記録ID: 262305
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
ラッセル訓練9時間 三ツ頭(小泉口より)
2013年01月19日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
4:55ゲート-6:20八ヶ岳神社-7:00延命水の分岐-9:20ヘリポート-10:20木戸口公園-14:00天女山との合流-14:05三ッ頭-15:40木戸口公園-17:30八ヶ岳神社-18:05ゲート
天候 | 晴れのち稜線くもり。西風がずっと吹き付けていました。気温は-13~10度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<雪の状態> ・ルート上のほとんどがフワフワの新雪のままでした。木戸口から先も、もなか雪がほとんどでスノーシューで乗れない箇所ばかり。雪が締まっていたのは天女山との分岐手前の数10mでした。 ・最初から最後までスノーシューで行きました。雪がしまってないため、ひざ下まで(吹き溜まりではヒザ〜腿まで)沈みました。沈んだ足を引き抜いてまた一歩、難儀しました。休まずたんたんと進むよう、数10m毎に先頭を交代しながら進みました。 ・ツボ足も試しましたがヒザ〜太腿まで埋れるようでした。体力消耗を抑える意味では、スノーシューやワカンがあった方がよいと思いました。 <コース> ■小泉口ゲート〜八ヶ岳神社 ・ゲートから道路沿いに登っていくと、左手側にゲートがでてきます。すぐそばにも山に入れそうな道があり入りそうになりますが、登山口はもう少し進んだところで案内板もあります。間違えないように注意。 ・登山口から八ヶ岳神社まで、テープはほとんどなかったです。 ※ただ、登りで八ヶ岳神社手前あたりだった記憶ですが、コースとはずれたところに4-5本の木にまとまってピンクテープが付いていました。間違えてそちらに行きそうになりました。要注意です。 ・人のトレースより鹿の大量の足跡のほうがすごいです。帰り道は自分たちのトレースとごちゃごちゃになってました。。。 ■八ヶ岳神社〜木戸口公園 ・樹林帯ですが風が吹き抜けています。自分たちのトレースですら帰りには消えかけてました。(木戸口からも同様ですが)あまり他人のトレースはあてにできないルートだと思われます。 ・テープでルート確認しながら進みました。 ■木戸口公園〜三ツ頭 ・やはり風が吹き抜ける樹林帯。木戸口でバラクラバ装着。 ・三ツ頭までは尾根沿いにいきました。西側からの風により、雪庇ができていたり、東側は吹き溜まりになっていました。 ・天女山からの数名分のトレースあり。 |
写真
感想
いちよう権現岳を目指しました。ただ単にピークを踏むだけなら天女山からのコースを選べばかなり確立はたかかった思われますが、あえて小泉口から登りました。
人のトレースを追うような山をいくつやっても経験にはならず、楽をするつもりなら冬山なんかやらない方がいいでしょう。
S女子には申し訳なかったが、たとえ山頂は踏めずとも得ることは多かったと思います。
ところどころにある赤テープを見失ったり、まったく関係ないテープを追ったり(たぶん林業関係)、あえて夏道を避けたりとルートどりには神経を使いました。
吹き溜まりがあるかとおもえば,風の為にまったく雪の付いていない場所があったりと、最後まで時間が読めない山行でした。
撤退時間を14:00に決めていて、奇跡的に三ッ頭に着いただけでした。
ただ、全力を出し切った感はあり、山頂は踏めませんでしたが非常に充実した山行でした。
もくもくとラッセルしました。雪との格闘だけでなくコース取り方を考えながら歩くことができ、とても充実した一日でした。いい経験をさせて頂きありがとうございました!
kaitoさんは天気次第で富士山リベンジも考えていたようですが(汗)、権現岳…あらため(14時タイムアップ)三ツ頭となりました。権現岳まで行ってたら帰宅は夜中になってたでしょうね…。
雪が深い箇所は、わたしが先行で行ってもkaitoさんがさらに埋れてました。。。荷重とスノーシューの浮力の違いのようです。順番というかメンバー構成も大事ですね。
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コメント
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どんどんレベルアップしていきますね
今後が楽しみです
kaitoさん、ガンガン鍛えてあげて
私も、本日ノートレースの道を10時間ラッセルしてきた〜〜
本日は、参加したかったです。
(いろいろ諸用で欠席です )
スノーシューが無いと
さらに大変な事になっていたみたいですね。
すっかり天女山のアプローチと思っていたので、
おかしいなと思いました。
なるほど海東さんらしいです。
なんだか1名足りないようでしたが、
ピーカンの中
充実した1日だったみたいで良かったデスね。
お疲れ様でした。
KAITOさんの感想にあるとおり
人のトレースないルーファイ(冬山ならではのルートも含め)できる訓練
ラッセル(本物)をする訓練は大切ですよね。
あ、自分スノーシューもっとらんからもっとつらいかも・・・
あれやらないと冬山ハイキングから脱出できない気がします。(自分の場合ですが)
ピーク(三ツ頭)も踏めたし、まずは充実のトレーニング山行だったのでは(^_^.)
