都心積雪 その翌日の丹沢・搭ノ岳(山スキー滑走者も!!)
- GPS
- 09:20
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
駐車場出発7:50〜駒止茶屋9:40〜花立山荘11:50〜搭ノ岳山頂到着13:00
(登り時間:5時間10分) *山頂休憩:1時間
下り:
山頂出発14:00〜花立山荘戻り14:40〜駒止茶屋戻り15:50〜駐車場戻り17:10
(下り時間:3時間10分)
*総登山時間 9時間20分(山頂休憩1時間含む)
天候 | 快晴(微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〜R246〜秦野戸川公園駐車場(大倉尾根登山口) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大倉尾根登山口の駐車場まで、道路に雪は一切ありませんでした。 ・当の「秦野戸川公園駐車場」ですが、朝は8:30開門で、閉鎖は18:00ですので、 早朝からの駐車は出来ません。ですが、秦野戸川公園バスターミナルの向い側に民間の コインパーキングがあります。 (平日1日=500円、土日祭日は1日=800円との事です。24時間営業ですので、早朝夜間もOKです) ・大倉尾根自体は鎖場、崖等の危険箇所はありません。一般的な登山道です。 ・雪の状況は最大で1m以上の新雪箇所あり、逆に雪薄箇所ありと、 ゾーンによって積雪の違いがありました(詳細は感想の方にありますのでご確認下さい) |
写真
感想
搭ノ岳登山(単独・日帰り)
1/14の都心初雪の次の日、丹沢・搭ノ岳へ行ってみました。
当初、塩水橋から丹沢山〜蛭ヶ岳のピストンをしようと思い、15日の早朝
宮ヶ瀬湖からヤビツ峠に入ろうとしたら、何と前日(14日)の大雪で全面通行止に!
仕方なく、取り止めかどこかへ変更しようかと迷っていたところ、
同じ降雪直後の雪山登山なら大倉尾根でも良さそうだと思い、急遽目的地変更で
搭ノ岳登山となりました。
近場の雪山、それに降雪直後という事で楽しみにして、いざ、大倉尾根に入ると何と雪無し!
都心でも積雪、私の街でも雪(もちろんベタ雪ですが)が積っていたのに
なんで山中で雪が無いのか? 期待外れもいいところです。
ですが、当日の天候は超快晴で、絶好の登山日和でしたので、気持ち切り替え
(雪は無くとも、最高に気持ちいい!)搭ノ岳山頂を目指します。
進んで行くと、見晴茶屋の辺りから雪が出始めました。最初の雪は街中と同じく
湿ったベタ雪です。地元・神奈川でふかふかのパウダーを期待して、降雪後の
山を楽しみに来たのですがこのベタ雪です。やっぱり神奈川ではダメなのか?といった感じです。
それでも来た以上、戻る事もないので進んで行くと徐々に雪が深くなって来ました。
それと共に、雪質の方も新雪に変わり始め、期待通りの雪山登山(ハイク)となって参りました。
もう駒止茶屋の辺りでは結構な積雪で、トレース外せば脚がズボズボです。
その中の新雪をかき分け進んで行く、一部ですがプチラッセルもなかなか気持ちいいもんです。
雪質が良いのでアイゼン無しでも全く問題ありません。
ですが、これが本当のアルプス辺りで本気のラッセルしようものなら大仕事で汗だくでしょう・・・
そして、花立山荘に到着するとまた雪が減っています。
その先も暫く雪薄の登山道でした。(しかもまたベタ雪です)
やはり斜面の向き、風向、日当り等でこんなにも違うものかと改めて感じた次第です。
さらに進んで行くと、最後の山頂の峰に続く細尾根辺りから本格的にすごい積雪と
なってきました。写真にもありますが、軽く120cmのストックがズッポシです。
トレースも細く、そのトレース底面もまだ踏み固めが不十分で柔らかい部分が
多々あり、トレース内でもズボっといく場面も結構あります。
又、今回はテン泊・縦走デビューに備えて、高負荷・高重量登山のトレーニングも兼ねてみました。
大型ザックにテン泊及び、冬山装備満載で約17.5kg位になりました。
本格的に縦走される方からすれば、まだ差ほどでもない重さかもしれませんが、
私としては、初めての重さにもうヘトヘトです。深い積雪も相まってペースは全く
上がりません。
さらに山頂直下の最後の急斜面は、その積雪と急斜で相当手こずらされました。
多くの人がここで手こずったようで、トレースも適当に柔らかく不十分なものが何本も
出来ていて、私のような経験の浅い者ではどれが一番良さそうなトレースなのかも
判らず、結局自分で踏み固めて行くような状況となり、一歩ずつ踏み固めて
ようやく山頂へ辿り着きました。
(結局、大倉尾根で登り5時間10分もかかってしまった)
それと、その山頂直下の急斜面を山スキー滑走者が滑り降りて行きました。
私もスキーをしますが、まさか神奈川県内でしかも天然雪・本当の山斜面にて、
スキーをする人が現れるとは・・・驚きですが、これも大雪・降雪直後の光景なのでしょう。
到着がだいぶ遅れた為、山頂での景色は霞みぎみでしたが、風も弱く程よい日差しの中、
ゆっくりと1時間も休憩し(いつもは30分程度)今度は今まで手こずらされて来た
新雪急斜面をズボズボ・バリバリと下って行き無事下山完了となりました。
(下り3時間10分)
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