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記録ID: 2658712
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ハイキング
中央アルプス

安平路山(摺古木自然園休憩舎より)

2020年10月18日(日) [日帰り]
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GPS
09:27
距離
16.0km
登り
1,027m
下り
1,017m

コースタイム

06:24 摺古木自然園休憩舎出発
07:19 摺古木山直登コース分岐(行きは直登コース)
07:56 摺古木山山頂 08:09
09:23 白ビソ山
09:57 安平路避難小屋 10:03
10:06 水場分岐(5分)
10:19 水場分岐(1分)
11:02 安平路山山頂 11:07
12:00 安平路避難小屋(昼食) 12:30
13:04 白ビソ山
14:08 摺古木山山頂
14:27 摺古木自然園 14:33
15:03 摺古木山直登コース分岐(帰りは摺古木展望台周回コース)
15:52 摺古木自然園休憩舎帰着
天候 晴れのち曇り、安平路山山頂(11:00)気温2℃
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:中央自動車道−飯田IC−国道153−<飯田インター東>−県道15号−<白山町3丁目>−県道8号−大平宿−<摺古木自然園入口/853 192 396*00>−東沢林道−<ゲート/摺古木自然園休憩舎登山口/853-253-642*34>−摺古木自然園休憩舎

■復路:摺古木自然園休憩舎(16:06/0km)−東沢林道−<ゲート/16:35/5km>−<摺古木自然園入口/16:45/7.6km>−大平街道−<飯田峠>−県道8号−<白山町3丁目>−県道15号−<飯田インター東>−飯田IC−中央自動車道−<岡谷JCT>−双葉SA−<大月JCT>−(小仏25キロ渋滞)−<八王子JCT>−首都高速−都内(22:03/316.6km)

■駐車場:摺古木自然園休憩舎の右側に、5〜6台の駐車スペースがあります。
マップコード:853 343 362*73
休憩舎の駐車スペースが満杯の場合は、少し下のトイレの周辺に数台駐車可能です(路駐)。
コース状況/
危険箇所等
■東沢林道
東沢林道は、大平宿の入口から摺古木自然園休憩舎まで約7.6キロ、入口から2.6キロ辺りにロープゲートがあります。ゲートまでは普通車でも行かれますが、ゲートから先は未舗装の悪路で、両側から笹が林道に伸びていますので、オフロードが走れる車がいいでしょう。
この笹や草のため、車のソナーが働きっぱなしで、急ブレーキが4、5回作動しました。悪路での急ブレーキはハンドルを取られて危険ですが、この日は新月で月明かりは全くなし、どんな障害物があるか判らないのでソナーを解除しないで走りましたが、明るい時は解除した方がいいでしょう。
真っ暗だと林道がかなり狭く感じます。

■摺古木自然園休憩舎−摺古木山山頂
登山道は直登コースも展望台経由の周回コースも笹の刈り払いがされていて、歩きやすい登山道でした。この間は、随所に沢があり水が豊富に流れています。

