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Yamareco

記録ID: 2684689
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ハイキング
奥秩父

黄葉と霧氷の甲武信ヶ岳、虫刺されでえらいことに・・・・

2020年10月29日(木) 〜 2020年10月30日(金)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:33
距離
19.9km
登り
1,477m
下り
1,457m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:14
休憩
0:44
合計
5:58
9:13
21
9:34
9:34
29
10:03
10:06
13
10:19
10:25
76
11:41
11:41
116
14:10
14:10
23
14:33
15:01
10
2日目
山行
4:10
休憩
0:16
合計
4:26
7:33
19
7:52
7:59
21
8:20
8:23
13
10:09
10:09
60
11:09
11:11
15
11:26
11:28
31
11:59
初日、9:25ごろ車のランプを切っていないことを思い出し、駐車場まで戻ったため往復20分のロスとなった。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速長坂ICより約1時間、農道の外れの未舗装の林道をたどると毛木平駐車につく。
コース状況/
危険箇所等
比較的平坦な道が続きますが、小さな起伏がいくつもあり、ゴロゴロと石が組み合わさった道は歩きづらいところが多いです。濡れた木橋や岩は滑りやすくなっていました。
野辺山駅の少し北の農道を東に向かい、さらにデコボコ無舗装の林道を通ると、突然よく整備された毛木平駐車場が開けました。
野辺山駅の少し北の農道を東に向かい、さらにデコボコ無舗装の林道を通ると、突然よく整備された毛木平駐車場が開けました。
毛木場とか毛木場平と呼ぶこともあるようです・・・・
毛木場とか毛木場平と呼ぶこともあるようです・・・・
その奥に登山口ゲートがあります。
その奥に登山口ゲートがあります。
なだらかな林道を上がっていきます。ゴロゴロとした大きな石ころの多い道は見かけよりかなり歩きにくいですが。あたりの紅(黄)葉はピークをすぎているようですが、まだまだ綺麗です。
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なだらかな林道を上がっていきます。ゴロゴロとした大きな石ころの多い道は見かけよりかなり歩きにくいですが。あたりの紅(黄)葉はピークをすぎているようですが、まだまだ綺麗です。
この写真よりさらに7分ほど歩いた頃、車のランプを消し忘れていることを思い出しました。仕方なく荷物をその場にデポし、駐車場まで戻りました。
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この写真よりさらに7分ほど歩いた頃、車のランプを消し忘れていることを思い出しました。仕方なく荷物をその場にデポし、駐車場まで戻りました。
無事にランプを消して、荷物のところまで戻ったのが9:44 頃。およそ30分ほどの遅れになってしまいました。
無事にランプを消して、荷物のところまで戻ったのが9:44 頃。およそ30分ほどの遅れになってしまいました。
気を取り直して、黄葉を愛でながら登っていきます。
気を取り直して、黄葉を愛でながら登っていきます。
たくさんの唐松は落葉が進んでいますが、まだまだ楽しめます。
たくさんの唐松は落葉が進んでいますが、まだまだ楽しめます。
大山祇神社の横を通ります。
大山祇神社の横を通ります。
唐松林の中は落ち葉が散り敷かれ絨毯のようでした。
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唐松林の中は落ち葉が散り敷かれ絨毯のようでした。
千曲川に付かず離れず登っていき、ときどき大きな岩を乗り越えたりまいたりしていきます。こんな梯子で岩を下るところもあります。
千曲川に付かず離れず登っていき、ときどき大きな岩を乗り越えたりまいたりしていきます。こんな梯子で岩を下るところもあります。
ナメタケ…ではない、ナメタキのそばを通ります。滑滝と書きます。
ナメタケ…ではない、ナメタキのそばを通ります。滑滝と書きます。
こんな橋で千曲川を何回か横切ります。
こんな橋で千曲川を何回か横切ります。
時々こんな歩きにくい場所も現れます。道は左上から右下に走っています。
時々こんな歩きにくい場所も現れます。道は左上から右下に走っています。
見事な黄葉をしている唐松がありました。
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見事な黄葉をしている唐松がありました。
逆光でみる黄葉も綺麗です。
逆光でみる黄葉も綺麗です。
千曲川信濃川水源の標
千曲川信濃川水源の標
この標から少し落ち込んだところが川の始まりになっています。まあ単に水がしみだしているだけのことですけれど・・・・
