見慣れぬ景色 未丈ヶ岳

2020年10月21日(水) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,225m
• 下り: 1,234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:09

7:20 泣沢登山口
8:11 8:11 鉄橋
9:33 9:33 974mピーク
9:42 9:42 松の木ダオ
11:39 12:42 未丈ヶ岳
14:19 14:19 松の木ダオ
14:28 14:35 974mピーク
15:36 15:37 鉄橋
16:29 泣沢登山口

天候

高曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

泣沢避難所駐車場

コース状況／危険箇所等

登山口に登山ポストあり
※写真コメント参照

【駐車場〜三ツ又口】
ここの間は、地図上では破線ルートで核心
トラバース気味の所が多く、転がり落ちれば沢へドボン的なところ。
所々、トラロープがありお助け？になっている様子。
渡渉は3回あり。
雰囲気は川古温泉から毛渡乗越に行くまでの沢沿いトラバースに似ている。

【三ツ又口〜972m地点〜山頂】
972mまでは平が岳のような、中ゴー尾根のようなコース。972mまで行くと、越後駒ケ岳や中ノ岳などが良く見える。972mから一旦下り、また頂上まではひたすら登り。そこそこの急登もある。

※天候によりコースの状況は変わります。装備やルートの選択は適宜自己判断してください。それぞれ経験、技術が違うので他人を頼りにしてはいけません。

写真

10/20 7:20

ここの登山ポストは情報を記載したものを「折りたたまずそのまま入れて下さい」とある。それはかなりオープンなもので、ここに来た人すべてが記載した情報を見ることができる。そのため、届を出すのを躊躇うほど…個人情報保護法が施行されている現在、シャッターの奥の閉ざされた空間ではありますが、このようなポストは見直しが必要だと思います。私は下山時に自身の届けを回収させていただきました。

10/20 7:27

登山口からすぐの沢。一度目の渡渉…お連れ様がいきなりドボンしそうになりビビりました。笑っちゃったんですけどねw

10/20 7:38

二度目の渡渉…まだ石が乾いておらず、少々滑る。お連れ様にはロープがかなり役に立ったようです。

10/20 7:54

あちこちにロープがあり、ストックをうまく使って手繰り寄せていました。ロープ使わなくても行けるんだけどなぁ…と心の声をアウトプットしないようにしました。お口にチャックです。

10/20 8:01

道標は4つぐらいありました。

10/20 8:06

3度目の渡渉…ここはバランスの良し悪しとどこに足を置くかが重要。まぁ、後者の選択肢はかなり限定されていますけどね。

10/20 8:07

3度目の渡渉の前後には鎖が設置されています。

10/20 8:11

さぁ、鉄橋です。橋の中央部が高くなっています。手すりがない橋はちょっとドキがムネムネしますね。

10/20 8:12

沢がとてもきれいです。夏に来て、この橋からドボンってしてみたいw

10/20 8:31

ここの稜線ですが、平ヶ岳っぽさもあるし、中ゴー尾根っぽさもある。後者はマイナールート過ぎてわかりにくいですね。

10/21 9:10

972m地点。奥の高いのは越後駒ケ岳で、その左側はたぶん中ノ岳。越後駒ケ岳は穏やかな良い山ですよね。夜間の枝折峠までの道はなかなかホラーですけどね。

10/21 9:17

見事なグラデーション。

10/21 9:24

赤や黄色、色とりどりの樹々。

10/21 9:28

紅葉だけではなく、苔⁉もきれいでした。

10/21 9:55

雰囲気の良い登山道（すべてではない）。

10/21 11:25

紅葉は上部が良い感じ。頂上まであと30分ぐらい？

10/21 11:03

3つ並んだ岩峰付近の紅葉が良いなぁと立ち止まり、眺め、シャッターをきる。

10/21 11:40

未丈ヶ岳山頂に到着（1552.9m）。でも、目的はここではない。
群馬県はどっちで、福島県はどっち？と聞かれますが、よくわかりません。慣れないところに来ると方向音痴になりませんか？

10/21 11:48

頂上のわずか手前をそれて行くと、この景色。草紅葉と言うようです。見慣れぬ景色です。

10/21 11:50

この景色が見たかった。

10/21 12:06

カツサンドを頬張るお連れ様。

10/21 11:35

ここでお湯を沸かしてココアと思ったのですが、このロケーションで一歩間違うと山火事に発展しかねないので頂上でお湯を沸かすことにしました。山火事起こしたらやばいでしょ！

10/21 12:22

そして貸し切りの頂上でお湯を沸かす。本日はココアです。

10/21 12:31

今日も先輩からいただいた手作りのアルコールストーブが活躍しました。火がついていても、炎が見えないので手のひらをかざして確かめます。

10/21 12:50

奥の山々は、山と高原地図には出ていないのでわかりません。

10/21 11:36

高曇り。weathernewsの過去1時間ごとの天気は晴れになっているけど、どうなの？

10/21 13:31

秋ですね〜。

10/21 11:39

そして時折青空が見える。

10/21 11:40

橋まで下って来ました。この後無事に渡渉でき…あ、またコケてた人がいたwドボンはなしでした。

撮影機器：

α7R ILCE-7R SONY

OLYMPUS STYLUS TG-830 Tough オリンパス

感想

tetsuraw

1年半ぐらい前に一枚の写真をきっかけに未丈ヶ岳を知った。

小学校に上がる前の私の写真を父が送ってくれた。
その写真は、私が設計の上に立っているものだった。
「いつ、どこで撮ったの？」と聞くと「8月の一ノ倉沢だよ。本当は未丈ヶ岳に行く予定だったんだ。」と…これがきっかけ。その後父が未丈ヶ岳に行ったか否かは不明。
昔は残雪が多かったんだなぁ、今じゃ8月に一ノ倉沢に雪なんてなく、温暖化が原因だろうと私は思っている。まぁ、良くはないが、未丈ヶ岳に話を戻す。この時、未丈ヶ岳の存在を知り、調べ始めた。どうやら、秋は頂上付近で草紅葉が見られるらしいことがわかり、それを目標とした。
去年も考えてはいたが、休みと天気の折り合いが悪く諦めた。ということで、今年も狙っていて、今回行くことができた。


今回お連れ様（妻）の歩く姿を見ていて、お助けロープがある所は、それに注意が向いてしまい足元が疎かになっていたり、滑りやすい姿勢になっている印象を受けた。
また、ストックを使う場面も同じだ。ストックに依存するがあまりに姿勢が悪くなることがある。ロープに掴まることやストックを使うことで安心感が得られるのだろうが、使わなくても歩けることを考えるとなくてもいいんじゃないかとも思う。なければ、それらに頼ることなくバランスを保つだろう。初心者に対して、こういうのは判断が難しいところだなと感じた山行でした。