二子山（横瀬） 雪で断念 じゃ、冨士浅間神社初詣にしましょ。

2013年01月15日(火) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 3.3km
• 登り: 304m
• 下り: 297m

コースタイム

09:45 芦ヶ久保駅（道の駅 果樹公園あしがくぼ）
12:45-13:30 冨士浅間神社
14:30 芦ヶ久保駅（道の駅 果樹公園あしがくぼ）

天候

快晴でしたが風強く…。

アクセス

利用交通機関：

電車

西武池袋線利用、飯能乗換で芦ヶ久保駅下車。
駅至近に道の駅。
登山者用駐車場は別途誘導看板有り。恐らく無料。

コース状況／危険箇所等

登山道の起点から全て雪道でした。
積雪量は10cm〜40cm（場所により）で、雪質は降雪翌日だった為柔らかめでした。
なお、下山時には凍り始めたのかザクザクした感触に変わっていました。
雪山登山に慣れていらっしゃる方であれば特に危険に感じるような箇所はないものと思われます。

写真

1/15 8:44

芦ヶ久保駅は昨日の降雪ですっかり雪化粧。

1/15 8:47

駅の下には道の駅「果樹公園あしがくぼ」があります。ほぼ雪しか見えないですが、一応駐車場なんです。

1/15 9:21

道の駅から丸山方面の眺め。山肌がティラミスみたい。

1/15 10:00

登山道の起点です。矢印はあれども道は見えず…。先客がいるものと信じていただけに戸惑いを隠せない我々。

1/15 10:07

前回の二子山登山では浮かれ気分でゴールした鳥居をくぐってビビりながら登山スタートです。

1/15 10:07

初っ端からこの有り様。トレースがないので道が分かり難いのです。

1/15 10:09

少しでも木々が間隔を狭めると、これは道なのかと自信が無くなってきます。

1/15 10:22

横滑りしないように慎重に慎重に…（ビビりながら）。

1/15 10:33

あーもうこれ私の知っている奥武蔵の風景じゃないや、と泣きそうになるのです。

1/15 10:59

踏むとこれだけ沈みます。吹き溜まりだと膝まで平気で埋もれます。全然進めません。

1/15 11:27

駅を挟んで反対側にあるティラミスが木々の合間からチラッと見えたりします。アッチも大変な雪道なんだろうなぁ。

1/15 11:30

稜線に辿り着きました。これでもう道に迷う心配はなくなった！と安堵する我々。

1/15 11:31

木に積もった雪が強風に煽られて舞い落ちてきます。太陽の光でキラキラ。素敵。

1/15 12:13

すごいなぁ、雪は。

1/15 12:29

冨士浅間神社まであとひと踏ん張り！ここは岩がゴロゴロしていて、その間に雪が溜まっているので歩き難さこの上ないです。しかも強風に晒されて四苦八苦。

1/15 12:43

山の景色と雪の木々。結構登ったんだなぁ。

1/15 12:45

冨士浅間神社に到着ー。ここは強風ってより暴風でした。

1/15 12:51

神社の横にあるちょっとしたスペース。昨秋はここでお肉を焼いて食べたのでした。今日は無理です。

1/15 12:52

実は本殿ってコチラなのかな？んーどうなんだろ。

1/15 12:51

眺めは最高です。秩父市街を望みつつ、達成感に包まれる我々。

1/15 12:53

ちょっと撮影失敗しちゃいましたが、パノラマです。

1/15 13:37

帰りはまた来た道を引き返します。まるでゲレンデのモーグルコース。

1/15 13:42

往路はこの森で何度も道に迷ったのです。帰りは自分たちが残した足跡が頼りです。

1/15 13:52

あーもうキレイだなぁー。

1/15 14:11

段々とフワフワだった雪がザクザクしてきます。

1/15 14:13

植物って強いんだなぁ。

1/15 14:30

あっ、氷柱発見！

1/15 14:41

ここが最後のヤマ場です。足を滑らせると右にある沢へ落ちちゃいます。

1/15 14:47

はぁーなんとか生きて帰れたよー。楽しかった！

1/15 14:49

電車が目の前を通り過ぎていきます。

1/15 14:52

やっと終点。私達が朝残した足跡の他に足跡はありませんでした。ただいまー。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

yama-de-cola

雪が降ると庭を駆け回る犬のようにはしゃぐ私。
せっかくの平日休みを家で過ごすのは勿体ないとばかりに道具をかき集め、
でもまだ雪山は未経験なので「本格雪山登山」は無理だし…
それなら行き慣れた奥武蔵の山域なら雪も少ないだろうし楽しいかな、なんて。

山のうっすらとした雪化粧を拝んでみたかったんです。
そんな、ほんの出来心。

西武線で車窓を眺めていると、正丸トンネルを抜けたら景色が一変。
すんごい白い。トンネルマジック恐るべし。川端康成もビックリ。

とりあえず二子山山頂を目指して登山口へ意気揚々と向かうも、
「登山口→」の看板の「→」側には何の踏み跡もない雪の絨毯が見事に敷いてあり
ただ呆然と立ち尽くす我々。

軽アイゼンはどのタイミングで装着すべきなのか…とか、
登山道はキチンと判別できるのだろうか…とか、
そもそもこれ雪山初心者でも行っていい状態なのだろうか…などと、
不安と期待の中で少ない脳ミソがフル回転。
そして一歩を踏み出したのでした…。


…とまぁ、こんな感じの軽いハイクでした。
ほとんど登山道が識別できない状態っていうのは不安でいっぱいになるんですね。
これは率直な感想として。
山地図を何度も睨みながら進み、それらしい道らしきものに出ると歓喜。
そんな繰り返しでした。

もっとまともな感想となると、反省点しか挙がってきません。
イチイチ書くことでもないので割愛しますが、
「本格雪山登山」なんて私が夢見ちゃいけない位にハイレベルなのだろうなぁと思っちゃいました。
この程度の雪で撤退を選んでしまった訳ですから。

山の状態はというと。
降雪明け初日でしたから、雪はフワフワしていました。
足を抜かなくても蹴って歩を進められる程。
積雪量は木々の合間の陰った箇所で靴が埋もれるくらい、
有る程度見通しの利く山道でふくらはぎが半分埋もれるくらい、
吹き溜まりだと膝まで埋もれました。

他に登山者の形跡が一切見られなかったので相変わらず道は不明瞭だと思われます。
陰になっていた箇所は下山時既に凍り始めていたので、歩行にはやや難があるかもしれません。

これに懲りて暫くは雪のない山を選んで低山ハイクを楽しもうかな、と思います。
でも存分に雪と戯れる事ができて楽しかったです。大満足。