（奈良）畝傍山をぶらっとハイキング（奈良遠征のラスト）

2020年09月23日(水) [日帰り]

• GPS: 01:27
• 距離: 3.9km
• 登り: 132m
• 下り: 127m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:12
• 休憩: 0:16
• 合計: 1:28

13:10 スタート地点（橿原運動公園）
13:10 13:10 畝火山口神社（登山口）
13:49 14:05 畝傍山
14:05 14:05 畝火山口神社（登山口）
14:38 ゴール地点（橿原運動公園）

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畝傍山は沢山の登山口があるが、今回は西側の橿原運動公園の駐車場に車を停め、西側の畝火山口神社登山口から登った。

コース状況／危険箇所等

ほとんど遊歩道状、標識多し。

写真

9/23 13:10

西側から望む、大和三山の一つ、畝傍山

9/23 13:25

西側の麓に、畝火山口神社（うねびやまぐちじんじゃ）。お参りした後、ここの脇から登り始める。

9/23 13:35

山中は遊歩道状だが、分岐が多い。

9/23 13:36

たまに少し険しい部分あり。

9/23 13:37

畝傍山の下半分は、花崗岩質の岩でできている。

9/23 13:38

少し上に登ると、「シームレス地質図」（産総研）が示す通り、岩質が変わり、流紋岩質溶岩になった。

9/23 13:41

怪しい色のキノコたち

9/23 14:09

これもキノコの一種かな？　キツネノチャブクロにも似ている。

9/23 14:09

半分しなびかけの、白いキノコ

9/23 13:43

頂上部はなだらかで、常緑広葉樹の森になっている。弥生時代、飛鳥時代には、こんな森が平野も丘陵にも広がっていたんだろうなぁ・・

9/23 14:00

頂上に到着。標高　約199mで、大和三山では一番高い、長男格

9/23 13:47

頂上は木々が多いが、北東方面に、昨日登った耳成山が見えた。

9/23 13:57

頂上から西は、多少視界が開けていて、今日の午前中に登った大和葛城山（と金剛山）が、ぼんやりと見えた。

9/23 14:03

頂上にあったご神木

9/23 14:04

大和三山を詠った万葉集の詩歌が書いてある（中大兄皇子）。こういう説明版を見ると、古え（いにしえ）の場所に来たなぁ、という感じだ。

9/23 14:20

同じ道をさっさと下る。麓には少し田畑があって、ちょうどヒガンバナが咲いていた。「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うが、今日は蒸し暑かった。

9/23 14:23

麓の古めかしい通り。畝傍山付近の、古い歴史を感じさせる通りだ。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

ベルクハイル

・この日は午前中に、ロープウエーを利用して、葛城山へとハイキング。天気は下り坂のようだが、前日には、大和三山のうち、耳成山、天乃香久山を登ったので、午後は残った畝傍山（うねびやま）も登ることにした。

・大和三山の中では一番標高が高い（約199m）畝傍山だが、ハイキングというより散歩のような感じで、登山口からは、あっという間に山頂に着いた。

・山頂からは、西側に少し展望があり、当日午前中に歩いた葛城山が見える。他の方向は木々が多くて視界が開けてないが、前日に歩いた耳成山が木々の間から望めた。
・この山は、山頂登頂に価値があるのではなく、山全体を覆う、豊かな自然林（常緑樹の森）に価値があるように思えた。やぶ蚊が多いのが難点だったが．．
弥生〜飛鳥時代には、このような常緑広葉樹の森が、この付近、いたるところにあったんだろうなあ、などとも想う。

ーーー
・これで、今回（3日間）の奈良遠征（軽登山、歴史ハイキング）は終了。いずれも登山というほどのレベルではなかったが、曽爾高原、倶留尊山の高原風景は印象的だったし、大和三山〜飛鳥の里ハイキングでは歴史を感じ、なかなか良い山旅だった。