もくぐります。

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北摂霊園出口の標識。

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標識側から見た北摂霊園

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北摂霊園はこんな感じ。といっても、これはごく一部。とっても広い霊園です。なにしろ、中にバス停がいくつもあるんですから。

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自然歩道に一番近いバス停がモニュメント前。これがそのモニュメント。

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へへへ、この中にうちのお墓があります。

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バス停近くの休憩所。売店やトイレもあります。

撮影機器：

Canon PowerShot A1000 IS Canon

感想

hironag

年末年始で大阪の実家に帰ってきていますので、東海自然歩道のチャレンジ、今度は西の起点から始めました。
起点の箕面からとりあえずは北摂霊園を目指す。
実は北摂霊園にはうちのお墓もあるので、
ついでに新年最初のお墓参りもしようと思い、
お線香などをもって、出発しました。

東は高尾山口の駅すぐそばから始まってましたので、
西もそうかと思いきや、けっこう起点までは距離があったのが意外でした。
それでも、駅前には起点の碑があったんですけどね（写真参照）。

ということで、ビジターセンターまではどういう経路をとってもいいので、
滝までの道も自然路に近い桜広場というちょっと登る回り道をしてみました。

なもんで、滝に着くまで1時間もかかってしまいました。
ガイドを読むと、駅からビジターセンターまでは約90分となっていたのですが、滝などもじっくりと眺めたりしたので、たっぷり2時間もかけてしまいました。

ビジターセンターからがいよいよ東海自然歩道です。
道は勾配のきつい場所もそれほどなく、普段の山登りに比べれば楽に進めます。
折しもこの日はこの冬一番の寒さの日。
汗もじんわりとはかいたものの、しずくのようになることはなく、
上着を一度も脱ぐこともなく、快適に歩けました。
こんなのは初めてじゃないかな。

道もほとんど迷うことはありません。
だって、「山火事に注意」とか、「ゴミは持ち帰りましょう」とかの注意が書かれた標識に必ず「東海自然歩道」と明記されているからです。
30分歩いてて、これが見つけられなければ、それはもう道を間違えているといってもいいでしょう。

途中にある開成皇子のお墓は、なかなか立派なものでびっくり。
こんな山にあるのだから、政争にでも敗れて、流されて山中で亡くなったのかと思えば、そんなことはなく、近くのお寺に写経を収めた立派な行いをされた皇子だったとのこと。
そんなわけで、お墓も宮内庁の管轄になってて、おいそれとは近づけないし、柵の中も立派に整備されておるのですよ。さすがだと思いました。
あ、ちなみに開成というのは、あの頭のいい学校と同じ名前ですが、こちらは”かいじょう”と読むそうです。

1時過ぎには北摂霊園に到着。時間的にまだまだ先へと進めたのですが、どこで降りれるかがわかりませんし、お墓参りもありましたので、今回はここで打ち止めとし、そこからバスで帰ってきました。

ただ、バスが680円もかかってビックリ！
だって、行きの箕面までは210円だったんですから。
そりゃあ、みんな車で来るわけだと思いました。
でも、次はまたバスでここまで来て、続きを歩かないといけないんですよねぇ〜。