■摺古木山山頂−安平路山山頂
この間はほぼ笹藪です。刈り払いは一切されていません。
顔に達する長さの場所も何ヵ所かあり、密集しているため足元が見えません。
倒木に足をぶつけたり引っかけたり、悪態をつく元気もなくなります。
時期的なのか、笹を押し分けると「羽虫?」が多量に飛び出すことがあります。
口に入ったり鼻に入ったり、コロナ禍同様マスクが離せません。
背丈の長い笹ですが、何となく登山道は判ります。笹の下の登山道そのものはよく踏まれていると思います。
しかし昨日の雨は頂上付近は雪でした。笹が雪で寝てしまうと登山道が判りません。また、登りで中途半端に雪の乗った笹を押し上げるのは大変でした。これからは笹が完全に雪の下にならないと大変でしょう。
大平宿、大平街道(県道8号)からこの案内を右折して東沢林道に入ります。
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大平宿、大平街道(県道8号)からこの案内を右折して東沢林道に入ります。
入口を入って約2.6キロ、ゲートがあります。月が出ていないので真っ暗ですが、ロープを外して突っ込みます。
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入口を入って約2.6キロ、ゲートがあります。月が出ていないので真っ暗ですが、ロープを外して突っ込みます。
おっとっと、トイレを通過してしまった。チョット戻って見てきます。イヤ、見なかった方がよかったかも...
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おっとっと、トイレを通過してしまった。チョット戻って見てきます。イヤ、見なかった方がよかったかも...
林道の終点が摺古木自然園休憩舎です。右側に5、6台の駐車スペースがあります。
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林道の終点が摺古木自然園休憩舎です。右側に5、6台の駐車スペースがあります。
悪名高き笹藪は刈り払われていました。感謝です。
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悪名高き笹藪は刈り払われていました。感謝です。
周囲の山々は紅葉真っ盛りのようです。
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周囲の山々は紅葉真っ盛りのようです。
摺古木山への直登コースと周回コースの分岐です。行きは直登コース、帰りは展望台を経由して下山の予定です。
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摺古木山への直登コースと周回コースの分岐です。行きは直登コース、帰りは展望台を経由して下山の予定です。
きれいですがアザミ岳かな。
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きれいですがアザミ岳かな。
高度を上げてくると恵那山がきれいです。
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高度を上げてくると恵那山がきれいです。
中央アルプスの南端、摺古木山山頂です。
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中央アルプスの南端、摺古木山山頂です。
山名:摺古木山 基準点名:摺小木山 等級:一等 標高:2168.89m
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山名:摺古木山 基準点名:摺小木山 等級:一等 標高:2168.89m
北東の方角には冠雪した中央アルプスがズラーッと見えます。右の仙涯嶺から南駒ヶ岳、空木岳は角度的に南駒ヶ岳の後ろかな。北の方には三ノ沢岳、宝剣岳、駒ヶ岳、麦草岳辺りまで見えます。
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北東の方角には冠雪した中央アルプスがズラーッと見えます。右の仙涯嶺から南駒ヶ岳、空木岳は角度的に南駒ヶ岳の後ろかな。北の方には三ノ沢岳、宝剣岳、駒ヶ岳、麦草岳辺りまで見えます。
南駒ヶ岳と仙涯嶺をアップに、奧にチョコっと見えているのが空木岳だと思います。
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南駒ヶ岳と仙涯嶺をアップに、奧にチョコっと見えているのが空木岳だと思います。
北の方をアップに、三ノ沢岳、宝剣岳、駒ヶ岳など、北の方が雪が多そうです。
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北の方をアップに、三ノ沢岳、宝剣岳、駒ヶ岳など、北の方が雪が多そうです。
北の方角には御嶽山と乗鞍岳。右端は北アルプス、槍穂だと思います。
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北の方角には御嶽山と乗鞍岳。右端は北アルプス、槍穂だと思います。
御嶽山をアップに。
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御嶽山をアップに。
乗鞍岳をアップに。北アルプスは帰りに...
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乗鞍岳をアップに。北アルプスは帰りに...
さて、安平路山へ向かいます。
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さて、安平路山へ向かいます。
初っぱなから笹藪です。
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初っぱなから笹藪です。
笹は密集していて登山道は見えませんが、それでも何となく判ります。判りにくい割りには登山道を外すことはありませんでした。
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笹は密集していて登山道は見えませんが、それでも何となく判ります。判りにくい割りには登山道を外すことはありませんでした。
ところどころ雪が出てきました。安平路山も昨日の雨は雪になったようです。
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ところどころ雪が出てきました。安平路山も昨日の雨は雪になったようです。
樹木が邪魔で視界が開ける場所はありませんが、南アルプスの南部が見えています。
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樹木が邪魔で視界が開ける場所はありませんが、南アルプスの南部が見えています。
