「三密」を避けて高水三山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 729m
- 下り
- 743m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
すっかり秋めいた昨今,運動といえば人の少ない早朝のジョギングしかしていなかったので,久々に山を歩くことにしました。平地と山では使う筋肉がやや違うので,少しでもその感覚を忘れないようにするためでもあります。
前回は三密を避けて登山口まで自転車で行ける山として,高尾山に登りましたが,今回は青梅市の高水山(標高759m)を選びました。近くの岩茸石山、惣岳山とともに高水三山と呼ばれ,東京近郊の手軽なハイキングコースです。できれば奥多摩のもっと標高の高い山々に登りたいところですが,そこまで自転車で往復して日帰り登山をする自信がないので,小手調べとして奥多摩の入口付近の山にしました。
都内からスタート地点に選んだ青梅線の軍畑までの所要時間は3時間前後と見込んで,午前3時半にスタートします。ルートは早稲田通りと青梅街道を使ってひたすら西へ向かいます。早朝の空気はちょっと肌寒いものの,自転車のペダルを回し続けていれば,ちょうどいい感じです。西東京市,武蔵村山市,羽村市などを通過して青梅市に入ると,前方に奥多摩前衛の山々が見え始めます。青梅線のローカルな駅をいくつか通り過ぎ,スタート地点の軍畑駅に6時半ごろに到着します。所要時間はちょうど3時間です。やや睡眠不足気味で,ここまでの疲れも残っているのが心配ですが,気を取り直して出発します。この駅には駐輪場がないので郵便ポストの後ろのスペースを使わせてもらいます。自動販売機でペットボトルを1本だけ購入して出発です。
高水山登山口までは,沿道の写真を撮りながらのんびりと歩きます。途中で1人のハイカーに追い越されますが,ほかに人影は見当たりません。7時15分頃に登山口に着くと,サンダルに履き替えてこれからの登りに備えます。序盤はそれなりの傾斜がありますが,40分も歩くと平坦な部分も出てきます。本来なら走りたいところですが,ペース配分を考えてここは自重します。上成木との分岐まで来ると,ここから先は何年か前にトレイルラン大会で走ったことのあるルートに入ります。
8時過ぎには高水山常福院に到着し,お参りをした後で裏手から岩茸石山方面へ向かいます。ただし,山頂へは登らず,手前のまき道で惣岳山へと急ぎます。この前後から,軍畑から2つ先の御岳駅の方から登ってきたと思われるハイカーとすれ違うようになります。惣岳山の巻き道は伐採作業で通行止めとなっていたので,短い岩場で山頂に登らなければなりません。9時過ぎに眺望のない山頂に着くと,休憩をせずに下山を始めます。やがて御岳駅に下るルートと沢井駅に下るルートの分岐があって,どちらも同じくらいの距離(2キロメートル弱)ですが,出発地点に近い沢井駅に向かうことにします。10時過ぎに山道から舗装路に出て,ここから線路沿いの民家や畑の間を軍畑駅まで歩きます。田舎の一駅の距離はかなり距離があったりするので電車に乗る手もありますが,発車時刻が不明だったので沢井駅は通過します(実際には途中で後ろからやって来た電車に追い越されました)。軍畑には30数分後に到着。これから高水山方面へ出発するハイカーの姿もあります。
帰りの道路は当然ながら交通量は増え,気温も高くなって,疲労もピークに達します。途中,3回くらい自販機で給水をしながら新宿方面を目指します。一つ救いなのは,全体的に下り基調なので往路よりも体への負担が少ないことです。自宅に着いたのは午後1時40分頃で,所要時間は意外にも往路より早い2時間50分でした。
今回の「三密回避」ハイキングで実感したのは,御岳より先の山へ自転車で行くのは時間的,体力的に厳しそうだということです。それに加えて,登山後に自転車で45キロメートル以上自動車と並走して市街地を走ると,山の空気と解放感が薄れていく気がします。今後は平日にするか時間帯をずらすなどの工夫をして,公共交通機関を利用することも検討したいと思います。
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