鎖場が凍結した高妻山(戸隠キャンプ場〜一不動避難小屋〜高妻山〜弥勒新道〜戸隠キャンプ場))
- GPS
- 07:47
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:44
日本百名山 第65座目
高妻山 2353m ピークハント
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
36号沿いを狸に気を付けながら進む。狸3匹遭遇。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
氷清水 鎖場はこの時期足元が凍結しているので、両手で鎖を持って慎重に進もうと、3人パーティーのベテランの方もおっしゃってました。 最初は誰とも会わなかったので、熊よけ笛を吹きながら登ってました。 今年は里に熊が多いので。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
マスク
体温計
チェーンスパイク
6本爪軽アイゼン
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感想
広島のカリスマに10月初旬に暴風雨の笠ヶ岳誘われて以来の山行。今回は雨飾山&高妻山を目指す。もう2泊して、苗場山、平ヶ岳も視野にありましたが天候が崩れるので帰宅。
前回の暴風笠ヶ岳に比べれば 体力的にも天候的にも最高の二日となった。
前回のキャンセルに続き、今回も相棒のキムキムがキャンセルとなってしまったため 遠征ソロの登山となってしまいました。 車中含めの一人旅はたまに寂しく感じることもありますが、登山道では皆さんが声をかけてくれたり山の話で盛り上がったり2日とも道中しばらくの間、同行させていただいたグループの方もあり面白い登山でした。
金曜日の13時に岡山を出発。雨飾山登山口駐車場に20時30分到着。駐車場には一番乗りでした。雨飾山は標高が2000 Mもなく、秋の紅葉を楽しもうと思っていましたがなんと駐車場に既に積雪あり。気温も氷点下となっており、登山道は登り口から凍っていた。
無料駐車場は60台が止められ、さらに下の第2駐車場は20台程度が停められる。朝5時に目が覚めた時はすでに満車状態&路駐も多数。ただ皆さん登山口からの積雪はイメージしていなかったらしく、びっくりした方が多数でした。雨飾登山口からのしょっぱなから登山道が既に凍っており、チェーンスパイクでもあった方がいいかなと思いましたが、私は急登の始まる荒菅沢でチェーンスパイクを装着。軽アイゼンかチェーンスパイクがあった方が安心であった。ただ秋山をイメージしていた方が多数のようでアイゼンやチェーンスパイクをつけていない方も多数ですが、皆さん結構滑って苦労されているようでした。 荒菅沢から見る雨飾山は、雲ひとつなく雪化粧の素晴らしい山様を眺めることができた。入山者は駐車場の混み具合からわかるように結構な人出でありました。前半はマイペースでボリボリ進み、順調に雨飾山 ピークハント。 第64座目 山頂でおにぎりを一つ頬張り、北アルプスを中心に360度パノラマの絶景を何度も何度も何度も写真に収め、帰路に向かう道中と富山、埼玉から来た本日、山で知り合った2人組に私も途中から加えていただき3人で下山。楽しい話が聞け、また勉強になる話も聞けた。さらに富山の方から雨飾山周辺の山情報をいただき、おすすめの山を教えていただいた。ありがとうございました。
私は一般的な小谷温泉道の登山口を選択しましたが、薬師尾根道から登って来られている方もちらほら。たださすがに大綱道を登っている人にはお会いすることができなかったのですが、いらっしゃったのかもしれません。小谷温泉道は基本的に雪で道が凍っている以外は、危険な箇所はなく慎重に登れば初心者の方でも十分往復できるコースだと思いました。キャンプ場に男女別のトイレがある以外山頂まで、携帯トイレブースが一箇所あるのみで山頂含めトイレの設備はありません。下山後はブラシが用意してあったのでチェーンスパイクと靴を洗い車で着替えを済ませる。私の隣に車を駐車していた方が、登山靴を車の脇に置いたまま車を発車してしまい、私が慌てて追いかけて行ったんですが気づくことなくそのまま進んでしまったため、忘れ物をキャンプ場管理室に届けた。皆様忘れ物には注意しましょう!