この標から少し落ち込んだところが川の始まりになっています。まあ単に水がしみだしているだけのことですけれど・・・・
甲武信岳頂上です。今日は滅茶苦茶バテました。なぜか右脚に違和感があります。ちょっとこれは問題と思い、急遽明日は元来た道で下山をすることを決めました。
甲武信岳頂上です。今日は滅茶苦茶バテました。なぜか右脚に違和感があります。ちょっとこれは問題と思い、急遽明日は元来た道で下山をすることを決めました。
頂上の眺めは360度あり、遠近のいろんな山が望めます。これは南西方向を撮ったもので、左半分が国師岳、右手には金峰山(五丈岩が見えます)や朝日岳が見えます。さらに中央の遠方には雪を頂いた白峰三山が雲の向こうに見えます。
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頂上の眺めは360度あり、遠近のいろんな山が望めます。これは南西方向を撮ったもので、左半分が国師岳、右手には金峰山(五丈岩が見えます)や朝日岳が見えます。さらに中央の遠方には雪を頂いた白峰三山が雲の向こうに見えます。
5人組の中年男女が登ってこられたので、写真の撮りっこをしてもらいました。
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5人組の中年男女が登ってこられたので、写真の撮りっこをしてもらいました。
甲武信小屋に向かいます。
甲武信小屋に向かいます。
甲武信小屋のすぐ下の斜面がテントサイトになっており、この日は私一人がテントでした。食事を予約しておいたので小屋の中で皆さんと一緒にいただき、お話もでき、楽しく過ごせました。(写真は翌朝撤収中に撮影したもの)
甲武信小屋のすぐ下の斜面がテントサイトになっており、この日は私一人がテントでした。食事を予約しておいたので小屋の中で皆さんと一緒にいただき、お話もでき、楽しく過ごせました。(写真は翌朝撤収中に撮影したもの)
夜はとても冷えました。エアマットに穴が空いていろいろ対処をしたりして何とか、眠ることができましたが、違和感のあった右脚が少し痛みはじめているのがわかりました。
朝、濡れたテントを干して置いたところ、氷ってしまい、持ち上げると薄い雲母片のようなものがさらさらと落ちました。
夜はとても冷えました。エアマットに穴が空いていろいろ対処をしたりして何とか、眠ることができましたが、違和感のあった右脚が少し痛みはじめているのがわかりました。
朝、濡れたテントを干して置いたところ、氷ってしまい、持ち上げると薄い雲母片のようなものがさらさらと落ちました。
まず甲武信岳に登り返します。途中ふと気づくとあたりの木々が白く粉を吹いたようになっていました。なんと霧氷ではありませんか。
まず甲武信岳に登り返します。途中ふと気づくとあたりの木々が白く粉を吹いたようになっていました。なんと霧氷ではありませんか。
霧氷の間を抜けて頂上に向かいます。
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霧氷の間を抜けて頂上に向かいます。
頂上に着きました。今日は霧氷だけとっておくことにします。
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頂上に着きました。今日は霧氷だけとっておくことにします。
これより毛木平に向かいます。
これより毛木平に向かいます。
千曲川の水は流れているのに、空を映して岩のように見えます。
千曲川の水は流れているのに、空を映して岩のように見えます。
唐松は下のほうから落葉していくのでしょうか……
唐松は下のほうから落葉していくのでしょうか……
出発点に戻ってきました。車のそばには12:00着。いつもに比べるとかなり遅いのは、やはり右脚がおかしいためと思われました。
出発点に戻ってきました。車のそばには12:00着。いつもに比べるとかなり遅いのは、やはり右脚がおかしいためと思われました。

感想

食事を小屋にお願いしたものの、この時期ソロテントで甲武信岳に行けるかどうか年齢的な不安がなきにしもあらず。早々に千曲川沿いのコースで下山を決めたのもそんな不安があったからかもしれません。大陸からの寒気が凄く、エアマットに穴が開いていた(事前チェックでは気がつきませんでした。)中で、何とか眠れたのは幸運というべきでしょうか。右脚の異常については帰宅後、腫れあがって発赤もあったので、病院にいきました。皮膚の傷から雑菌の侵入があって、蜂窩織炎(ほうかしきえん)なるものが発症、と診断されました。筋肉の怪我や故障ではなく、山に行く体力等が直接否定されたわけではない、と思うことにしました。
追記(12月5日):蜂窩織炎は抗生物質を約1か月近く服用して、どうにか収まりつつありますが、こんなに手間取るとは予想できませんでした。発端は多分虫刺されだったのだろうと思いますが、ほんの少しチクッと感じただけで、虫の姿も見ていないのでした。その場では大したことのない虫刺されも侮るべきではないようです。

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体力レベル
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