天塩岳



- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
(4:36) 560m 清流線入口
(6:10-6:24) •663 東尾根取り付き点
(7:57-8:22) 1,150m •1168西コル
(9:34-9:55) 1,400m アイゼン装着
(10:28-10:57) 1,557m 天塩岳山頂
(11:40-12:00)•663 東尾根取り付き点
(13:02) 560m 清流線入口
(13:34) 619m 浮島トンネル出口P
天候 | 雪時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
清流線入口は数日前に除雪された形跡があるが、駐車はできない。山から降りた後も除雪はされていなかった。 |
写真
感想
1/26( 土)は羊蹄山でスキーを楽しんだ後、家に帰りすぐに濡れた物を乾かす。ストーブマックスでなんとか一時間で乾いた。そうこうしているうちに天塩岳を約束していたY友さんが迎えにきてくれた。帰って直ぐまた別の山に移動するのだ。高速を飛ばし浮島インターで降りる。約3時間の運転で到着。
清流線の入り口スペースが除雪してあるか確かめるが、除雪されていなく駐車できそうものない。これで約1.3kmの余計な歩きが強いられると思うと萎える。アプローチが少し伸びただけと考えればそれまでだ。浮島トンネル出口に戻り広い駐車スペースがあるのでそこに停めた。雪はしんしんと降っている。冬型の気圧配置で27日は各地天気が悪くなる予報。とりあえず明日に備えて寝た。4時間半も寝れる。
熟睡しているといきなり車が開いて車内の電気が点き、勝手に車を開けるとは、なんだなんだ!!起きると知らないおっさんに声をかけられる。どうやら道路の安全パトロールの人らしく、こんな天気の中、車一台停まっている所を心配して出向いてくれたらしい。明日天塩岳に登ることを伝えると、天気悪くなるから辞めとけと。ありがた迷惑である。笑
おっさんに心配され、少々弱気になったがとりあえず起きて出発した。気温は−11℃、まあこんなもんか。国道を行き、林道に入る。僕を中心に黙々とラッセルする。スネラッセル、スーパーファットにかかれば楽勝である。突然、雪面からバタっバタっと鳥が二匹現れ、驚く。雪の中で寝る鳥もいるのか。暗い夜に肝を冷やした。林道は数回のアップダウンがあり帰りはめんどくさくなるな。尾根取り付きに着き一息入れる。ようやく明るくなりだす。
ここから約450mの急登だ。400mくらい僕がラッセルし、快調に高度を上げる。4年前も同じルートで天塩岳に来たが、その時は宿泊装備だったこともあるがひいこら言って登った記憶がある。•1168には直接登らずに最後はコルに出るように巻いた。視界はあるが東尾根に上がると風が強くなる。1400mの急登手前でシール歩行を諦めアイゼンに変え、ついでにスキーからシールを剥がしておく。風もそこそこ強くY友さんのペースも遅くなり、数歩歩いて止まってまた数歩歩くような感じだったが、頑張ってもらうしかない。1450mで大きな岩が出てくるが巻かずに直接尾根上を行く。前天塩への稜線分岐には看板が出ていた。気になっていた風も徐々に収まり、山頂に到着。やりました。4年前の雪辱を晴らした。
記念写真を撮り終わり、山頂からスキーで下る。お目当ての天塩岳南東斜面へはポコから切れ目を見つけてエントリー。積雪は概ね安定していた。まず僕が先頭で滑り込み、ブッシュ帯で待機、問題なさそうだ。Y友さんも呼び入れ、真っ白な斜面を大滑降。ヤバい、かなりきている。ターンごとにスプレーを巻き上げ発狂してしまう。今シーズンベストなスキーとなる。交互に写真を取り合い、一ノ沢まで標高差500mを滑り切った。あとは尾根取り付き点まで一ノ沢を滑る。一ノ沢700m~750mの沢屈曲は沢が開いているが、際を行けば問題なかった。
•663に戻り、大休止。満足、満足、余韻に浸る。天気も良くなりだし、遅く出発していたら雪も腐ってしまっただろう。暗いうちから出発するのは、辛いがそれに見合うだけのメリットはたくさんある。
来た林道をトレースに従って林道を一時間で帰ってしまう。平坦で多少の登りもあるが、頑張って漕げばシールを使わなくて済んだ。国道をツボで浮島トンネルPまで歩き、車へ。
お疲れさまでした。天気が心配でしたが来て良かった。山は行ってみないと分からない、とやかく言わないで行動することです。
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