霧氷の八経ヶ岳
- GPS
- 10:06
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:17
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
昨年大杉谷から大台ヶ原を歩いた時、日出ヶ岳から見た大峰山系が素晴らしく、今回遠征して来ました。
東京から向かうには結構交通機関の乗り換えが密で、新宿21:30の夜行バスで京都へ、近鉄で橿原神宮前経由で下市口。奈良交通のバスで天川川合で降り、村に一台のタクシーで行者還トンネル登山口10:00着と、凡そ半日掛けての大移動です。
京都駅ではコンビニで食料調達を予定していたので、30分以上の余裕を持っていたのですが、東名事故渋滞で20分遅れの到着。
大急ぎでセブンイレブンに駆け込み、おにぎりやパンを買い06:08発の近鉄にぎりぎり間に合いました。
橿原神宮前で吉野線に乗り換えて下市口には予定通り08:02に到着です。
此処で村唯一のタクシーである天川タクシーに電話を入れると、先客を送ってくるので09:30頃になりますとの事。
バスを待っていた処、天川タクシーから折り返しの電話が入り「女性3人の相乗り希望が入ったけれど構わないか?」
このご時世、狭いタクシー内に見ず知らずで密は避けたいとやんわりお断りしました。
あちらは何も感じないのかなぁ〜 まぁ3人なので駅から千石タクシーで行っても1万円だからバス代含めても一人当たり同額程度だから、そのほうが早くてイイのに・・・
天川川合バス停でトイレタイムが取れ、行者還トンネルに10:30到着したのですが、風が強くストレッチもそこそこに登山開始です。
よく見る三角の欄干橋を渡り、ほどほどの斜度が気持ち良いです。
弁天の森、聖宝ノ宿跡迄の紅葉を愛でながら、弥山小屋に着いた頃には強風で体感気温は10度以下でした。
辺りはガスガスでしたが弥山迄上がり、お参りし小屋にチェックインです
小屋では大部屋のロフト部分の1画(おそらく普段は10人程度入れる位の広さ)が与えられましたが、寝具の提供はなく、そのため前もって嫁用にモンベルのダウンハガーNo3を導入しました。
表のテラスで昼食を採ったのですが、淹れた珈琲が直ぐに冷めてしまう程冷え込んでました。
小屋周囲だけでも10張以上のテントが強風に煽られてましたが、明日迄無事に過ごせますかね?
夕食のカレーをペロッと食べ、夜行バスでの寝不足解消のためシュラフに潜り込みました。
朝目覚めると結露したサッシは凍り付いてました。
恐らく夜中は氷点下になった事でしょう。
今日は川合に降りて洞川温泉で一泊のスケジュールですので、ゆっくりと身支度をして07:00に出発です。
木々は霧氷を纏い、さながら初冬の様相です。
ハードシェルとグローブがなければとても寒くて歩を進める事が出来ない程冷え込んでいましたが、思い掛けない冬山景色に妻ははしゃいでおりました。
八経ヶ岳山頂からはガスが次々と流れ、景色を楽しむ余裕も無く明星ヶ岳に向かいます。
山頂では下の座敷に泊まっていた兵庫からのご夫婦と暫し歓談。
ぼちぼちと日裏山付近まで下ると霧氷はかけらも無く、陽だまりでホッとできました。
宿のチェックインが15:00なので、栃尾辻手前の名もなき開けた広場で日向ぼっこしながらちょっと珈琲タイムを取り、どんどん降ると14:00に学校脇に出ました。
道の駅「てん」に宿から迎えに来てもらい、洞川温泉へ。
本当に小さな温泉街ですが、どの店も「陀羅尼助丸」と「ごろごろ水」を売ってますね。
修験道の行者が1300年必携にしている和漢胃腸薬(小さい正露丸みたい)で、翌日私も買っちゃいました!
めったに訪れる事の出来ない近畿の山なので、贅沢に温泉泊をする計画を立てましたが、GO TOのお陰で安くお泊りでき、帰りの新幹線代の足しになりました。
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