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Yamareco

記録ID: 265016
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山〜蛇骨岳 大迫力の浅間山展望スノーシューハイク [車坂峠-表コース-トーミの頭-黒斑山-蛇骨岳-中コース-車坂峠]

2013年01月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:50
距離
6.9km
登り
557m
下り
560m

コースタイム

06:52 東京駅
 ⇓  [長野新幹線 ¥3880- えきねっと35%割引]
08:20 佐久平駅
08:40
 ⇓  [JRバス関東 ¥1350-]
09:34 高峰高原ホテル前 BS
------------------------------------------------------------
09:50 車坂峠
 ↓  1h25 [表コース]
11:15 シェルター
11:30
 ↓  0h15
11:45 トーミの頭
11:50
 ↓  0h20
12:10 黒斑山 2404m▲
12:20
 ↓  0h30
12:50 蛇骨岳 2365m▲
13:00
 ↓  0h35
13:35 黒斑山 ▲
 ↓  0h10
13:45 トーミの頭
13:50
 ↓  0h50 [中コース]
14:40 車坂峠
------------------------------------------------------------
15:52 高峰高原ホテル前 BS
 ⇓  [JRバス関東 ¥1020-]
16:33 小諸駅
17:10
 ⇓  [JRバス関東 新宿行き高速バス ¥2400-(ネット割引)]
20:17 新宿駅東口
天候 曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●最寄駅までのアクセス
・行き;長野新幹線で東京駅⇒佐久平駅
えきねっとを利用すれば通常より35%offで利用できます。(35%offは売り切れるのが早いので注意。)
http://jreast.eki-net.com/

・帰り;JRバス関東の高速バスで小諸駅⇒新宿駅
高速バスネットで予約すると¥100-offになります。
https://www.kousokubus.net/PC/index.aspx


●登山口へのバス
・JRバス関東;佐久平駅⇒高峰高原ホテル前(またはアサマ2000スキー場)
http://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/cntimep01.cfm?pa=1&pb=1&pc=j0460011&pd=0&st=1

*2013/2/11 追記
n-yokoyamaさんのレコによると、軽井沢駅⇔アサマ2000スキー場の無料シャトルバス(予約制)があるようです。
http://www.asama2000.com/access/
損こいたーーーっ!
コース状況/
危険箇所等
●登山道の状況
全ルートに雪がある状況。僕は終始スノーシュー(登山用)で歩きました。

・車坂〜表コース〜シェルター
歩きだしてすぐ踏み跡は残るもののかなりズボズボと行くためスノーシュー装着。
しばらく行くと踏み固められた状況になったため、つぼ足orアイゼンでも大丈夫だと思われます。

・シェルター〜トーミの頭〜黒斑山
シェルターから先は急坂のアップダウンが続くので、アイゼンorスノーシュー(登山用)があった方が安全だと思います。

・黒斑山〜蛇骨岳
つぼ足アイゼンだとかなり踏みぬくかと思われます。途中まで先行者がいましたが追い抜いてからは踏み跡が消えている箇所もあったため、スノーシューで大正解でした。

・トーミの頭〜中コース〜車坂峠
踏み固められて滑りやすい状態でしたので、アイゼンorスノーシューの方が安全に下れるかと思われます。
アサマ2000スキー場への分岐を過ぎると踏み跡もほとんどなくなりプチラッセル状態。スノーシューがベストかと思われました。

