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記録ID: 261838
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雪山ハイキング
奥多摩・高尾

奥多摩 三頭山  (奥多摩湖→山頂西峰のみ→都民の森)

2013年01月16日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.8km
登り
1,091m
下り
622m

コースタイム

小河内神社BS0719…0747三頭山登山口…09:40イヨ山…1115ヌカザス山…
1214入小沢ノ峰…1249鶴峠分岐…1350三頭山西峰…1415三頭山避難小屋…
1455三頭大滝分岐…1522深山の路分岐…1542石山の路分岐…1600大滝休憩小屋…
1626森林館…1634都民の森案内所
天候 曇り ときどき 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】06:23「奥多摩」駅着
西東京バス 06:40発「留浦」行き乗車→07:15「小河内神社」BS下車
【復路】
西東京バス 17:18「数馬」BS乗車→18:19「武蔵五日市」駅下車
コース状況/
危険箇所等
16日現在、三頭山の奥多摩湖側はくるぶし〜膝丈のラッセルで、
ところにより最大1mほどの積雪があります。
標高1000m近くまでは雪質がサラサラで急坂のラッセルは足が取られます。
雪の下の状況が分かりませんので、岩場や木の根の多い場所、落ち葉の多い場所は
滑ったり躓いたりが多かったです。
山頂付近は締まっていて歩きやすいですが、吹き溜まりに足を入れると
太ももくらいまで埋まります。
五日市側は水分が多いのか靴にくっついて重くなる感じです。
五日市側も雪が溶けて減った印象はなく、多いところで膝丈のラッセルです。
石山の路を三頭大滝方面へ下るあたりは、腰まですっぽり埋まってほとんど身動き取れません。
一度だけ川を渡ります。石が渡してありますが雪で埋まってよく分からないので注意が必要です。