バルタン星山
白ビソ山の山頂ですが、展望はありません。たしかにシラビソの木は多いです。
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白ビソ山の山頂ですが、展望はありません。たしかにシラビソの木は多いです。
安平路山と避難小屋が見えました。
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安平路山と避難小屋が見えました。
安平路山の山頂をアップに。多少雪は積もっているのでしょうか。アイゼン等は持ってきていません。
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安平路山の山頂をアップに。多少雪は積もっているのでしょうか。アイゼン等は持ってきていません。
山頂直下です。笹が倒されて登山道は判りません。笹を押し分けるのも大変なので、残り50〜60メートル程、山頂の見当をつけて強引に突破しました。
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山頂直下です。笹が倒されて登山道は判りません。笹を押し分けるのも大変なので、残り50〜60メートル程、山頂の見当をつけて強引に突破しました。
安平路山山頂です。何と、山頂には雪はありませんでした。気温は2℃、融けてしまったのかな?
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安平路山山頂です。何と、山頂には雪はありませんでした。気温は2℃、融けてしまったのかな?
山名:安平路山 基準点名:二ツ薙 等級:三等 標高:2363.49m
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山名:安平路山 基準点名:二ツ薙 等級:三等 標高:2363.49m
安平路山の山頂は気温2℃で、若干風もあり、雪で濡れた手袋が冷たく、急いで避難小屋まで戻って来ました。
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安平路山の山頂は気温2℃で、若干風もあり、雪で濡れた手袋が冷たく、急いで避難小屋まで戻って来ました。
土間をお借りして暖かい昼食です。とっいっても、毎度質素なカップラですが...
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土間をお借りして暖かい昼食です。とっいっても、毎度質素なカップラですが...
土間にヒカリゴケが自生しているようです。保護するように張り紙がありました。
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土間にヒカリゴケが自生しているようです。保護するように張り紙がありました。
お腹も一杯になったので、小屋を出ると目の前に南駒ヶ岳が近いです。
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お腹も一杯になったので、小屋を出ると目の前に南駒ヶ岳が近いです。
樹木の間から南アルプスが見えます。悪沢岳(左)と赤石岳(右)だと思います。
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樹木の間から南アルプスが見えます。悪沢岳(左)と赤石岳(右)だと思います。
摺古木山の山頂に戻って来ました。帰りは展望台経由で下ってみます。
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摺古木山の山頂に戻って来ました。帰りは展望台経由で下ってみます。
山頂には国土地理院の一等三角点の他に御料局三角點もあります。
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山頂には国土地理院の一等三角点の他に御料局三角點もあります。
北アルプスがきれいに見える場所がありました。
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北アルプスがきれいに見える場所がありました。
槍穂をアップで、紅葉の涸沢はどうなっているんだろう。
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槍穂をアップで、紅葉の涸沢はどうなっているんだろう。
この場所が展望台のようです。標柱には摺古木自然園と書かれていました。紅葉の時期なのに誰もいません。
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この場所が展望台のようです。標柱には摺古木自然園と書かれていました。紅葉の時期なのに誰もいません。
雪景色を撮っていたら秋色を撮るのを忘れていました。
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雪景色を撮っていたら秋色を撮るのを忘れていました。
秋色も鮮やかです。
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秋色も鮮やかです。
摺古木自然園休憩舎まで戻って来ました。薮漕ぎがボディブローのように利き、予定より1時間遅れです。小仏の渋滞、真っ直中に飛び込みそうです。お疲れ〜...
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摺古木自然園休憩舎まで戻って来ました。薮漕ぎがボディブローのように利き、予定より1時間遅れです。小仏の渋滞、真っ直中に飛び込みそうです。お疲れ〜...

感想

10月にGo To トラベルキャンペーンが解禁されて半月が過ぎた。
観光地は東京からの観光客でごった返している様子。
10月の2回目山行も人が少ない静かな山を探していた。
人が少ないと言えばやはりアプローチが大変。
そんな山を探していて目に留まったのが東沢林道の安平路山。
大平宿に行くのも大変だが、そこから登山口に行くのも大変。
きっと静かな山行を約束してくれる筈。

初めて走る東沢林道は月明かりもなく真っ暗で、ソナーの悲鳴だけが鳴り響き緊張した走りを強いられた。
薄明るくなった林道終点で見渡した周囲の山々は紅葉真っ盛り、でも摺古木山の山頂で見渡した周囲の山々、北、中、南アルプス、御嶽、乗鞍など、全て冠雪していて予想外だった。
安平路山までの笹の薮漕ぎは想定内だったが、やはりしんどかった。
でも紅葉の時期、Go To トラベルキャンペーンの中、静かな山行が楽しめた。

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