●登山情報
・高峰高原ホテル
http://www.takamine-kougen.co.jp/
ライブカメラあり。また日帰り入浴も可能。

・高峰高原ビジターセンターは冬期閉館中のため、館内の利用は不可。
トイレ休憩などを考えると、アサマ2000スキー場へ下山した方がよいかと思います。
新幹線で佐久平駅に到着。
立科口の3番バス停乗り場から登山口へ向かいます。
2013年01月29日 08:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 8:26
新幹線で佐久平駅に到着。
立科口の3番バス停乗り場から登山口へ向かいます。
登山口の高峰高原ホテル前に到着。
黒斑山は雲の中。
2013年01月29日 09:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 9:45
登山口の高峰高原ホテル前に到着。
黒斑山は雲の中。
半分埋もれたバス停。
2013年01月29日 09:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 9:47
半分埋もれたバス停。
1973mもある車坂峠。寒いはずだ。
2013年01月29日 09:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 9:47
1973mもある車坂峠。寒いはずだ。
ツボ足で歩き始めましたが、朝一で誰も歩いていないためズボズボ埋まります。
2013年01月29日 09:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 9:51
ツボ足で歩き始めましたが、朝一で誰も歩いていないためズボズボ埋まります。
「こりゃダメだ」という事でスノーシューを装着。
MSRのスノーシュー。小さめの22インチサイズなので取りまわしが○。フレーム自体が刃になっているのでトラバースも安定して登れます。ヒールリフトは登るのがほんとに楽になります。
2013年01月29日 10:02撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 10:02
「こりゃダメだ」という事でスノーシューを装着。
MSRのスノーシュー。小さめの22インチサイズなので取りまわしが○。フレーム自体が刃になっているのでトラバースも安定して登れます。ヒールリフトは登るのがほんとに楽になります。
おっ、少し晴れてきた?
2013年01月29日 10:15撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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おっ、少し晴れてきた?
八ヶ岳もうっすらと見えてきました。
2013年01月29日 10:18撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 10:18
八ヶ岳もうっすらと見えてきました。
晴れろっ!
2013年01月29日 10:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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晴れろっ!
晴れろーっ!
2013年01月29日 10:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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晴れろーっ!
あーーガスった。やっぱダメか。。。
2013年01月29日 10:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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あーーガスった。やっぱダメか。。。
エビのしっぽ
2013年01月29日 11:09撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:09
エビのしっぽ
トーミの頭が見えてきました。うっすらと浅間山の姿も。晴れてれば絶景ポイントなのに。
2013年01月29日 11:13撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 11:13
トーミの頭が見えてきました。うっすらと浅間山の姿も。晴れてれば絶景ポイントなのに。
雪で埋もれている避難小屋。
2013年01月29日 11:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:16
雪で埋もれている避難小屋。
中はこんな感じです。
風がかなり強かったので中で休憩。
休憩している間に晴れてるといいな。
2013年01月29日 11:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:16
中はこんな感じです。
風がかなり強かったので中で休憩。
休憩している間に晴れてるといいな。
避難小屋を後にしトーミの頭へ。
あと少しでガスがとれそう!
2013年01月29日 11:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:34
避難小屋を後にしトーミの頭へ。
あと少しでガスがとれそう!
キターーーーっ!!!
2013年01月29日 11:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:35
キターーーーっ!!!
下界も見えてきました。
2013年01月29日 11:41撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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下界も見えてきました。
トーミの頭をめざし登ります。
2013年01月29日 11:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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トーミの頭をめざし登ります。
そしてついに、浅間山ドーンっ!
2013年01月29日 11:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そしてついに、浅間山ドーンっ!
いやー絶景だ!
2013年01月29日 11:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:47
いやー絶景だ!
大迫力です。
2013年01月29日 11:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:49
大迫力です。
トーミの頭から下をのぞいてみます。
こわ〜
2013年01月29日 11:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 11:50
トーミの頭から下をのぞいてみます。
こわ〜
トーミの頭から黒斑山へと向かいます。
2013年01月29日 12:06撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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トーミの頭から黒斑山へと向かいます。
ほんと晴れてよかった。
2013年01月29日 12:06撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:06
ほんと晴れてよかった。
黒斑山に到着〜
標識が埋もれてます。
2013年01月29日 12:10撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:10
黒斑山に到着〜
標識が埋もれてます。
黒斑山から蛇骨岳へと向かいます。
蛇骨岳へ向かう稜線はあまり人が歩いていないようです。
2013年01月29日 12:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:23
黒斑山から蛇骨岳へと向かいます。
蛇骨岳へ向かう稜線はあまり人が歩いていないようです。
蛇骨岳が見えてきました。
ついでに影自撮り。
2013年01月29日 12:24撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:24
蛇骨岳が見えてきました。
ついでに影自撮り。
黒斑山を振り返ります。
2013年01月29日 12:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:26
黒斑山を振り返ります。
先行者を追い抜いたので、昨日までの消えかかった踏み跡をスノーシューで耕しながら歩きます。
スノーシューで良かった。
2013年01月29日 12:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:31
先行者を追い抜いたので、昨日までの消えかかった踏み跡をスノーシューで耕しながら歩きます。
スノーシューで良かった。
雪玉が斜面を転がり落ちていきます。
2013年01月30日 13:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/30 13:33
雪玉が斜面を転がり落ちていきます。
強風もおさまり、言うことなしの天気。
2013年01月29日 12:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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強風もおさまり、言うことなしの天気。
