大高山(鉄道アプローチの山スキー)

2013年02月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 7.8km
• 登り: 960m
• 下り: 858m

コースタイム

JR猪谷駅7:01-7:16寺院裏取り付き-8:31送電線下-9:53標高700mDちゃん離脱10:01-11:59大高山12:21-12:43標高700m-13:30取り付き

天候

曇り時々雪、後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

「電車」しか選択肢がないがJR高山線の車両はディーゼル車。
猪谷駅から徒歩。

コース状況／危険箇所等

取り付き後の杉植林地は積雪少なく堅雪急斜面がやや登り難い。標高600-700m辺りが痩せ尾根・ブッシュで登り下り共難儀した。

写真

2/10 6:31

JR高山本線富山発の始発電車で終点猪谷駅下車。

2/10 6:49

猪谷駅の裏山が目指す大高山。

2/10 6:52

高台にあるお寺の裏から取り付ける。

2/10 7:13

取付きは田んぼを渡って杉林へ

2/10 7:30

取り付きから急斜面、雪が少なく固い。

2/10 7:53

杉林を抜けると、藪がうるさい。

2/10 8:31

送電線下の平地を抜け、また尾根に上がる。

2/10 10:34

標高750m以上で藪が薄くなり、歩き易くなった。

2/10 10:53

標高900m以上はブナ林で、ラッセルではあるが登り易く、滑降も楽しい。

2/10 11:59

樹林に囲まれた山頂。

2/10 11:59

赤テープが巻かれた木が一本あった他は、大高山山頂に人工物は見つからなかった。

2/10 12:23

頂上直下、登り下りのトレース交差

2/10 12:52

今日初めて下界が見えた。

2/10 12:54

下半分は藪の滑りで難儀する。ここはまだましな所。

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

Nishiden

　富山に住んでると山登りもスキーも自家用車で行くことが多く、駅でスキーを担いでいる人を見ることも珍しいが、たまには鉄道で行く山スキーも楽しかろうと、JR高山線猪谷駅の裏山、大高山(1100m)に山スキーの記録を見つけて行って見ることにした。

　富山駅発5:47の始発猪谷行に乗って50分ほどで猪谷駅着。駅で兼用靴を履いて、着替えその他の荷物を置いて歩き出す。線路の西南側へガードをくぐると高台にお寺があり、その裏手の道から山の麓に達する。田んぼを抜けて取り付いたが、初めは杉の植林地でややガリガリの雪、急斜面の斜め登行ではスリップし易い。だんだん普通に歩けるようになって標高450mで送電線が通る平坦地、その上尾根を登るが、だんだんその尾根が痩せて来て、標高600-700mがブッシュ地帯で辛い上りになる。板を外して乗り上げる箇所もあった。遂にDちゃん足が攣って持たないとギブアップ、Nishiden1人で先を行く。750mを越すともうブッシュはなく、脛ラッセルで淡々と登り、ブナ林の山頂に到達。
　山頂からの滑降は快適。ブナ林の樹間は広く、雪質も上々。あっという間に標高730mまで下りて、Dちゃんを見つけた。少し急になった下の緩い所で、50m位の距離か。その辺から丁度雪質が重くなり、木も混んで来てDちゃんの見ている前で、無理やり曲がろうとして今日初めての大コケをやってしまった。
　昼食をどうしようかと相談した。15:20の猪谷発富山行きには乗りたい、2時間半以上あるので大丈夫と思うが、この先下りでてこずる筈なので先ずは下りてしまうことにした。案の定横すべり、キックターン、階段下りを繰り返す下りを続け、緩くなってほっとしたところで送電線下の平地を歩き、その後の杉林はなんとか滑降の体裁をなし、1時間ほどで麓の田んぼに戻った。駅まで歩く時間と荷造りで30分位かかるとして未だ1時間以上余裕がある。そこでミニ宴会として豚汁を作り、日本酒と焼酎を取り出した。焼酎は雪割りが乙なもの。
　腹が満たされたところで猪谷駅に戻り、2駅のって笹津駅へ。1kmほど歩いて春日温泉のウインディ、風呂上りに館内でビールを一缶、これのために車を使わずに来たんだ。さらに、笹津駅前でもう一缶買って富山行きを待ち、富山駅前で居酒屋に繰り出す二人であった。