小川谷廊下
コースタイム
8:45 出合
10:35 つるつるの大岩
14:35 経路
15:30 駐車スペース
(撮影のため時間かけています。)
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年06月の天気図 |
ファイル |
非公開
2609.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
2回目小川谷。
生憎の雨。でも、雨の沢は緑が映えて美しい。
稜線での雨は本当に足が動かなくなってしまうけれど、
沢での雨は不思議なことに嫌ではない。
今回はTORYさんと一緒。禁断の川へ行った以来。^^(キンダン川)
それほど増水もせず、撮影しながら進んでいく。
難しかったのはつるつるの大岩の一歩目と
大滝手前の右から突破する曲り滝の水流に置く一歩。
あんまり自分の登りに納得できず、次回に期待。
大滝は右岸を巻く。巻き道中盤でトップを行くTORYさんが
目をまんまるくして立ち止まる。その先にはうずくまる毛皮が…。
シカ?イノシシ?…のっそり立ち上がりこちらを見ると
『クゥ〜ン、クゥ〜ン』とかすれた切ない声で
足元にジタバタとすがりついてきた。
…イヌだ…!!こんなところに…。???
赤い首輪をしてガリガリにやせ細ったワンちゃんは必死ですがってくる。
ひとり(一匹)で寂しかったんだね〜。かわいそうに…。
行動食を分け与え、首輪にカラビナとスリングで簡易リードをこしらえ、
残りの滝を越えていく。
ワンちゃんが水を異常に怖がって、徒渉が全くできず。
遭難したトラウマ?(イヌだけど^^;)
仕方ないのでTORYさんと2人で抱っこしたり、滝を引っ張り上げたり、
かなり苦労した。
大滝からは沢の記憶がほとんどない。ワンちゃんで手いっぱいだ。
そういえば、TORYさんとキンダン川に行った時も沢で犬に遭った。
囲まれ、そして吠えられた。あの時は怖かった。
『沢に犬がつきものの2人ですね。』などと話しつつ経路へ。
雨足も弱まり、穴ノ平橋に着くころにはワンちゃんはとても生き生きしてきた。
公衆トイレでワンちゃんに雨宿りしてもらい、一旦お風呂に入り、
食べ物を買って、再度穴ノ平橋へ。
ワンちゃんは鳥のから揚げ(TORYのから揚げ^^)をペロリと食べて満足そう。
着いてくるかと思われたが、とどまって居たい様子なので
(ご主人様を待っているのかな?)そこでさよならした。
その後もワンちゃんのことを気にしながら帰路に着いた。
翌日TORYさんが差し入れを持ってトイレに行ったが何もいなかったそうだ。
無事ご主人様に会えているといいな。
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