ハマグリ山（関沢〜笹谷） 286号線で笹谷峠越

2013年01月22日(火) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 9.5km
• 登り: 644m
• 下り: 650m

コースタイム

8:54関沢バス停-9:10関沢ゲート-10:12笹谷峠-11:40ハマグリ山-12:14笹谷峠-14:15笹谷ゲート

天候

曇、雪。
気温4-5℃。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「山形駅7:37着」の仙山線山形行始発
「山形駅前8:17発」の関沢行山形交通バス（平日ダイヤ）
「野上かみ16:06発」の仙台駅前行宮城交通バス（予定）

写真

1/22 8:54

お世話になったヤマコーバス。やはり最後は貸切状態に。

1/22 9:07

つららが地面に届きそうです。

1/22 9:16

登山準備中のご年配の男性1名とご挨拶。笹谷峠は初めての私に「トレースがあるから迷わないよ」とアドバイスを頂きました。

1/22 9:26

深く考えずに歩いていると、何故か朝日幹線の文字が。これは送電線の作業路では!?　迷わないハズだったのですが・・・、ちょっと引き返しました（ヽ゜ω゜）ノ

1/22 9:35

笹谷峠は森の中を行きます。トレースはしっかりしています。

1/22 10:12

峠の視界は悪いです。こちらは雁戸山方面。鉄塔から落ちる雪の音はまるで花火や爆竹のようで怖かったです。まして、スカイツリーなんてどんだけでせうか（ヽ゜ω゜）ノ

1/22 11:11

ハマグリ山への稜線に出ますが、見えない見えない。

1/22 11:40

ハマグリ山の標識は雪が氷に変わってカチカチでした。

1/22 11:43

山形神室方面。ココを降ると戻ってくるときの登り返しがキツそうです。

1/22 12:26

笹谷峠に引き返して川崎町へアタックします。一応、ゲートがあるんですね。

1/22 12:29

道無き道を。

1/22 12:33

開拓するのが楽しいのです。

1/22 12:40

橋が見えたのでショートカット成功。

1/22 12:59

例によってワイルド・アニマルのお世話になります。

1/22 13:09

仙人沢方面。中央に見えるのは988ピークでしょうか。

1/22 13:09

こうしてみるとナカナカの斜面ですが雪がフカフカで深いので止まれます。時期が悪いと雪崩になるかも。

1/22 13:13

ワイルド・アニマルの足跡はあるのですが、雪庇気味の仙人沢の徒渉は断念しました。

1/22 13:17

水場。助かりました。

1/22 13:21

十一面観音も。

1/22 13:21

山神様の碑。

1/22 13:40

ようやくヒトの形跡が。

1/22 13:50

山形道を横目にトボトボと。

1/22 14:03

旧道の案内板。ロマンですなぅ。

1/22 14:15

国道286号線の笹谷IC側ゲートに辿り着きました。ここから約2時間歩く予定だったのですが。

撮影機器：

PENTAX Optio RZ18 PENTAX

感想

derakkuma

ハマグリ山に行き、国道286号線沿いに笹谷峠を横断して来ました。

天気は優れなかったものの、気温はそれほど下がらず4℃くらいで、風も強くなかったので、コンディションは悪くありませんでした。当初は関沢からハマグリ山に登り、トンガリ山・山形神室方面に行ってのピストンを考えていたのですが、11:45くらいにハマグリ山まで来たものの、雪のため視界が悪く、モチヴェーションが上がりませんでした。で、サクッと峠に引き返して、川崎町のほうへ286号線をアタックしてみよう、という展開になったのです。平日なら「野上かみ1606発」のバスがあることは分かっていたので、結構時間的に余裕は有りませんが、自己中心派なギャンブラーの血が湧いてしまったというかなんというか。

286号線をショートカットして行くのですが、トレースは一切無く、夏道はもちろん分からず、野生動物のトレースに従いました。が、雪庇気味の仙人沢に至って、ここの徒渉を断念し、橋の上を通る迂回路を選択。時間的にもギリギリになってきました。ハマグリ山を挟まずに峠を越えて、余った時間で温泉に入るのが現実的だと思います。ところで、笹谷トンネルと合流するあたりから突然トレースが出現しました。おそらく山形道の笹谷トンネル整備の方ではないかと。

幸運なことに、笹谷IC付近でワカンを外してバス停までサクサク歩こうと思ったところで、山形道から下りて来た軽ワゴン車の方から声を掛けられ、長町南まで送って頂くことになりました。山やスキーが好きだという還暦を迎えた男性から、大昔に長老湖でテン泊し硯石から時間を掛けて不忘山に登ったことや、山形道ができる前は、関山経由で山形蔵王までスキーに行ったとか、泉ヶ岳の表コースは案外キツイとか、貴重なお話を聞くことができました。フォークランド紛争で南極行きがダメになり、予定を変えて挑んだマッキンリーで消息を絶った植村直己についても、リアルタイムで経験された人ならでは話を聴かせて頂きました。この場を借りて、お礼を申し上げます。

笹谷古道は次回のお楽しみ、ということで。