大平山・濁谷山



- GPS
- 04:44
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 729m
- 下り
- 731m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
熊が住む山と聞き、ソロ登山の勇気が無くてこれまで躊躇していたが、職場の同僚と一緒に登ることになり、魚津インターから県道132号線を経由して沌滝へ。
平沢林道は滝入口の少し先からは、舗装はされているが両側の草が生い茂る中、車でかきわけながら進む。
その区間は数キロに及ぶ。
茂り過ぎて時々自動ブレーキが作動するくらいで、同僚の車がかわいそう…
峠近く、左側に登山口の標柱があり、広くなった路肩に車を停める。
雨上がりの土曜日で他に車は無し。
登山道は、とにかく笹薮と灌木と滑る急坂。
踏み跡やピンクテープもあるので、慎重に進めば迷うことは無いが、あまり登る人は多くないようで、クモの巣が多い。
道中数え切れないほどかぶった。
大平山頂までは約1時間。
山頂から濁谷山までの道がまた難路。
新しく開かれた道のようだが、もとは笹薮なのでここもかきわけながら、根に引っかかりながらクモの巣をかぶりながら約1時間。
ほぼ展望もなく、気持ちは萎える。
何度も熊にかじられたという有刺鉄線を巻いた標柱を過ぎると今度はぬかるんだ道。
猪の足跡がいくつもはっきりと泥に残る。
ときおり掘ったり水たまりで転がった跡も。
足をとられながら、ときにははまりながら苦闘の登りで山頂へ。
狭いが開かれた山頂には1等三角点。
木が生い茂っているため、ぐるっと見渡すわけにはいかないが、それでも魚津市内や海や能登半島が見える。
休憩もそこそこに下山。
下りはとにかく赤土で滑る道を何度か尻もちをつきながら。
9時半に登山を開始して、12時に山頂。
2時過ぎに登山口に戻る。
その間、出会った登山者はゼロ。
今の季節だからまだマシだが、夏場はほとんど無理じゃないかと思える山だった。
薮とクモの巣と滑りの3重苦。
夏場だと暑さも。
熊の痕跡は無かったが、ソロだと相当不安だったと思う。
道中はずっと熊鈴プラス音楽をかけていた。
同行した初心者の同僚には申し訳無いことをしたと思う。
低山の魅力を感じてもらうつもりが、もしかしたらもう山には行きたくないと思わせてしまったかも。
富山県の山の大平山紹介に、静かなブナ林を行く初心者には手ごろな山と書いてあったのに…
確かに大平山だけにしておけばまだ良かったかも。
次の機会があれば、気持ちのいい低山を紹介したい。
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