雪の中ナキウサギ求めて三峰山

2011年10月09日(日) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 10.9km
• 登り: 925m
• 下り: 911m

コースタイム

十勝岳温泉凌雲閣(9:10)→安政火口分岐(9:35)→上ホロ分岐(10:00)→上富良野岳(11:00)→三峰山(11:40←昼食・ナキウサギタイム→12:30)→1860mピーク(12:40←ナキウサギタイム→12:55)→三峰山(13:00)→上富良野岳(13:35←Teatime→13:45)→上ホロ分岐(14:30←Teatime→14;45)→安政火口分岐(15:00)→安政火口(15:10)→安政火口分岐(15:20)→十勝岳温泉凌雲閣(15:45)

天候

文句なしの快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉凌雲閣前駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

登山道の状態は上ホロ分岐までは雪もポツポツ程度だが、300階段あたりから固い雪が多くなり滑りやすい。D尾根からは吹き溜りが夏道を埋めて所々ハイマツの上を迂回する。D尾根から山頂までも固い雪。私はこの区間、念のために持っていったアイゼンを使った。稜線に出ると雪は少ないが夏道部分は吹き溜りが多い。先人が迂回したと思われるハイマツや高山植物の上は既に雪が溶けていたので、帰りのことも考えて、雪で埋まった夏道を切り開くことに。ストックで雪の深さを確認しながら進むが、時にひざ上まではまることも。三峰山への登り斜面は特に雪深くて夏道トレースは諦めた。

写真

10/9 9:10

凌雲閣前駐車場、大混雑。

10/9 9:34

安政河口分岐。山頂が随分白くなりました。

10/9 9:52

上ホロ分岐近くの巨岩帯。

10/9 10:15

300階段は積雪がありました。所々階段が埋まっている。

10/9 10:25

D尾根手前の展望スペースから化物岩。

10/9 10:26

D尾根の爆裂火口から十勝岳。

10/9 10:32

雪がうっすらと積もり岩の凸凹が強調された斜面。

10/9 10:32

これから向かう三峰山。山の字の如くピークが三つある。

10/9 10:44

D尾根突端部より三峰山と富良野岳。

10/9 10:57

上富良野岳山頂。

10/9 10:57

上ホロカメットク方面。今日は行かないので写真だけ。

10/9 11:04

三峰山に向け稜線を歩く。

10/9 23:24

写真で見るより積雪は深い。

10/9 11:16

三峰山本峰への登りが一番積雪多し。夏道は完全に埋まった。

10/9 11:39

三峰山から上富良野岳方面を振り返る。

10/9 11:40

三峰山本峰着。いつもの巨岩に荷物を降ろして昼食と思ったが．．．

10/9 23:24

風向きが夏と逆で寒いので、別な岩場でお店を広げた。

10/9 12:42

昼食後はナキウサギさんを観察。

10/9 23:24

隣の1860m峰で佇むナキウサギさん。

10/9 12:45

岩場からヒョッコリ。

10/9 12:49

こちらの様子を伺いつつも．．．

10/9 12:50

完全にのんびりムードですね。

10/9 13:14

ひとしきり遊んだ後、来た道を引き返す。

10/9 13:21

三峰山にかかる飛行機雲。

10/9 14:31

上ホロ分岐まで帰ってきました。もうちょっとしたら、この標識のあたりまで雪が積もります。

10/9 14:33

上ホロ分岐から飛行機雲。

10/9 15:05

安政火口にも立ち寄ります。

10/9 15:10

火口っぽい噴気孔。このあたり火口って感じはしませんが．．．

10/9 15:11

水蒸気がたちこめる大地を見ると火口の上を歩いてると実感します。

10/9 15:46

夕暮れの凌雲閣前駐車場。まだ混んでます。

10/9 15:52

紅葉がきれい。凌雲閣前はかみふらの八景に選ばれています。

10/9 16:39

凌雲閣の看板犬。左からミルクとシナモン。寝ているとおとなしいのですが．．．

撮影機器：

CAMEDIA SP-550UZ オリンパス

感想

suzu07702

天気の良い日を狙ってまたまた三峰山に。途中愛車が雀の突撃を食らうなどアクシデントも。何か茶色いものが飛んで来たなぁと思ったらゴン！と(^^;。凌雲閣前駐車場に着くとすでに満車状態。冠雪もしたことだし静かな山を期待してたんだけど．．．

上ホロ分岐の岩場では早くもナキウサギを目撃したがフレームインならず。三峰山に着くといつもの凌雲閣を見下ろす岩場で食事をと思ったが風にさらされて寒い。南からの風を遮ってくれるので夏は快適なのだが、もう冬なんだなぁと実感する。で、風を遮れる場所ということで、すぐ横の岩に囲まれたスペースにお店を広げる。雪がテーブル代わりになって中々快適。

食事の後はナキウサギを探そうと吹きさらしの岩場に下りるが、気温6℃、体感風速5〜10m。ダウンにマフラーに持ってきたもの全部着てるが寒くてやってられない。10分ぐらいで完全に冷えきってしまったので三峰山は諦めて隣の1860mピークに移動すると慌ただしく岩場を動いている姿を発見した。冬眠しないらしいので、岩場から外に出れる内は食料集めに余念がない。時折、目が合うとすぐに岩場に隠れてしまう。正面から見ると丸々として愛敬たっぷりなのに横から見ると凛々しい表情。

その後は来た道を戻る。幸いなことに私が踏んだ道を多くの人が通ってくれたようで、帰りはちゃんと道が出来ている。道のありがたみを感じつつ上富良野岳まで戻ってきた。このまま下りるのも勿体ないのでお茶にする。あれほど賑やかだったのに山頂付近はもう誰もいない。一泊すると言っていたパーティのいる上ホロ小屋までも1km近く離れている。上空には旭川から東京行きのAirDoが飛んで行く。明後日には出張で乗らないといけないのが憂鬱だが、こうやって見上げる分には飛行機も悪くない。何だかのんびりとした気持ちになった。