杏ヶ岳〜掃部ヶ岳〜鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳 榛名山を巡る一日目

2020年10月02日(金) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,245m
• 下り: 1,259m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:38

6:21 高崎市営無料駐車場
6:59 7:04 杖ノ神峠
7:19 7:21 鷲ノ巣山
7:49 7:59 杏ヶ岳
8:26 8:26 鷲ノ巣山
8:37 8:38 杖ノ神峠
9:06 9:07 耳岩
9:15 9:22 西峰
9:41 9:54 榛名山
10:19 10:25 硯岩
10:29 10:31 沼峠
11:00 11:12 鬢櫛山
11:49 12:07 烏帽子ヶ岳
12:34 12:36 烏帽子ヶ岳登山口
12:51 12:51 掃部ヶ岳登山口
12:55 12:55 高崎市営無料駐車場
12:59 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道145号線で鳥居峠を越え、長野原を経由
信号「郷原」を右折後、県道28号線を走行
湖畔の宿記念公園そばの高崎市営無料駐車場に駐車
トイレもあります

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜杖の神峠
林道歩き（途中から未舗装）
・杖の神峠〜鷲ノ巣山〜杏（すもう）ヶ岳
登山口付近は笹が茂り出し、わかりにくいですが、
通過後は、笹丈も短く以後道筋明瞭
小さなアップダウンが連続、東側の急斜面箇所あり
・杖の神峠〜掃部ヶ岳〜鬢櫛山
峠の登山口の急登から笹に覆われ、登山道が不明瞭
笹を掻き分けて、道筋を判別する箇所もあるので注意
朝露をたっぷり含んでいる笹薮では、少し濡れました
杖の神峠から掃部ヶ岳はあまり歩かれていないように思います
・掃部ヶ岳〜鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳
登山者が多く、木段が整備されています
鬢櫛山登山口は県道28号線を横断し
僅か左の笹薮の切れ目から入りましたが、標識はありません
テープあり、踏み跡もはっきりしています
鬢櫛山を下り、烏帽子ヶ岳分岐に至ると整備された登山道
但し、急坂で湿った岩場は滑落注意
山頂付近も笹が繁茂（笹の下に道筋明瞭）
山頂から南に笹を分けて進むと
榛名富士と榛名湖を見下ろす絶景の展望岩があり、お薦めです

その他周辺情報

小野上温泉　さちの湯
http://www.spa-sachinoyu.jp/
登山口に近いとは言えないのですが
相馬山に登った折、安くて良い温泉とお聞きし、
気になっていた、弱アルカリの「美人の湯」♪
今更美人なんておこがましいのですけれど(^^;

写真

10/1 18:00

前夜は中秋の名月
榛名富士と湖面に映る美しすぎる月に言葉を失いました。かぐや姫はこんな夜に月の世界からお迎えが来たのかもしれません。

10/2 5:55

夜明けの鬢櫛山
榛名山の外輪山巡り、第一日目の始まり(^^♪

10/2 6:11

言葉は要りません

10/2 6:40

林道杖の神峠線
山腹を巻く緩やかな林道

10/2 6:41

頭上の稜線を掃部ヶ岳に向かって縦走するのでしょう

10/2 7:01

ツリフネソウ
そろそろ花は終わりかけ

10/2 7:02

林を抜け、峠に近づきました。見えている峰は西峰？

10/2 7:02

この春登った天狗山はどれ？

10/2 7:04

杖の神峠
駐車場から約45分かかりました

10/2 7:04

杏ヶ岳への登山口
笹藪が気になります

10/2 7:05

入口付近の笹薮が濃く、不安になりましたが、ここを過ぎると快適でした

10/2 7:21

標識あり

10/2 7:21

樹間に三峰山？

10/2 7:22

鷲ノ巣山
杏ヶ岳への中間点位

10/2 7:25

目指す杏ヶ岳

10/2 7:43

ぽつんと一軒家、ではなく祠(^^;

10/2 7:49

杏ヶ岳山頂に到着
三等三角点と祠がありました

10/2 7:49

さようなら
一度訪ねたかった杏ヶ岳に来られ大満足♪杖の神峠に戻ります！

10/2 8:22

相馬山は何といっても人目を惹く山(*_*)

10/2 8:36

杖の神峠に戻りました。道を横断し、掃部ヶ岳に向かいます。

10/2 8:38

石仏
笹藪に隠されてしまうのでは？

10/2 8:55

漸く笹薮の急登を終え、平坦な尾根歩きに

10/2 8:59

耳岩
凄いのは、木が水平のまま岩壁に生えている光景。木の逞しさに唖然

10/2 8:59

垂壁の下を通り抜け

10/2 9:02

標識完備

10/2 9:11

尾根上も笹薮の濃い個所があります

10/2 9:15

振り返った杏ヶ岳

10/2 9:19

外輪山というお皿の中で水を湛える榛名湖

10/2 9:37

こう見えて笹薮の急登！僅かな窪みが道の証！

10/2 9:39

藪漕ぎの足を止め、しばし絶景を堪能♪

10/2 9:39

尚も笹薮は続き、平泳ぎ(^^;

10/2 9:42

掃部ヶ岳山頂に到着
いきなり藪から飛び出したという表現がぴったり！杖の神峠から掃部ヶ岳に登る人は圧倒的に少ないように感じます。百名山の宿命でしょうか？

10/2 9:42

山頂貸し切りで絶景を独り占め(^.^)