ラッセルに耐えうる手袋が必要です。(オーバーグローブとかインナーの替えとか)
ワカンもあるといいと思います。
奥多摩湖の静かな朝。手元の温度計はマイナス2度。
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奥多摩湖の静かな朝。手元の温度計はマイナス2度。
雪道に足跡はナシ。積雪後、第一号か?
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雪道に足跡はナシ。積雪後、第一号か?
登山口ハケーン。今回は迷わず見つけられた。雪を被っていたので払ってあげた。
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登山口ハケーン。今回は迷わず見つけられた。雪を被っていたので払ってあげた。
入口にも足跡がない。第一号ヤッター♪
入口にも足跡がない。第一号ヤッター♪
だんだん陽が上がってきた。風はまったく無い。
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だんだん陽が上がってきた。風はまったく無い。
遠くに奥多摩湖が見える。
遠くに奥多摩湖が見える。
雪を被る奥多摩の山々。何が見えてるのかは私に聞かないで(笑)。
雪を被る奥多摩の山々。何が見えてるのかは私に聞かないで(笑)。
振り返ってみる。膝下のラッセル。
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振り返ってみる。膝下のラッセル。
まっさらな雪面に足を踏み入れる瞬間の「もふっ」って感じがサイコーに気持ちいい。
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まっさらな雪面に足を踏み入れる瞬間の「もふっ」って感じがサイコーに気持ちいい。
吹き溜まりは場所によっては太ももくらいまでくるので、できるだけ避けて通ります。
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吹き溜まりは場所によっては太ももくらいまでくるので、できるだけ避けて通ります。
奥多摩側はサラサラの雪で歩きやすい。が、急坂の登りは逆に滑ってステップが決まらず悪戦苦闘する。
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奥多摩側はサラサラの雪で歩きやすい。が、急坂の登りは逆に滑ってステップが決まらず悪戦苦闘する。
奥多摩湖の向こう側、石尾根の稜線が見える。雪が白く溜まっているのは、日陰名栗峰の東側の草原と思われます。
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奥多摩湖の向こう側、石尾根の稜線が見える。雪が白く溜まっているのは、日陰名栗峰の東側の草原と思われます。
「ヌカザス山」ってこういう字を書くのね。この時点で既に11時を過ぎている。無雪期ならもう山頂に着いててもおかしくない。
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「ヌカザス山」ってこういう字を書くのね。この時点で既に11時を過ぎている。無雪期ならもう山頂に着いててもおかしくない。
この足跡はだぁれ?
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この足跡はだぁれ?
どこまでも雪。ひたすら雪。
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どこまでも雪。ひたすら雪。
独りぼっちの影。ここまで人がいないと、さすがにちょっと寂しくなってくる。
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独りぼっちの影。ここまで人がいないと、さすがにちょっと寂しくなってくる。
なんか…ツボ足、ヘタクソだなぁ私(苦笑)。
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なんか…ツボ足、ヘタクソだなぁ私(苦笑)。
これって、野うさぎかしら?
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これって、野うさぎかしら?
鶴峠の分岐がかなり深く埋まってる。
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鶴峠の分岐がかなり深く埋まってる。
ん?三頭山西峰の山頂にある案内板が見える。尾根をたどってたら、思ってたコースと違う道を歩いたらしい。
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ん?三頭山西峰の山頂にある案内板が見える。尾根をたどってたら、思ってたコースと違う道を歩いたらしい。
ほんっとに薄ぅーく富士山が見えます。
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ほんっとに薄ぅーく富士山が見えます。
ここへ来るのは3度目、毎回ここのベンチは誰かに取られてる。今日は独り占めだ!!
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ここへ来るのは3度目、毎回ここのベンチは誰かに取られてる。今日は独り占めだ!!
動物たちの足跡だけが踊る、無人の山頂。この上ない贅沢…が、少し寂しい気がしなくもない。
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動物たちの足跡だけが踊る、無人の山頂。この上ない贅沢…が、少し寂しい気がしなくもない。
山梨の山頂碑。
多分、六ツ石山かな?
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多分、六ツ石山かな?
既に14時近い。早く下山しなくては。夏道がよく分からず、とりあえず真っ直ぐ下りる。
既に14時近い。早く下山しなくては。夏道がよく分からず、とりあえず真っ直ぐ下りる。
避難小屋まで20分ほどかかりました。ここで今後のスケジュールを考える。
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避難小屋まで20分ほどかかりました。ここで今後のスケジュールを考える。
五日市側は雪の水分が多いのか、靴やスパッツに雪が大量に付いた。
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五日市側は雪の水分が多いのか、靴やスパッツに雪が大量に付いた。
ときは既に14時半。槇寄山から数馬に出る計画は諦め、都民の森へのエスケープを決定。
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ときは既に14時半。槇寄山から数馬に出る計画は諦め、都民の森へのエスケープを決定。
全体的に雲の多い天気ですが、時々青空が見えました。
全体的に雲の多い天気ですが、時々青空が見えました。
さて、行き先を決めたらあとは先を急ぐのみ。16時半には山から出ていたい。
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さて、行き先を決めたらあとは先を急ぐのみ。16時半には山から出ていたい。
三頭大滝の分岐もすっかり雪に埋没。この雪のモリってしたところへ進入。
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三頭大滝の分岐もすっかり雪に埋没。この雪のモリってしたところへ進入。
地図に載ってた白線の道を行こうと思ったら、なんと通行止め。ナニがあるか分からないので、ここは道標に従う。
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地図に載ってた白線の道を行こうと思ったら、なんと通行止め。ナニがあるか分からないので、ここは道標に従う。
時々ピンクテープがありますが、基本的には自分で「これっぽいな」と思うところを通るしかありません。沢に下っていく道って、「間違ってないのかな」ってちょっと不安になる。
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時々ピンクテープがありますが、基本的には自分で「これっぽいな」と思うところを通るしかありません。沢に下っていく道って、「間違ってないのかな」ってちょっと不安になる。
と!!急に現れた人口建築物にオドロキと共に安堵を覚える。人里は近い!
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と!!急に現れた人口建築物にオドロキと共に安堵を覚える。人里は近い!
しかもトレースあるやん!大滝を見に来た人でしょうか。
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しかもトレースあるやん!大滝を見に来た人でしょうか。
人の足跡ってありがたいなぁ…安心するしラクチンだなぁ…。
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人の足跡ってありがたいなぁ…安心するしラクチンだなぁ…。
辺りは日没間近、だんだん薄暗くなってきました。このとき16時19分。
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辺りは日没間近、だんだん薄暗くなってきました。このとき16時19分。
あずまやの分岐で道を間違え、森林館へ出てしまいました。直接周遊道路に出る道もあるはずです。
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あずまやの分岐で道を間違え、森林館へ出てしまいました。直接周遊道路に出る道もあるはずです。
「都民の森」って意外と大きいんですね。この日は観光バスが来ていて、受付のスタッフの方も何人かいました。
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「都民の森」って意外と大きいんですね。この日は観光バスが来ていて、受付のスタッフの方も何人かいました。
車はここまでしか入れないようです。夏はここから月夜見山の駐車場まで入れるんですね。
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車はここまでしか入れないようです。夏はここから月夜見山の駐車場まで入れるんですね。
さて、この道をひたすら数馬BSへ歩きます。日暮れの山道を歩くよりは安全です。
さて、この道をひたすら数馬BSへ歩きます。日暮れの山道を歩くよりは安全です。
あっ、こんなところに分岐が。
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あっ、こんなところに分岐が。
そうか、あずまやからのショートカットはココへ出るのね。
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そうか、あずまやからのショートカットはココへ出るのね。
17時、無事に数馬BSに到着。歩くと1時間かかりますが、心優しきおじ様に車で送っていただきました。ありがとうございました!
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17時、無事に数馬BSに到着。歩くと1時間かかりますが、心優しきおじ様に車で送っていただきました。ありがとうございました!

