ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2621509
全員に公開
ハイキング
丹沢

蓑毛から大人気の丹沢大山−弘法山へ

2020年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:30
距離
17.2km
登り
1,346m
下り
1,552m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:33
合計
6:43
8:29
17
8:46
8:47
35
9:22
9:24
48
10:12
10:12
9
10:21
10:40
7
10:47
10:47
6
10:53
10:55
5
11:00
11:02
12
11:14
11:14
16
11:30
12:06
2
12:08
12:08
6
12:14
12:14
18
12:32
12:32
8
12:40
12:40
19
12:59
13:12
3
13:15
13:15
32
13:47
13:52
10
14:02
14:02
7
14:09
14:15
15
14:30
14:37
35
15:12
名水はだの冨士見の湯
LAPLAND
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
▽往路:秦野駅からバスで蓑毛
▽復路:秦野駅
コース状況/
危険箇所等
★ヤマレコさんへ改善要請★(10/6修正) トップページ左下「登録メニュー」の「山行計画を書く(らくルート)」で計画を作ると、柏木林道とイタツミ尾根の標準タイムが異様に長く出ます。速度の倍率1.0で蓑毛〜ヤビツ峠2.9kmが133分、ヤビツ峠〜25丁目(表参道合流)1.8kmが100分。昭文社山と高原地図に基づく「山プラ」による山行計画では同75分と55分です。後者の方が歩いた実態に近く、ヤマレコさんに改善をお願いしました。当面この区間の計画作成では、手動で所要時間を修正しないと大幅にタイムを誤ります。皆さんご注意ください。
 ところで、一見よく似た制作画面の山プラとらくルートについて、これまで私は同じシステムの一部だと混同しており、所要時間のデータはどちらも山と高原地図に基づくと思っていました。ヤマレコさんによると、らくルートはヤマレコ独自のデータに基づく所要時間を採用しているそうで、通常、山プラよりやや余裕を持たせたタイムになるとのことです。