蛇骨岳まであと少し。
2013年01月30日 13:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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蛇骨岳まであと少し。
蛇骨岳に到着!
2013年01月29日 12:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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蛇骨岳に到着!
仙人岳へと続く稜線の先まで行ってみます。
2013年01月29日 12:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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仙人岳へと続く稜線の先まで行ってみます。
絶景の浅間山
2013年01月29日 12:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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絶景の浅間山
そして黒斑山
2013年01月29日 12:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そして黒斑山
遠くには富士山も。
2013年01月30日 13:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/30 13:34
遠くには富士山も。
浅間山にズーム。
2013年01月29日 12:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:54
浅間山にズーム。
現在立ち入りが許されているのは前掛山まで。
2013年01月29日 12:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:54
現在立ち入りが許されているのは前掛山まで。
火口部
2013年01月29日 12:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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火口部
北アルプスも見えます。
名残惜しいですが時間もないので黒斑山に戻ります。
2013年01月29日 12:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 12:57
北アルプスも見えます。
名残惜しいですが時間もないので黒斑山に戻ります。
トーミの頭の手前から見る浅間山。
2013年01月29日 13:41撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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トーミの頭の手前から見る浅間山。
トーミの頭からの北アルプス。
2013年01月29日 13:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 13:43
トーミの頭からの北アルプス。
こちらは八ヶ岳と中央アルプス。
2013年01月29日 13:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 13:43
こちらは八ヶ岳と中央アルプス。
爺ヶ岳から針ノ木岳へと続く後立山の山々。
奥には剱岳と立山も見えます。
2013年01月29日 13:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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爺ヶ岳から針ノ木岳へと続く後立山の山々。
奥には剱岳と立山も見えます。
こちらは槍穂高。
2013年01月29日 13:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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こちらは槍穂高。
こちらは御嶽山。
2013年01月29日 13:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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こちらは御嶽山。
バスに乗り遅れる訳には行かないので、後ろ髪をひかれつつ下山開始です。
2013年01月29日 13:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 13:54
バスに乗り遅れる訳には行かないので、後ろ髪をひかれつつ下山開始です。
表コースと中コースの分岐。
早く下山できるらしい中コースを下ります。
2013年01月29日 13:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 13:54
表コースと中コースの分岐。
早く下山できるらしい中コースを下ります。
中コースはほとんど展望のない樹林帯の道が続きますが、アップダウンがなく楽チン。
降雪直後でも赤テープがしっかりついているので迷う事はなさそうです。
2013年01月29日 14:02撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 14:02
中コースはほとんど展望のない樹林帯の道が続きますが、アップダウンがなく楽チン。
降雪直後でも赤テープがしっかりついているので迷う事はなさそうです。
お、開けた。
2013年01月29日 14:09撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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お、開けた。
アサマ2000スキー場の奥に北アルプスがドーンと見えました。
2013年01月29日 14:12撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 14:12
アサマ2000スキー場の奥に北アルプスがドーンと見えました。
鹿島槍と爺ヶ岳。
鹿島槍の双耳峰はやっぱかっこいいですね。
2013年01月29日 14:13撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 14:13
鹿島槍と爺ヶ岳。
鹿島槍の双耳峰はやっぱかっこいいですね。
山と高原地図にはない分岐箇所。
道標は2方向しか示していませんが三股分岐でした。
真ん中のルートを進み車坂峠に向かいましたが、バスを待つ間のトイレや休憩を考えたら、スキー場へと向かえばよかったと後悔。
左方向はおそらく表コースへ向かうルートかと思われます。
2013年01月29日 14:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 14:20
山と高原地図にはない分岐箇所。
道標は2方向しか示していませんが三股分岐でした。
真ん中のルートを進み車坂峠に向かいましたが、バスを待つ間のトイレや休憩を考えたら、スキー場へと向かえばよかったと後悔。
左方向はおそらく表コースへ向かうルートかと思われます。
車坂峠方面へのルートはほとんど人が歩いていない感じでした。
2013年01月29日 14:24撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 14:24
車坂峠方面へのルートはほとんど人が歩いていない感じでした。
シュカブラ。
2013年01月29日 14:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 14:35
シュカブラ。
高峰高原ホテル前BSに到着。
高峰高原ビジターセンターは冬期閉館&ホテルで入浴する時間もなかったのでバス停の前で時間をつぶしました。
2013年01月29日 15:46撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 15:46
高峰高原ホテル前BSに到着。
高峰高原ビジターセンターは冬期閉館&ホテルで入浴する時間もなかったのでバス停の前で時間をつぶしました。
バスは1日に2本のみ。
2013年01月29日 15:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1/29 15:51
バスは1日に2本のみ。
高速バスを待つ間、小諸駅の近くのカフェで休憩。
この日は高校生カフェというイベントで、地元の高校生がカフェをやってました。なんと全品100円!
てきぱきと働く素朴な高校生達の気持ちのいい姿が、とても印象に残りました。
今日もいい雪山ハイクとなりました!
2013年01月29日 16:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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1/29 16:45
高速バスを待つ間、小諸駅の近くのカフェで休憩。
この日は高校生カフェというイベントで、地元の高校生がカフェをやってました。なんと全品100円!
てきぱきと働く素朴な高校生達の気持ちのいい姿が、とても印象に残りました。
今日もいい雪山ハイクとなりました!

