日光男体山


- GPS
- 07:20
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,191m
コースタイム
9:41 登山口の鳥居
10:11 5合目
12:16 山頂到着
13:20 下山開始
14:37 登山口の鳥居
15:30 駐車場到着
天候 | 晴れ、弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3/100名山
予報では晴れだったが、いろは坂の積雪に、一抹の不安を感じながら現地着。
初心者のくせに、えらいところにきてしまった。まあ、無理なら引き返すさ。
8:30
スタート地点からいい足跡がついていたので、これを頼りに前進する。
県営駐車場から2〜300m進むと神社境内からのびる登山道に合流。入り口のロープにゴメンナサイしてくぐり抜ける。
先行のトレースは3〜4人分か。みんなしっかり重なっている。俺っちもありがたく。
そして50mほど前に、クマよけ鈴をつけたおじさんを発見。勝手に目標としてロックオンさせていただく。あなたについて行きますぜ!
ってこの人、足跡見たらアイゼンつけてないよ。それでもリズム正しく、歩みに乱れがない。
(そして速い・・・!もう見えん)
それにしても朝の雪質はイイ。(あくまでスキー場の感覚ですが。登山においては、歩きにくくてマッタク仕方ありやせん)
そして、ほぼまっすぐに上へ続く道・・・ずっと急登・・・ハアハア この調子で、標高差1200mを登るでデスカ先生。
途中の避難小屋で、3人パーティの方々に会う。「きついですね」とか軽くご挨拶。
この山を登りながら実感。12本爪のアイゼンにしてよかった。赤城山で使った6本爪だったら、つま先が滑ってタイヘンだったろう。
スキー用だけどストックも正解だった。トレースを外れると、固まってない新雪だから、ズボッと膝まで踏み抜いてしまうので、手でバランスを保つのに重宝。・・・などと考えてたら、あっクマ鈴おじさんもアイゼン着用しましたね?
5合目あたりで振り返ると、天気がいいので奥に連なる山々の稜線がくっきり。
中盤から終盤にかけて、さらに急登がつづく。5歩進んでは息を整え、交互に足を休ませながらひたすら登る。
上着を脱いでいるのに、汗が止まらない。特に頭皮!(笑) 苦しいのに、たのしー!
しばらく登ると、赤い鳥居に遭遇。この先であこがれのクマ鈴おじさんが休憩してらしたので、ご挨拶して先に登る。受け答えがサワヤカなひとだ!
登るほどに、木々が低くなってくる。そろそろ森林限界か?と言う期待は何度も裏切られたが、ついについに視界が開けました!しかし隊長、もう足が棒であります。予想はしてましたが、まっすぐ登るのってきついね
最後の坂は強風を覚悟してたけど、山は機嫌よく迎えてくれたみたいです。ザックにくくりつけてきたワカンも、出番はないようです。
おっと、さっき抜いたはずのクマ鈴おじさんが背後に迫っている・・・ここからラストスパートですか?(゜Д゜)クワッ
俺っちもがんばるで
12:16
おじさんに負けないように山頂の神社の鳥居に到着(まあ自分もオジサンですが)。
ようやく着いた。真っ白に燃え尽きた・・・ やっぱ山頂はサムイネ。でも思ったより風は強くない。
現金なもので、山頂につくと2,486mの達成感がじわじわと沸いてきて、あ゛〜とか叫んでみたり。
やおら三脚を取り出しては、自分撮りしてはしゃぐ。
カメラで遊んだあとは、お待ちかねの昼飯です、コンビニおにぎりx2、サンドイッチ、そして!缶ビール!うんめぇ!
雪原に座って缶ビール飲みながら、ふと足を見たら、新調したパンツの膝内側にアイゼン引っ掛けたらしく、小指の頭ほどの穴が・・まいっか
晴れた山から見える空気は、写真で見るよりずっと澄んで青く、目に光が沁みる。そして、そこらじゅうで舞うダイヤモンドダストがめっちゃ綺麗です。こういうのを見に来たんだなあ。
13:20
さすがに、じっと座っていると冷える冷える!不思議と酔いも回ってないので、ってこともないけど、そろそろ降りますか。
14:37
やっと、登山道入り口の鳥居まで到着。
下に降りてくると・・・・のぼりのときに既にあったけど、シカの足跡です。よく見ると、そこらへんのササの葉が、不自然に千切れてます。食害ですな
シカ「ニンゲンが歩いた後には、雪の中のササが出てて、美味しいのよ。うちらも登山客を利用して生きてるのよね。」
・・・登山道にチョコボールが、いたるところに散らばってるのは彼らの仕業かっ
さて、ふもとに近づくと、大工さんが木材にクギを打つような音がきこえてきた。ここ、立ち入り禁止だから、神社の関係者だったら気まずいなあ・・と、ビクビクしていたら、ん?音が木の上から聞こえる?
キツツキ(なのかどうかわかりません)が、黒地に白のストライプの鳥が、コンコンコンッとリズミカルに頭上の枯れ木をつついてます。
なるほど、山の大工だ(*´ェ`)
細い幹を回りながらあちこちつついているので、巣作りではなく、中の虫を驚かせて、出てきたところを食べてるんでしょうか?シカはあれだけど、鳥は許す!
そしてやっとふもとへ到着。さっきゴメンナサイしたロープにかかってた札にドギマギしたなんて言いません。そこはかとなく、うしろめたい気分で神社の裏を横切り、県営駐車場へ。木の橋がわたしてあります。
それを渡って、無事、下山完了! 天気もよく、サイコウでした!
さて次は、どの山に行こうかなと。
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