・大山南稜(南尾根)は指導標も増えて分かりやすくなりました。不動越手前の下り坂と高取山の先、聖峰分岐の先の下り坂はスリップ注意。また、後者の坂を下った先、左に指導標が立つ尾根は直進せず、鋭角に左折です。
蓑毛を出発。空は白く曇り、山の上はもくもく積雲の中
2020年10月03日 08:27撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 8:27
蓑毛を出発。空は白く曇り、山の上はもくもく積雲の中
堰堤下で沢を渡る。すでに標高は500m近い
2020年10月03日 08:46撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 8:46
堰堤下で沢を渡る。すでに標高は500m近い
こんな比較的なだらかな歩きやすい道
2020年10月03日 09:12撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 9:12
こんな比較的なだらかな歩きやすい道
もうじきヤビツ峠(バス停への道は分岐後)
2020年10月03日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 9:21
もうじきヤビツ峠(バス停への道は分岐後)
バス停からの道がふさがれていた。何か建つらしい
2020年10月03日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
10/3 9:22
バス停からの道がふさがれていた。何か建つらしい
標高900mで軽く下ります
2020年10月03日 09:40撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 9:40
標高900mで軽く下ります
その先がイタツミ尾根唯一の鎖。手すりに近い
2020年10月03日 09:43撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 9:43
その先がイタツミ尾根唯一の鎖。手すりに近い
上部の木道が出てくれば表参道合流は間もなく
2020年10月03日 10:08撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 10:08
上部の木道が出てくれば表参道合流は間もなく
見晴らしからは何も見晴らせなかった
2020年10月03日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 10:11
見晴らしからは何も見晴らせなかった
金属鳥居を潜ればあと少しで山頂
2020年10月03日 10:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 10:17
金属鳥居を潜ればあと少しで山頂
山頂の鳥居は28丁目だそうです
2020年10月03日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 10:19
山頂の鳥居は28丁目だそうです
鹿が悠然と草を食む
2020年10月03日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
3
10/3 10:19
鹿が悠然と草を食む
山頂奥の院。傍らのベンチで一休みする
2020年10月03日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
10/3 10:20
山頂奥の院。傍らのベンチで一休みする
大山から東を望むが、ここも雲だらけ。出発します
2020年10月03日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 10:37
大山から東を望むが、ここも雲だらけ。出発します
表参道16丁目。ここで右へ南稜縦走路に入る
2020年10月03日 11:00撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 11:00
表参道16丁目。ここで右へ南稜縦走路に入る
真新しい木道だった
2020年10月03日 11:18撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 11:18
真新しい木道だった
西の峠を越え、大きく下って蓑毛越。ここで昼食
2020年10月03日 11:29撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 11:29
西の峠を越え、大きく下って蓑毛越。ここで昼食
赤い実。サンゴジュにしては葉が短いような
2020年10月03日 12:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 12:20
赤い実。サンゴジュにしては葉が短いような
こんな感じのハイキング路です
2020年10月03日 12:27撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 12:27
こんな感じのハイキング路です
送電鉄塔下から第2東名が見えた
2020年10月03日 12:36撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 12:36
送電鉄塔下から第2東名が見えた
不動越を通過
2020年10月03日 12:39撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 12:39
不動越を通過
高取山から大山を振り返る
2020年10月03日 13:03撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:03
高取山から大山を振り返る
聖峰分岐。この先にロープ場あり
2020年10月03日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:14
聖峰分岐。この先にロープ場あり
ここは尾根を直進せず、左へ
2020年10月03日 13:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:20
ここは尾根を直進せず、左へ
ここは左。左端に古い道標が見えます。直進すると鹿柵ドアがあるのでミスと分かる
2020年10月03日 13:32撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:32
ここは左。左端に古い道標が見えます。直進すると鹿柵ドアがあるのでミスと分かる
結構下ります
2020年10月03日 13:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:38
結構下ります
念仏山から秦野市街。左画面の外に名水の湯が見えた
2020年10月03日 13:46撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 13:46
念仏山から秦野市街。左画面の外に名水の湯が見えた
矢倉沢往還の善波峠
2020年10月03日 14:10撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:10
矢倉沢往還の善波峠
弘法山エリアに到着
2020年10月03日 14:21撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:21
弘法山エリアに到着
弘法山山頂
2020年10月03日 14:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:30
弘法山山頂
道の整備が違う
2020年10月03日 14:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:38
道の整備が違う
名水の湯へ向かう途中から大山と南稜の峰々
2020年10月03日 14:41撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:41
名水の湯へ向かう途中から大山と南稜の峰々
正しくは名水はだの冨士見の湯に到着。隣はごみ焼却場
2020年10月03日 14:57撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 14:57
正しくは名水はだの冨士見の湯に到着。隣はごみ焼却場
彼岸花とハサ掛けの稲
2020年10月03日 16:18撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
10/3 16:18
彼岸花とハサ掛けの稲
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 緊急保温シート 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ GPS