感想

=大展望の黒斑山&蛇骨岳=

浅間山の大展望と雪山入門の山として有名な黒斑山に行って来ました。天気予報は曇りのち晴れ、展望の山で曇っちゃ〜意味なしです。果たして浅間山は望めるのか!


=ヤマレコはやっぱ役立つ!=

前々日は日曜日だったので、「人の入りも多そうだし雪は踏み固められてるだろうからスノーシューおいてこうかなぁ」なんて思いましたが、月曜日にアップされたヤマレコをみたところ、「黒斑山と蛇骨岳の間は踏み抜き多数」となっていたため持っていく事に。山の情報をいち早く共有できるヤマレコってやっぱ便利ですね。


=スノーシューで落し物をお届け=

という事でスノーシューを担いで新幹線とバスを乗り継ぎ、登山口の車坂峠に到着です。登山口からはツボ足で歩き始めるも朝一で誰もまだ歩いておらずズボズボに。さっそくスノーシューの出番です。
スノーシューを装着し、「やっぱ楽チンだ〜」とガシガシと歩いていくと、道の傍らに片方のグローブが。
「雪もついてないし落としたばかりだな。さっきスノーシュー履いてる時に抜いて行った人達かなぁ。登山口には今日ついた踏み跡はなかったから他にはまだ人いないはずだし」
という事で、落し物を届けるためにスノーシューでガンガン追いかけると、なんとか休憩中のグループの方達に追いつく事ができ、「グローブ落としませんでしたか?」と聞くと、やはりビンゴっ! 無事配達完了となりました。


=スノーシューはやっぱ便利です=

無事落し物を届け再びスノーシューでガシガシ歩きます。どうしてもスノーシューを履かなきゃいけないという状況ではなかったのですが、スノーシューについてるヒールリフト、やっぱこれが便利でした。踵を上げた状態で階段を昇る感じで斜面を登れるので足、特にふくらはぎに負担がかからず楽チン楽チン。
凍った箇所や急斜面の下りは厳しいですが、22インチと小さめのサイズなので取り回しもよく、周囲のフレーム自体が歯になってるのでトラバースルートも安定して歩けるので、結構どこでもいけちゃう感じです。結局、今回も下山するまで履きっぱなしでした。特に黒斑山〜蛇骨岳の間はスノーシューがおおいに役立ちました。


=浅間山の大展望=

強風にガスが流され、青空が見えるたびに一喜一憂しながら登って行くと、天気予報通り徐々にガスもとれ、トーミの頭の手前でついに浅間山と対面!テンション上がりながら登ったトーミの頭からはデ〜ンと構えた浅間山が。山のフォルム自体が絵になる山ってなかなかないですが浅間山はほんと絵になります。「いったい何枚写真撮ってんだっ!」という感じでシャッターを押しつつ浅間山を横目に歩き、ついに黒斑山に到着です。

黒斑山は目立ったピークもない山で標識がなければ通り過ぎちゃいそうですが、浅間山の展望はさすがという感じ。浅間山とさほど標高が変わらないとこから相対して眺めることができるからでしょうか。絶景具合を例えると、「富士山のすぐ隣に3500mの外輪山があってそこから富士山を眺めたら?」といったところ。
ゆっくりしたいところでしたが、蛇骨岳にも行きたかったので立ったまま行動食をパクつき早々にあとにしました。


=踏み跡消失=

黒斑山をあとにし蛇骨岳へと向かいます。途中まではツボ足の先行者がいたのですが追い抜いてからは踏み跡も埋まり気味に。ここからはスノーシューの真価発揮です。ブルトーザーのごとくズンズン進んでいくと、途中で踏み跡がパタっと完全に消失。片側が切れ落ちた稜線上が夏道と思われましたが、雪がかなりのっていて崩れそうに見えたので「ここを直進するのは嫌だなぁ」という事で、左に折れ樹林帯の中を迂回。
稜線からつかず離れず歩きやすい所を見つけながら進んでいくと、徐々に踏み跡が復活。どうやら迂回ルートが正解だったようです。変な踏み跡つけてしまったら後続の方達に申し訳ないのでホッとしました。


