【夜行＋1泊】青山駅→三ツ石山→八幡平→十和田南駅（ガスから晴れの岩手・秋田大縦走）

2020年09月19日(土) 〜 2020年09月20日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 107km
• 登り: 2,659m
• 下り: 2,690m

コースタイム

9月19日
青山駅 22:47
網掛温泉 3:23
ゲート 4:43
三ツ石登山口 5:14
三ツ石山荘 5:59
三ツ石山 6:32
三ツ沼 6:50
小畚山 7:12
大深岳 7:52
大深山荘 8:11
嶮岨森 8:44
諸桧岳 9:50
裏岩手連峰登山口 10:42
見返峠 10:55
源太森 11:43
八幡平 12:14
長沼 13:51
ビジターセンター 14:53
民宿えのぐ箱 16:30

9月20日
民宿えのぐ箱 8:12
八幡平駅 10:42
道の駅 11:37
鹿角花輪駅 12:06
柴平駅 13:33
十和田南駅 14:23

天候

19日：霧後晴、20日：曇時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

いわて銀河鉄道　青山駅
花輪線　　　　　十和田南駅

コース状況／危険箇所等

危険個所はないが、水たまりが多くて歩きずらい。

写真

9/18 21:48

定時退勤して新幹線で盛岡へ！

9/18 22:31

いわて銀河鉄道999に乗り換えます。

9/18 22:41

盛岡の次の青山で下車。盛岡から走ればいいのではという声も聞こえてきそうですが、体力温存ということで。

9/18 23:26

滝沢市役所前のファミリーマートにて行動食購入＋燃料補給。

9/19 4:38

途中から雨が降ってくるが、網張温泉あたりで雨は上がる。ゲート前の巨大工事現場は地熱調査と書いてあった。

9/19 4:41

ゲート到着。登山届提出できます。

9/19 4:58

夜が明けてきた。まずまずの天気か？

9/19 5:14

ここから登山道in。すぐに滝ノ上温泉からの道と合流します。

9/19 5:26

よくわからないが、乳頭山方面の山々。

9/19 5:52

三ツ石山荘手前の水場。期待通りでした。

9/19 5:57

三ツ石山荘到着。風がすごいので山荘内でパンをかじる。

9/19 5:59

ガスガスで何も見えないが、意を決して出発。

9/19 6:09

リンドウばっかりです。

9/19 6:33

三ツ石山到着。何も見えません。

9/19 7:13

小畚山到着。何も見えません。

9/19 7:52

大深岳到着。何も見えません。

9/19 8:17

何も見えないが秋の湿原は楽しめる。

9/19 8:40

太陽が出てきた！

9/19 8:44

嶮岨森到着。何も見えません。

9/19 8:57

霧が晴れていた。振り返って嶮岨森。

9/19 9:05

さらに行ったところで振り返って嶮岨森。

9/19 9:21

道は水たまりでぐちゃぐちゃで、靴の中が浸水してます。

9/19 9:44

一瞬ですが青空も拝めるまでに回復

9/19 9:46

裏岩手連峰縦走路という感じで佳い

9/19 9:51

諸桧岳。ガスは晴れたが展望なし

9/19 10:12

登りませんが畚岳。きれいな形。

9/19 10:24

岩手山の山頂ももうちょいで晴れる

9/19 10:34

畚岳を反対側（北側）から。南側とだいぶん形が違う

9/19 10:38

地熱発電所遠望
https://www.tohoku-epco.co.jp/power_plant/pdf/geothermal_sumikawa.pdf

9/19 10:41

裏岩手連峰登山口到着。

9/19 10:45

しばし道路を歩きます。

9/19 10:56

見返峠到着で前半戦終了。レストハウスで小休止

9/19 10:56

レストハウス駐車場からの岩手山。

9/19 11:11

後半戦開始。時間があるので源太森に向かいます

9/19 11:13

終始こんなに歩きやすい道

9/19 11:29

八幡沼ではすっかり晴れて最高の天気

9/19 11:31

延々と木道が続く

9/19 11:44

源太森到着。約30年ぶりの再訪

9/19 11:48

源太森からの八幡沼

9/19 11:57

八幡沼に戻って、雄大な草紅葉の湿原を進む

9/19 12:00

時には小川もあったり、心が和む。

9/19 12:08

少し登ったところから八幡沼

9/19 12:14

八幡平登頂。展望なし。

9/19 12:16

展望台に登っても展望なし。

9/19 12:23

大沼へ下るコースは人はまばら。2人すれ違っただけでした。

9/19 12:55

（八幡平ですが）八幡平のような風景が続きます

9/19 13:51

途中の長沼で小休止

9/19 14:46

三菱マテリアルの大沼地熱発電所。見学はできなそうですので、退散

9/19 14:53

八幡平ビジターセンターで大休止

9/19 14:59

ビジターセンターに熊がいました。八幡平周辺は目撃情報多数です。

9/19 15:57

アスピーテラインを下って北緯40度線突破

9/19 16:14

民宿近くの個人コンビニ。結構いい値段しますが、背に腹は代えられない。

9/19 16:29

民宿えのぐ箱。にぎわってました。

9/19 18:59