そして 本日の宿 白馬のペンション「オーベルジュ ラ・シュミエール 栂池」を目指すが予想通り12時に下山しため、時間に余裕があったので栂池周辺を散策。
15時とともにペンションにチェックイン。早速にお風呂をいただき、明日の準備に取り掛かる。9部屋ある家の3部屋が稼働していた。GO TO TRAVELで割安で泊まれる 。18時からの夕食は写真の通り、どれも美味しく充実の一日だが、やはりペンションで一人はちょっと寂しい。料金設定が通常でも安いのでGO TOトラベルでもあまりお得感がないのか、料理の味からすれば稼働率がもったいないペンションでした。さらに明日の高妻山は5時に出発予定だとオーナーに告げるとなんと、本来ならそんな早く無理なのに、まことに申し訳ないんですがおにぎりを用意してくださいました。高妻山の山頂でいただくことにする。本当にありがとうございました。
朝5時にペンションを出発。戸隠キャンプ場無料駐車場に6時15分に到着。8割程度の駐車率。今回の雨飾山キャンプ場駐車場しかり、戸隠キャンプ場駐車場しかり、どちらも無料というありがたいことですが、例えば、前回御嶽山で知り合った老師がおっしゃるとおり希望者のみセルフの駐車料金ボックス1000円っていうのをどこかに構えて、入れたい人は入れるみたいなトイレのチップ制のような基本的には払ってほしいけども払わない人も中には居るみたいな駐車システムで、その料金を登山道の整備とか地元の環境整備に使っていただけるシステムがあればいいなと個人的には思いました。
登山の準備をしトイレを済ませ 一不動登山口から一不動避難小屋を目指す上りルートを選択。最初は誰にも会わず、先日の雨飾山と違い多少不安になりましたが富山からきた健脚の方が私を抜いて行き、いろいろ山の情報を教えてもらいちょっと安心しました。一不動避難小屋では 3パーティーの方が休憩してらっしゃってそこで先の不動滝からの氷清水の鎖場 足元が凍っていて恐ろしかったですね、という話を皆で話しながらこの先の情報などを意見交換させていただいた。五地蔵山までは鎖場などはなく特に危険箇所はないが、五地蔵山より山頂まではかなり先日降った雪が凍っている箇所があり、既に下山されてくる方の情報によると八丁ダルミの辺りからやはり軽アイゼンかチェーンスパイクがあったほうがいいということで、埼玉&東京から来られた 3人組のパーティーの方に同行させていただいた私は同じタイミングで軽アイゼンを装着。最後の高妻山までの急登は雪がある上に道幅が狭くお互い交互通行で譲り合いの精神で山頂に到着。第65座 日本百名山 高妻山2353mピークハント。山頂でペンションのオーナーが作って頂いたおにぎりを頬張り、下山は皆さんに教えていただいた弥勒新道を選択。皆さんのヤマレコにある通り、確かにこちらの道の方が岩場が全く無く私にしては結構高速で下山することができました。これも広島のカリスマが教えていただいた足の進め方、北海道の冬山を知るyo-shaさんに教えて頂いたストックを使わない登山(2日間ストックはザック)、さらにケツトレで鍛えた尻で降りる登山のおかげかなと思っております。膝が痛くならない。登りは結構急登なので下山で使うほうがいいかなと思いますというのも登りで使うと土と葉っぱと根っ子しかなく視界もなく、全く面白味がありません。それに比べ一不動小屋は沢があり岩場もあり鎖場もあり楽しめる登山だったと思います。下山後は戸隠キャンプ場の管理棟で靴と軽アイゼンを洗い戸隠キャンプ場バス停無料駐車場に戻る。
今回は二日間ソロで多少寂しい思いもありましたが次回は是非相棒キムキムのキャンセルがないことを祈るばかりです!
さあ次はどこの百名山を目指すか、12月に向け考えたいと思っている今日この頃。
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