雪の棒ノ嶺


- GPS
- 04:30
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 768m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 晴れ(稜線は風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
さわらびの湯駐車場を利用させていただきました。 ダム〜白沢谷登山口間に凍結があり、通過の際は要注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・白沢谷登山口〜東屋 登山口からゴルジュ帯まではさほど雪は多くないです。 ただ沢を横切る箇所が結構ありますんで、雪解けなどで増水すると注意が必要かと。 東屋手前から15〜20cmほどの積雪がありました。 ・東屋〜棒ノ嶺 積雪はやはり15〜20cm位でしょうか。 吹き溜まりの箇所は太ももまで埋まりましたので、極力積雪の少ないところを登りました。 山頂の雪は風で飛ばされていて深くはなく、地面が露出しているところも。 |
写真
感想
元旦に行けなかった棒ノ嶺…。
1000M未満の山ですが、これがプチ沢登りはあるわ、気持ちのいい尾根歩きはあるわ、山頂は広くて展望はいいわで、至れり尽くせりでお気に入りの山です。
まさにおいしいところをぎゅっと詰め込んだ感じ。
先月から『雪が降ったら棒ノ嶺』って決めてました。
一昨日の雲取山でのあのポカポカ陽気から一転、爆弾低気圧通過に伴い、関東平野部で降雪し、そのまま積雪に。
たまたま休みだった為、これは千載一遇のチャンスとみて、あまり雪山の経験は無いですが行ってみようと思いました。(雪国出身なんですがね…)
コースは単純に白谷沢コースのピストンとしました。
やはり雪を被ったあのゴルジュをゆっくり堪能したかったからです。
歩き出しからすでに強風で心配でしたが、天気は素晴らしいのでモチベーションは落ちませんでした。
雪は登山口には無く、ゴルジュ帯の手前から次第に出てきました。
目当てだったゴルジュの景観は雪と相まって素晴らしかったです。
いくつかある滝もいいアクセントとなって楽しませてくれます。
ただ、やはり少し水量は多いなって感じました。
ゴアのブーツなら全く問題ないレベルでしたが、雪が解けてさらに水量が増したらちょっと渡るのが厳しそうだなって感じでした。
ゴルジュを過ぎると積雪も深くなり、先行者さんと思われるトレースに気付き、ありがたく使わせていただきました。
あの見慣れた東屋も真っ白…。
登り進めていくと風も出てきて、上空は『ゴーッ』と唸りを上げ、結構ビビリました。
雪があるわりにはいいペースで進んでましたがトレースが岩茸石〜ゴンジリ峠の間で無くなってました。
はて?
引き返したと思われる後も無く…。
という事でゴンジリ峠手前の急坂辺りからまさに一人旅となりました。
本格的なラッセルは未経験なんで、まぁきつかったです。
ヤマレコでみなさんよくラッセルされてますが、良くこんなこと出来るな〜って思います。
もう無雪期の何倍もの体力が奪われます。(膝ラッセル程度でしたが…)
ゴール地点が見えてもこれがえらく長く感じました。
山頂直下で吹き溜まりにはまってしまい(腰まで)、もがき苦しみました。ほんの2,3メートル先なんか地面見えてるのに、何やってんだ俺…
山頂はもちろん貸しきり状態でしたが、寒くてそれどころじゃなかったです。
もう手が…、かじかんで全く機能しません。
さらには携帯のカメラも寒さでダウン…。手とともにガスで必死に温めました。
ってことで、メシをササッと食べて即下山!
ゴンジリ峠の手前で経験豊富そうな男性2人組みの方々、岩茸石辺りで御夫婦が登って来られあいさつを交わしました。
下りも登り同様、アイゼンの出番はありませんでした。
登山口に戻ってくると満足感で一杯になりました。
素晴らしい機会を与えてくれて、山の神様に感謝です。
それにしても、一昨日のあの雲取山からのこの様相の激変にはビックリさせられます。
やっぱ自然ってスゲーっす。
前日に関東地方は大雪とニュースでしたね。
山頂付近の積雪は気持ちよさそうw・・・
だれのトレースもついていない場所を歩くのって
得もしれないうれしさがあるでしょう?
そしてこのようなフカフカ雪では、ワカンかスノーシューならスイスイと進めますよね。
(体験的には沈み込み量が半分から1/3で済みますね)
買っちゃいましょう!!!! w
ururu12さん、(超遅)コメントどうもありがとうございます(笑)
ノートレースはメチャクチャ嬉しいですが、反面、自分が道を付けなくちゃってちょっと責任も感じちゃいますね。
雪国育ちだったので、子供の頃は『かんじき』を履いてましたね。
時代は進んでワカン(まぁかんじきですか…)、そしてスノーシューと。
めっちゃ欲しいですが、本格的な雪山はたぶん来シーズンからかなって思ってます。
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