待望の夕食。おかずは少なめですが美味でした。お米も秋田のもので、若干もち米感があっておいしかった。

9/20 7:02

翌日。民宿の秋田犬。毛がふさふさ。

9/20 7:05

待望の朝食。GOTOトラベルに感謝していただきます。

9/20 9:29

十和田南駅を目指して秋田米の道を進む。

9/20 10:01

途中、八幡平駅の手前にあった鹿角八坂神社。お出迎えは狛犬ではなく狛猫。
https://tennoudou.wixsite.com/yasakazinja

9/20 10:43

八幡平駅到着。小さな駅舎。

9/20 10:48

駅近くの大日靈貴神社。超立派です。

9/20 10:49

国重要無形民俗文化財の大日堂舞楽1月2日に行わえるという舞台

9/20 10:51

神殿から外をみたところ

9/20 11:45

「道の駅かづの」にある祭り展示館に入場。
https://www.ink.or.jp/~antler/maturitenji.html

9/20 11:53

8月19日、20日に花輪で行われる夏のお祭り、日本有数のお囃子「花輪ばやし」の屋台。十町内すべての屋台が展示されています。

9/20 12:39

昼食はビールとカップ麺、その後昼寝するも少々寝すぎてしまった。

9/20 14:10

時間はあまりないが、十和田南駅近くの錦木（にしきぎ）塚展示室へ。

9/20 14:18

錦木塚見学。

9/20 14:23

十和田南駅到着。駅裏（国道沿い）にコンビニがあるが、駅を迂回するため結構遠い。

9/20 15:21

そうは言ってもこれがないと旅は終わらない。次回の布石も計画通り完了し、もう少しで青森県到達。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

感想

mnakano

シルバーウィークの4連休。GWに行くはずだった庄内空港→成田空港が欠航になったため、とりあえず4連休最後の9/22に変更してあった。天気が今一つの感もあるが、総額3300円の航空券を無駄にするのももったいないので、東北遠征に出かけることに。

当初計画では田沢湖駅から真昼山地を経て横手を行くはずだったが、コロナの影響で真昼山地の登山道には手が入っておらず藪になっているらしい。そのため、岩手山から北上し、十和田南を目指すこととするが、距離は110kmもあり、到底日帰りでは辿りつかない。2週前の飯豊と同じく下山したら適当な宿泊地に泊まる作戦で宿探しをすると、いい場所に民宿があり、GOTOトラベルの割引対象にもなっているのでこれできまり。帰りは庄内空港に行かないといけないので、鳥海山祓川ルートも歩き、最後は羽黒山と鳥海山をロードで結ぶ欲張り企画となった。

会社を定時で引上げ、水戸線で小山へ。新幹線乗り換えが4分しかないのに友部で5分遅れの発車。しかし水戸線は単線のため行き違いが多く、あっけなく回復運転に成功して定刻に小山着。仙台でハヤブサに乗り換え予定通り盛岡到着。当初、雫石から出発する予定だったが、以前の早池峰山へ行ったときの出発点である紫波中央駅との接続を考え、いわて銀河鉄道の青山駅（本当は盛岡駅からにしたかったが、体力的に不安だった）に変更した。

初めのうちは雨も降らず、順調に進むが相の沢キャンプ場あたりから霧雨になり、徐々に雨が強くなり傘さしで深夜の県道を網張温泉へ歩く。横になろうにも路面が濡れていて横になれずに我慢の旅。網張温泉まで行くとスノーシェッドがあり、ようやく横になって休憩して体力回復。

同時にこのあたりで雨が上がる。ゲートの直前で地熱調査の大掛かりな調査をやっているためか、登山道への林道はきれいな舗装道。ゲート過ぎても舗装路は続き、登山口へは6時間半かけて到着。ここから登山道を進むが、標高1200mを超えて以降、終始ガスの中で何も見えず。3時間くらいガスの中を歩くと、ガスが晴れてきて、裏岩手連峰らしい待望の大展望。この後はガスの餌食になることもなく順調に八幡平を経て大沼へ下山。今回はここから7km行ったところにある民宿で宿泊。夜行で登山したら、下山後はせいぜい10km歩くのが限度だろうから、7kmの位置にあるのは大変好都合。しかも翌日は30kmの行程となり、休足日にするには都合がよい。

宿の1泊2食でうれしいのはご飯のお替りが自由であることだが、案の定自分のお櫃はすぐになくなってしまった。それを見ていた隣の夫妻がご飯を恵んでくれて感謝。もちろん朝食のご飯も恵んでもらった。

エネチャージ完璧状態でロードを順調に十和田南まで進み、将来の布石完了。次回は十和田南から青森市にいくか、青森市から十和田南を目指すか、またどこを歩いていくか、ルートに悩むのも楽しい作業である。

とりあえず、初日の天気はまずまずでよかった。翌日の鳥海山に続く。

コメント

satfour

意外とニアミス
mnakanoさん、こんばんは。
東北遠征、意外と近くにいたようです。

裏岩手縦走路、いいですね。
水のある風景、秋の湿原は美しいです。

裏岩手、行きたいと思いつつ、交通手段も難しく、行けていません。
かといって、mnakanoさんみたいに脚力もないので、
このようなレコは真似できませんが、
やっぱり、なんとかして、行きたいという気になりました。

mnakano

Re: 意外とニアミス
satfourさん、おはようございます。
私が鳥海山登山中に海岸線を南下されたようですね。
裏岩手縦走路は思ったよりも整備されていて、多くの人が歩いていました。確かに距離は長いので準備が大変ですが、是非お試しを！