感想

 朝8時、秦野駅前。24分発ヤビツ峠行きには既に40人くらいが並んでいた。相変わらずの人気ぶりだ。一方、5分発の蓑毛行きバスは7,8人を乗せただけで出発した。
 ヤビツ行きがすぐ後に出るのに蓑毛行きに乗るのは地元民か、蓑毛越経由で大山に登る人くらい。当方のように柏木林道でヤビツ峠経由大山に登る物好きが少ないのは当たり前だ。ただ、今日は大山南稜を弘法山まで下るので、イタツミ尾根だけでは登りが少な過ぎると思ったのと、緩くて歩きやすいこのルートを楽しみたかったからだ。
 空は白っぽい薄曇りで、稜線はもくもくした量感のある雲に覆われている。このところの涼しさと異なり、いささか湿気のある残暑の気候だ。
 蓑毛から舗装路の登りを詰めて沢を渡り、少し登るとまっすぐ伸びるガードレール?沿いの道の途中で右に登る道が分かれる。急坂だ、と思うのも一瞬で5mで左に曲がると再び緩やかな坂に戻る。何度かジグザグを繰り返しつつも植林帯の緩勾配の基調は変わらず、やがて左上に峠上の空が覗くとヤビツ峠バス停への道を分ける。階段を少し登ればバス停からイタツミ尾根に直接つながる道と合流・・・のはずが、柵ができていた。何か施設を作るという話を聞いたことがある。
 ベンチの広場を過ぎ、すぐにイタツミ尾根最初の登りが始まった。峠の標高761mから計算して100mほど登ると勾配が緩む。山慣れない方は一休みしている。再び登り坂となって小ピークを軽く下ると、ささやかな「鎖場」から急登が始まる。標高950mで再び平坦となり、息を整えてさらに100m余り標高を稼ぐと、やがて木道が現れる。ここまでくれば表参道合流の25丁目は近い。徐々に勾配が緩み、パッと左の視界が開けた。
 本来なら表尾根越しに富士山がバッチリ見える見晴らしなのだが、今日は一番手前の二ノ塔、三ノ塔すら雲の中。学生らしい集団が休んでいるのを横目に、表参道に合流した。
 岩のごつごつした険しい急坂に老若男女が挑んでいる。コロナ前に戻ったかのような人出だ。山頂の鳥居をくぐった先でハイカーがスマホを構えていたので、見てみると、二頭の雌シカが登山道わきでお食事中だった。1mくらいまで近づいても逃げない。山を裸にし、蛭をまき散らす張本人の害獣なのだが、面と向かえば「かわいい」存在であることには抗えない。
 無風で寒さもない山頂はベンチがすべて埋まるほどの賑わいぶり。登山道の人の多さといい、屋外とはいえ言わば「密」の状態に近い。汗を拭き、トイレに寄って早々に退散することにした。頂上がガスに包まれているわけではないが、下界は雲に遮られてほとんど眺望も利かず、あえて長居する理由もない。
 行列する登山道にも長居はご免なので、すみっこを通って駆け下りた。南稜と表参道が分岐する標高1000m弱の16丁目まで20分。ようやく雑踏に別れを告げてまず蓑毛越方面へ急降下する。初めは下社から西の峠経由で来たらしい若者らとすれ違ったが、そこを過ぎればぱったりと人影が薄れ、たまにランナーが通るくらいになった。ここにも真新しい木道ができている。
 緩い尾根が傾斜を増して蓑毛への短絡路を分け、ちょっと腿がきつくなったころにベンチが見えて蓑毛越着。ここで昼食とする。ほかにもランナー含め2,3人が休憩していった。すでに標高700mを切り、下りでも汗が出る気温だ。
 浅間山を巻いた南側から林道風の道となり、立派な電波施設わきを通って坦々と下る。登り返した所が千畳敷山だそうで、その先の送電鉄塔下から建設中の第2東名が見えた。滑りやすい赤土の急坂を下れば不動越。高取山へは100mほどの登り返しとなる。一気に登った後、長い尾根を伝って再度40mほど登ると頂上に着く。
 聖峰方面から来たという女性2人と言葉を交わして一休み。千葉県からよく来ると話すと「遠いのに」と驚いていた。確かに地元神奈川に住む人はうらやましい。
 さて、まだ弘法山は遠い。聖峰への道を左に分けたらロープ場を急降下し、直進しそうな尾根を指導標に従い左折。前に見えるのが次の念仏山であってほしいが、これは二つ手前の454mピークだ。頂上を左に見て巻いて、右手の鹿柵に沿って登り返すピークも頂上直前で左に巻く。再び急降下し、登り返した所がようやく念仏山となる。高齢者主体のグループを中心に狭い山頂は十数人でごった返していた。
 奥の地蔵のそばで汗を拭き、早々に進発。予定より30分近く早いが、今日の弘法山訪問の理由が今度ハイキングに来る会社の歩く会のコース下見なので、時間があるに越したことはない。送電鉄塔を潜り、国道246号の上を通れば間もなくホテル街が見え、ちょっと怪しい雰囲気の善波峠。左にその手のホテルを見ながら少し行くと、弘法山のハイキング道に合流した。
 軽装のハイカーとすれ違いながら右へひと登りして少し下ると、自販機と車道が見えた。車道ではなく左上へ山道を登り返すと弘法山山頂だ。井戸やら新しいお堂やらを観察し、舗装された緩い階段を下って権現山方面へ。車道も近く、すれ違うのはハイカーというより観光客だ。
 下見は切り上げ、女坂、男坂という案内に従って山を下り、名水はだの冨士見の湯を目指す。オープンちょうど3周年ということでくじ引きがあり、「9等」を引き当てた。ごみ焼却場の余熱利用の施設らしいが、焼却場ともども新しくて大変きれいだった。
 いい湯に浸かって外に出て、さて最大の難点を思い出した。駅までの距離が約2キロ。秋だから大丈夫と思ったのだが、この残暑では、また一汗かくことになってしまう。グーグル地図の経路案内に従ったら妙な裏道を通ることになったが、川沿いで教材田なのか、刈りたての稲が昔のようにハサ掛けされているのを目にした。あぜ道には真っ赤なヒガンバナ。季節を感じて、ちょっとだけ得をした気分になった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:939人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら