北股川本谷〜池木屋山
boshi
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 770m
- 下り
- 750m
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- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:10
| 天候 | くもり時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
入渓までのイメージです。ドラムHから下り杣道を左に辿って五郎平谷に降ります。谷を渡渉し本谷と五郎平谷の間の尾根を乗り越して本谷の右岸に至ります。これがなかなかわからなかった。
2
感想
〇概要
水温が高いうちに一沢登りたいと思い、北股川にやってきた。
本谷を詰めて池木屋山に至る計画。
〇アプローチ
・北股川林道が、「防犯・防火のため」三之公川出合少し先の橋から先は通行止め。
・取付き（林道終点）迄12�劼領啼司發�。行き先を変えるか迷ったが、頭の中には池木屋山しかなかったので、2時間余りかけて林道を歩くことに。
〇入渓まで
・林道終点（ドラム缶・H鋼：以下、ドラムH）から、尾根沿いに川に下り、川沿いの杣道を左側（上流側）に向かい、一旦五郎平谷に降り立つ。
・そこから少し下って渡渉し、本谷と五郎部谷の間の尾根を乗り越すようにして本谷の右岸に至るのが一般的なアプローチ。
・本谷と五郎平谷の合流点（地図上の755m地点）付近は切り立った廊下の中で、その下流部には高度のある滝が連なっているので、本谷下流からのアプローチは困難。
・それが分からず、杣道を右に行って本谷の下流部に降り立ってしまったり、戻って五郎平谷を本谷と思いこみ上流へ向かってしまうなど、本谷入渓までかなりの時間をロス。
・入渓までが本日の最難関部となった。
〇北股川本谷入渓〜三俣
・幅広の渓谷、天然林の豊かな緑、心地よい清流、林道歩きも含め入渓までに苦労したが、来てよかった。
・秋は水温がまだ高いので、水の中を歩くのはとても気持ち良い。
・苔生した岩が台高の源流らしさを醸し出している。
・沢沿いに杣道が付けられており、岩場など歩きにくい箇所は、杣道を辿った。
・三俣までは、傾斜が緩く滝らしい滝もなかった。
〇三俣〜池木屋山
・三俣からは一番右の谷に入る。
・谷幅が狭くなるとともに傾斜も出てきた。
・最初の2段10m滝は、両岸が迫った奥にある。右側を簡単に巻く。左でも簡単に巻けそう。
・ホウキ谷出合を過ぎて現れる10m滝がこの谷最大の滝。滝つぼに入り浴びた飛沫が心地よい。左右どちらも巻けるが、右のほうが簡単。
・二俣を左に入ると、数mの滝が連続して現れる。いくつか直登。
・最後の出合で右の涸れ沢に入る。さらに少し上で涸れ沢が二分する場所で遡行終了。
・靴を履き替えて、涸れ沢間の真ん中の尾根を直登。ヒメシャラ小木ブッシュをかき分けつつ縦走路に出た。
・左に15分ほど登ると池木屋山山頂に到着。
・山頂で写真撮影ののち、縦走路を少し降りた池のある小屋跡付近にて休憩。
・麓から遠く離れているので、沢の音すら聞こえない。時折、そよ風の音が耳をよぎるのみ。ずっとここにいたいと思ってしまう。
〇千里峰〜北股川林道
・池小屋跡から縦走路を北上し千里峰。
・千里峰から北股川林道に下る尾根に入る。
・尾根の向きは、最初南西だが、西南西、南南西と向きを変えている。
・初めての下りはいつも迷うので、しばしば方位磁針を確認しながら慎重に下る。
・一応尾根沿いにはテープがある。ただし、そう多くはない。
・ナイフリッジを過ぎると尾根は再び西南西に向きを変える。
・かなり下ったところで、「林道へ」の道標あり。
・尾根下りは迷わなかったが、道標を見て油断したのか、まもなく道を失った。
・右往左往しつつも、五郎平谷を渡ったところで、林道跡地（林道とはとても言えない）に合流。ドラムHに至る。
・ここで終了ならばよいのだが、約2時間の林道下りがここから始まった。
〇メモ
・沢登というよりも沢歩き。危険個所はなく安心して歩ける。
・春と違い虫が少ない。
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