今度はチームでのラッセルの仕方なんかを勉強したいです。
KAITOさんまたどっか連れて行ってください。
Sさんのスタミナはやっぱすごいんですね。おそるべし!!
お二人ともお疲れさまでした。お仕事がんばってゆっくり休んでくださいね
10時間って、だいたい半日じゃないですか …お互い似たような感じですね (笑)
自分たちで道を見つけて行くのは、苦労はしますが楽しいですね。昨年1回しか使わなかったスノーシューが今年は大活躍です
権現岳はまたのお楽しみにとっておきます
約一名の方は諸般の事情で不参加でした ラッセル隊、もうちょっと人がいたら疲労も少なかったかなと思います。地道でしたがそれが楽しかったです!
追伸
ドラム缶風呂って貴重な体験ですね〜なかなかないです(笑)
13時間のラッセルお疲れさまでした。
ラッセルの辛さ伝わって来る後ろ写真が多くまるでkaiさんの大好きなコンバットの行進のようですね
天気が良くて雪化粧した赤岳や南八ヶ岳の素晴らしい景色にさぞかし癒されたと思います。
今年に入ってからも2人共山行き皆勤ですね 昨年も2ヶ月以上山で過ごされているので
今年はどれだけ伸ばせるか楽しみにしてます。
S3214さん
佐倉に来て頂ければ、
楽しいドラム缶風呂いつでもOKです。(笑)
suさん そうですね
基本はコンバットでしたね。
そう、そう。。。
そのキーワードで
すべてが、理解出来ます。
今回、だれにもお会いしませんでした。
三ツ頭までくると赤岳、中岳、阿弥陀岳が見えるんですね。
あれをみて、がんばって登ってよかったと思いました。
スノーシューなかなか便利ですよ
>suさん、isobeさん
あ・・・そうでした そもそもこの一言ですべてでした。
いつのまにか本格入隊してました。。。
次からコンバットの音楽が頭のなかでエンドレスで流れそうです
suさんが好きそうな良いトレーニングができるコースでしたよ
てっきり天女山から入られるのかと思ってましたが、
小泉ルートでしたか
無雪期でもこのルートで人にあったことは殆どありません
三つ頭からの景色、特に赤岳は雄大でいいですよね!
ラッセル大変そうですが、 風も弱そうで青空の下の白銀の世界は、やっぱりいいですね!
人よりシカが多いルートですよね、ここは(^_^;)
朝も夕方もシカの鳴き声が響いてました あとはシカ達が笹掘り返した跡が…いちめん掘り返されていてすごかったデス (食事でしょうかね?)
静かでいいルートだなぁと思いました。権現岳から見る赤岳を楽しみに、コツコツがんばろうと思います
kaitoリーダ−、sさん、ラッセルお疲れ様でした。
ふかふか雪ノートレース&急登だと、スノーシューでもひと踏みふた踏みみ踏み…それでも足場が決まらないものなのですね。
「s女子ラッセル3図」の間に「ちっとも進んでない」というのがリアルでした。
急登ならスノーシューよりワカンと漠然とした認識がありましたが、ワカンだと沈みまくってどうしようも無いのかしら。
仰るとおり、経験が大事ですね。
しかも読図なんてここ数年サボってますので、
林業関係の赤テープには私だったら「テープあった〜」と信じて疑わずに進んだことでしょう…。
こりゃイカン。ちゃんとしよう。(できるのか?)
とんがり権現&そびえる赤岳がカッコイイ。
蓼科山から見ても、赤岳は大きかったです!
仕事が多忙のご様子のsさんですが、さすがのスタミナですね。でも長時間行動の翌日くらいゆっくり休んでくださいね!
まさか日曜日も出勤or在宅で仕事とか!?
新雪はすごいですね。スノーシューで型押ししながら進んでる気分でした。沈んでもやっぱりヒールリフターがあるので登りは少し楽になる気がします 気分的に…。
林業関係のテープ、違和感感じなかったら案内テープだと思って、素直にそっちに向かってしまいますよね〜
八ヶ岳、色んな方向から楽しめますね 蓼科山はまだ登ってないのでそのうち行こうかな。
土日はしっかり休みを確保してますよ〜
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