感想

月曜日にドカ雪が降ったので、降雪直後の奥多摩を歩きたいな、と思い、会社を休んで(笑)行ってきました。

なんとなく、三頭山は積雪が多いイメージがあったので、
雪が降ったらここへ来ようと決めていました。
ルートは過去に2回使った奥多摩湖からのルート。


ただ、月曜に降った雪の量が尋常ではなかったために、
三頭山は想像以上に積雪が多く一人でラッセルするのはかなり苦労しました。
せめてワカンくらいあったらよかったなと思います。
ちなみに凍結箇所はなく、アイゼンは要りませんでした。
(週末はどうなるか分かりませんので持っていった方がいいかも)
むしろ、バス停〜登山口の車道がアホみたいに滑りますので要注意です。


また、夏の縦走用の手袋(薄手のインサレーション入り手袋)しか持っておらず、
急坂であえいでいる間にすっかりビショ濡れになり、休憩で外すと
置いている間に凍るという事態が起こりました。
奥多摩と侮っていました…これは猛反省です。手袋大事です!!!!


山頂に着いたのは14時。無雪期なら11時くらいには着いているはずなので、
3時間近くオーバーしたことになります。
「五日市側は南斜面だしそんなに雪はないだろう」とたかをくくっていたのですが、
避難小屋までの積雪状況もかなりのもので、
これは日没までに数馬へは出られないと思って、急遽都民の森へ降りる事にしました。
歩いたことのない道を冬に歩くのは好ましくありませんが、できるだけ早く山から出るべきと思い、この判断をしました。



無事、日没までに都民の森へ出られましたが、冬季はバスが走っていないので、
数馬まで車道を歩きます。1時間ちょっとかかるらしいです。
が、この日はたまたま通りがかりの車に乗せていただくことができ、
バス停まで送っていただきました。本当にありがとうございました。
17時台のバスで、無事武蔵五日市駅へ帰ることができました。

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