モミソ岩 沢登りに必要なロープワーク講習

2020年10月16日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.2km
• 登り: 79m
• 下り: 87m

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新茅山荘前広場

コース状況／危険箇所等

■マウントファーム
　　依存型連れて行ってもらうガイド的な登山ではなく、将来自分たちだけで行く
　　主体性を持つ登山者（もちろんそのような意志を持つ方なら初心者でもok）
　　がリスクと安全とは何か、どのような技術やコミュニケーションが必要か、を
　　テーマに実技を通じて実践しております。
　　山は楽しいけれど、事故は誰にも起こります。
　　それは小さな小さな要因がたまたま重なってしまった時、一日20000歩のうち
　　1歩をミスした時、家庭や仕事、人間関係に悩んだ時、自身の性格、天候、
　　迫りくるタイムリミットなど原因は様々です。
　　日常生活も含め登山行為による事故は決してゼロにはなりません。
　　が、確率を少しでも低くすることは考え、対応することでできると思います。
　　事故を起こされた方々のためにも、より安全に楽しい登山行為を伝えられたら
　　と思います。
　　http://mt-farm.info/

写真

10/16 8:40

新茅山荘前広場

10/16 9:43

エイトノット・オン・ア・バイトをもし使う場合はロッキングカラビナ2枚掛けで

10/16 9:45

ダブルフィギュアエイトノット

10/16 9:54

クローブヒッチ

10/16 10:00

ムンターヒッチ

10/16 10:01

ミュールヒッチ（バックアップ前）

10/16 10:05

10/16 10:05

10/16 10:10

10/16 10:11

沢では様々なアンカーを使う
ナッツ

10/16 10:12

10/16 10:18

10/16 10:39

10/16 11:00

以前はよく使われていたプルージックヒッチ

10/16 11:09

クレムハイスト

10/16 11:13

オートブロック
形が崩れないよう調整している

10/16 11:24

バックマンヒッチ

10/16 11:36

10/16 11:36

10/16 11:42

10/16 11:42

いまだに多い沢登り中の溺死事故
滝と釜の渦の流れがどうなっているか枯れ木を流して見てもらった。
気泡が立った箇所はさらし場と呼ばれ浮力が半減する。

10/16 13:19

10/16 13:23

アッセンディング実践

10/16 13:33

10/16 13:44

10/16 13:49

10/16 13:56

10/16 14:31

10/16 14:32

10/16 14:34

10/16 14:58

10/16 14:58

10/16 14:58

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

天気が危惧されましたが昼からは暖かい陽射しも燦々のモミソ岩にて沢登りに必要なロープワーク講習。
平日、街は道路混雑ですが山は空いていてよいものです。

フィギュアエイトノット・フォロースルー、オン・ア・バイト、ダブルフィギュアエイトノット、クローブヒッチ、ムンターヒッチ、ミュールヒッチとハーフヒッチ、ダブルフィッシャーマンズベント、プルージックヒッチ、クレムハイストヒッチ、オートブロック、バックマンヒッチ、スネークヒッチ、コックヒッチなど。

次にそれらの一部を使ったラペリングとアッセンディング。

最後にアンカードビレイの構築とリリースの方法。
ビレイデバイスのリリースホールは製品によって穴の大きさと形状が異なるので、カラビナを入れるのか、細目のスリングを入れるのか検証してもらいました。
本番で「ありゃ入らないじゃん」ではすみませんので、こういう場で検証しておくことは大切です。

お二方ともたぶん100％消化とは行かないでしょうが、トラブル回避やスムーズな遡行には知るべき技術ですので何度も思い返して習得されてくださいませ。