編笠山・雲海(地名)でギブアップ


- GPS
- 07:31
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 689m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道(標高1390m)よりルートファイテング〜標高1560(標高差約160m) 先人のトレースあり 観音平先よりワカン付ける |
写真
感想
先週と打って変わり絶好の登山日和
歴史館の駐車場で身支度を調え編笠山に向け出発。数分で冬期閉鎖のゲートに着く
一台すでに止まっていた。登山者の車だろうか、そうだとすると早い出発だ。
ゲートを潜り抜けどこまでも延びるわだちの林道を登る。やがてカーブの先より地図上の破線登山道に入るが目印も踏み後も全く無い。あるのは鹿の踏み後が縦横無尽付いていた。仕方なくGPSを頼りにルートファイテングで観音平を目指す。幸い積雪は膝下位なのでラッセルでの苦労は少なかった。
ひたすら上に上にと登る。取り付いて約30分。前方にガードレールが見えた。登り詰めると観音平手前の林道に飛び出す。そこは静寂した観音平の駐車場が広がっていた。その中に一筋のトレースが雲海・編笠山に向け延びていた。きっとゲート脇に止めてあった方のトレースだろうか。私はバックを下ろし休憩を入れた。見上げると青い空に一際白く編笠山が輝いていた。
一息入れ先人のトレースを辿る。徐々に雪が深くなった。私もワカンを履いた。先人の付けたトレースをありがたく思いながら忠実に辿って行くが徐々に足が重くなる。先人の方がパワーは計り知れない。
気晴らしに時々振り返ると枝越しに富士か見えた。此処で戻るのも勺だ。せめて雲海と言う所までは登ろう。
重い足どりで高度を上げて行くと大きな岩が所処に点在する。その脇を抜け更に上を目指す。やがて雪の上にちょこんと雲海の道標があった。南東に目を転じれば名峰富士を望む事が出来た。雄大な眺めだ。暫く富士の眺めに酔いしれた。
此処は標高1880m編笠山の標高2523m標高差約640mも残す。山頂迄は体力的にも時間にもとても無理だ。名峰富士を観て満足してしまった。これより先に行く気に成らなかった。気分の良いところで下山に掛かる。風も無く暖かいのんびりくだる。遠くで鹿の群れが不思議そうな顔で私を見つめていた。
観音平まで順調に戻る。此処から先人のトレースを辿り下山を試みる。道標は小淵沢とあった。下り始めて間もなく無数の鹿の足跡で先人のトレースが分からない。少し不安なのでGPSで確認する。コースに乗っていたので安心した。少し下るとピンクの目印が目に入りホッとした。やがて防火帯に出た。その中央にトレースが何処までも続いていた。先週の登山と打って変わり暖かい陽射しを体1杯に浴び防火帯を下った。
防火帯を抜けると名峰富士から南アルプスの全貌が望めた。実に素晴らしい。やはり登山はお天気の日が最高です。
山頂こそ踏めなかったがルンルン気分の一日でした。
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