10/2 9:43

杏ヶ岳

10/2 9:43

遥かに浅間山のシルエット

10/2 9:43

少し色づき始めた木々と相馬山

10/2 9:53

立ち去り難い思いを振り切り、下山開始！鬢櫛山に向かいます♪

10/2 9:54

足元に榛名湖
秋の行楽シーズン突入を感じさせるバイクの絶え間ない唸り声が麓から響いて来ます。

10/2 10:15

せっかくなので硯岩にも寄りましょう

10/2 10:19

この絶景を見逃してはいけません(^^ゞ

10/2 10:19

足元厳重注意

10/2 10:19

明日歩く予定の天目山と氷室山

10/2 10:33

県道28号線を横断
鬢櫛山登山道の標識の類はありません。カーブミラーの少し左の笹薮の切れ間から入ると、間もなく明瞭な踏み跡になりました

10/2 10:50

目に涼しい丈の短い笹原

10/2 10:59

鬢櫛山
手作り山頂標識が嬉しいです

10/2 11:27

この標識から登山道が一段と良く踏まれている雰囲気に、烏帽子ヶ岳が人気の山と実感！

10/2 11:28

加護丸稲荷
石造りのお狐様が鳥居の後ろでお出迎え

10/2 11:45

山頂付近も笹薮が濃くなっています。踏み跡が分るので問題はありません。

10/2 11:46

烏帽子ヶ岳山頂は平坦な笹原。麓から見上げる特異な台形とかけ離れた穏やかな印象にびっくり(*_*)

10/2 11:50

出会ったパーティに教えて頂き、岩場まで行くと、これまた絶景の展望台でした(^^♪烏帽子ヶ岳に登ったらお見逃しなく！

10/2 11:50

言葉は要りません

10/2 11:50

榛名富士を見下ろすかのような展望

10/2 11:50

二ッ岳と相馬山
二ッ岳は今回登らず、未踏のまま(/_;)オンマ谷、臥牛山、蛇ヶ岳、ヤセオネ峠とまだまだ未踏！いつになるやら分かりませんが、また計画せねば(^^;

10/2 12:06

見飽きない美しさの榛名富士。明日は朝一番に登ります！登りがきつそう(:_;)

10/2 12:07

山頂に戻りました。後は下るのみ。ちょっと寂しいものの、小野上温泉が楽しみ♪

10/2 12:21

お狐様たち
よく見ると愛嬌のある顔をしています(^.^)

10/2 12:22

鬢櫛山分岐に帰還

10/2 12:33

烏帽子ヶ岳登山口に近づきました。ここにも加護丸稲荷の赤い鳥居。

10/2 12:34

無事下山
晴天に恵まれ、大満足の山巡りができ、感謝です。

10/2 12:35

登山口脇の案内板

10/2 12:37

言葉は要りません
このまま時が止まってくれたら、なんてつい思ってしまいます(^^;

10/2 12:37

明日登る予定の山並み

10/2 14:16

水沢うどん
近くに来たら、やっぱりこれを食べないと！つい寄り道しました(^^;

10/2 15:05

相馬山でお会いした方からの情報を忘れず、やっと実現した待望の温泉はなんと「美人の湯」＼(~o~)／

10/2 16:33

高根展望台から
群馬百名山登山中はあちこちお邪魔し、しばらくご無沙汰でしたが、群馬ちゃんの可愛さにも惹かれ、また来たくなります♪

10/2 16:44

小野子三山
十二ヶ岳の大展望は、天気も良かったせいか、忘れ得ぬ思い出！

10/2 16:45

子持山でしょう
帰りに鹿と出会ったのを思い出します

10/2 17:04

榛名湖の夕暮れ
外輪山縦走も、水沢うどんも、小野上温泉もと、欲張りに欲張った一日でした

10/2 17:04

烏帽子ヶ岳

10/2 17:05

そして鬢櫛山
実際に今日足で辿り、山名が頭に刻まれました。年のせいかすぐに忘れてしまいそうで悲しいけれど…

感想

kyom4

榛名山と一口に言っても、赤城山と同様に
周囲にピークが沢山あり、夫々のピークに違った面白さがあって
アップダウンに辟易しながらも、その魅力に誘われます。
最高峰に登り、その山を知り尽くしたように思ったのは
大いなる錯覚と、過去の自分に思い至るのですが、
これも百名山の残した功罪の一つと考えざるを得ません。

雪が降り、薄っすら白くなった登山道を踏み、
掃部ヶ岳に登った後、榛名富士に登ったのは12月頃だったか、
やれやれ、百名山一座登頂、と榛名山から関心は遠のきました。
しかし、相馬山、水沢山、杏ヶ岳、烏帽子ヶ岳など
後になって魅力的な尖峰の数々の存在を知り
全山縦走の記録も拝見し、縦走に興味を抱くようになりました。

全山縦走を一日では、現在の自分には到底無理！
二回、いや三回に分けても良いのでは、と自分を甘やかし
今回は手始めに二日間で、それぞれ日帰り縦走を計画。
日を改め、コースを新たに考えるのも楽しみかもしれず
下見のような意味で、登れなかった山に執着しませんでした。

前夜、中秋の名月を榛名湖畔で眺めた一瞬は、至福の時でした。
翌日も晴天に恵まれ、思わぬ笹藪漕ぎもありましたけれど
快適な縦走を楽しめ、その後、水沢うどん、小野上温泉と
グルメ、温泉にも欲張りの限りを尽くした感じです(^^;