=蛇骨岳からの展望=

無事、踏み跡に復帰ししばらく歩くと蛇骨岳に到着。それまでは浅間山方向にしか開けてなかった視界が前方と左側にも一気に開け、海に突き出した岬の先端に立った様な展望。北アルプスの白馬岳のあたりはあいにくガスの中で見えませんでしたが、ここまで来た甲斐があったという景色。ダラダラしたいという欲求にかられましたが、帰りのバスは15:52の1本のみで乗り遅れる訳にはいかないため、またもや立ったまま行動食をパクつき蛇骨岳をあとにします。
蛇骨岳から車坂峠に戻る道は裏コースというルートがあるのですが通行禁止になってるようなので、来た道を戻りトーミの頭の下の分岐から中コースで戻ります。


=地図にない分岐=

中コースは樹林帯の中の展望のない道でしたが、表コースとは違いアップダウンがなく緩やかな下りが続く感じでとても歩きやすい道でした。しかし途中で地図にはない三股の分岐が。
道標は左右2方向を示しているのに対し分岐は3方向。右方向はアサマ2000スキー場なのは間違いなさそうでしたが、「はたして真ん中と左のどちらが車坂峠?」という感じ。一番左のルートは方向的にスキー場から表コースに向かうルートであろうと思われたので真ん中を選択。
真ん中のルートは途中から踏み跡が心細くなり「オイオイ、大丈夫かぁ?」という感じでしたが、結果は真ん中で正解。無事に車坂峠に戻る事ができました。


=まとめ=

危険箇所もほとんどなく手軽に登れる黒斑山。ちょっとした雪の稜線歩きも楽しめる蛇骨岳までのピストン。
黒斑山まででしたら踏みあとも消えにくく迷う危険性も低いですし、なにより浅間山の絶景が素晴らしいです。
比較的晴れやすい山域なのでピーカン雪山ハイクに持ってこい。オススメです!

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コメント

浅間山が大迫力ですね
こんにちは、zawadaさんhappy01

どこから見てもかっこいい浅間山ですが
やはり外輪山から間近で見ると迫力が違いますね。

幸か不幸か踏み抜き多発で持参したスノーシューが
役にたったようでよかったです。

蛇骨岳からだと北ア側の展望も良いのは知りませんでした。
私が行った時は車企画優先で外輪山を断念してしまったのでcoldsweats01

次に行く時は外輪山も回ってみようと思いますhappy01
2013/2/2 18:01
明日は四阿山リベンジですか?
muscatさん、こんばんは!happy01
ほんと浅間山は大迫力でした

muscatさんは去年の秋に浅間山登ってますもんね。
今回黒斑山に行ったのは、muscatさんのレコにのってた外輪山の写真にヤられたからなんです。lovely
錦秋の外輪山が弓なりに並んでる姿がスゴイ印象的だったので。maple

僕はまだ浅間山は登ってないので、秋にでも行きたいなぁなんて思ってます
2013/2/2 20:32
浅間山がいいですね。
zawadaさん こんばんは。
いや〜何とも「すんばらすぃ〜♪」
zawadaさんの念力で 快晴の太陽まで呼び出し
感動の浅間山ですね
とくと吟味させていただきました。
で行くとかなり時間がかかってしまいますが・・・
新幹線を有効に活用すると、なんと日帰りって
zawadaさんの十分に精査された計画を鑑みることができとても勉強になります。

とても綺麗な写真 と詳細な にも感動しました。
チョットおしゃれで素敵なレコnotesありがとうございました。
2013/2/2 21:51
ほんと晴れて良かったです!
beelineさんこんばんは!

おっしゃる通り、かなりな勢いで念じながら歩いてました。
「ごらぁ〜浅間山ー、顔みせろや〜。こっちとら新幹線ではるばる来たんだぞっbullettrain」といったところでしょうか。

山行プランをたてるのは大好きです。電車とバスの乗り継ぎと行程がハマった時なんて「ヨシっ!きたーっgood」って感じです。結構作り貯めてあるので、前日にピックアップして行き先を決める感じです。
問題は脳内登山で満足しちゃって、たまに山に行くのが面倒になっちゃうところです。coldsweats01

レコ褒めて頂いてありがとうございます。ヤマレコは山の情報を共有する場なので出来るだけ詳細を書こうとは思ってますが、いかんせん駄文が多くなってしまう傾向があるので、まだまだです〜
2013/2/2 23:24
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
黒斑山登山コース(浅間連峰):車坂峠(表コース)⇔トーミの頭⇔黒斑山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
浅間山外輪山・黒斑山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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