石津御岳〜多度山縦走(絶景・雪道・そしてルートミスで大回り)



- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 712m
- 下り
- 755m
コースタイム
08:03 登山口
08:30 四合目展望台 08:40
09:28 石津御岳山頂
10:52 多度山からの分岐 (このあとミスコース)
12:00 多度大社
12:30 多度駅 (12:57 多度駅発)
13:05 石津駅
13:20 駐車スペース着
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
国道258号線の「大田北」という信号を曲がります。 (桑名から大垣方面進行の場合は左折) 多度山からの下山後は養老鉄道を利用 (多度駅→石津駅:250円/人) 石津駅から駐車スペースまでは徒歩約15分 (石津御岳の案内標識あり) GPSのログは多度駅で終わらせていますが、石津駅から徒歩でスタート地点に戻っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 コース全体としては、よく整備されており、踏み跡も明瞭。 標識も適所に設置されています。 多度山頂周辺の道は車道と登山道が入り交じっておりました。 我々は、そこでミスコースしてバリエーションルートを下山する羽目に。。。 <御岳神社〜石津御岳山頂> 五合目までは、殆どが階段を歩きます。つづら折れ状に登りますが、随所にベンチが設置されていました。 五合目より上は歩きやすい道ですが、八合目付近から頂上までは積雪に覆われた道。 所々凍結してました。 <石津御岳〜多度山頂方面> 一部車道・林道となっている部分もありますが、適所に道標があり踏み跡も明瞭。 我々が通った時は、積雪がありましたが凍結までは至っておらず何とか普通の登山靴で通過出来ました。 多度山頂公園方面への登山道は数カ所林道と交差する部分あり。 ここで良く方向を確認して歩きましょう。 (我々は、林道と交差する部分でミスコース。結局多度山頂を踏まずに下山) <多度山下山ルート> 踏み跡は明瞭で、木や岩に目印あり。 勾配は急で、露出した岩や粘土質の道がありスリップ注意。 マウンテンバイクでダウンヒルするコースに使っているらしく、3〜4台程の自転車に道を譲りました。 【登山ポスト】 石津御岳登山口周辺には見当たりませんでした 【トイレ】 石津御岳登山口周辺にはありません。 国道258号線沿いにある、道の駅「月見の里、南濃」または「南濃ドライブイン」を利用するのがオススメ。 |
写真
感想
一昨年前の秋、多度山の山行記録でヤマレコデビュー。
この思い出深い多度山ですが、今回は石津御岳から多度山への縦走という形で挑戦しました。
結果は、途中の絶景や道中の雪道など刺激的な展開の後にまさかの下山ミスルート。
無事に下山出来たものの、大回りルートを歩く羽目になり、反省点の残る山行となりました。
自宅を朝6時30分過ぎに出発。途中コンビニに立ち寄りながらも7時45分頃には石津御岳登山口に近い駐車スペースに到着。
天候は晴れてはいるものの、遠方の景色は今一歩スッキリしない。
それでも、駐車スペースから北東の方角に御嶽山や乗鞍岳が見え、その後の絶景に期待が膨らみます。
出発して程なく登山口に到着。道は綺麗に整備されていますが階段の洗礼。
一合目・二合目という看板とともに高度を稼ぐものの、階段の洗礼は続きます。
やがて大きな展望台のヤグラが目に飛び込んでくると、そこは四合目。
この展望台から見渡す濃尾平野や遠方の山々の絶景は格別。
スッキリしない遠景ながらも、北アルプスの山々も確認出来ました。
暫くは撮影タイムと洒落込みたかったのですが、冷たい風に身体も冷やされ、10分程で出発。
その後も階段の洗礼が続きます。五合目付近からは直登に近い急勾配。
それでも振り返るれば濃尾平野の絶景や遠くの山々の姿が目に飛び込んでくるので力が出ます。
やがて木々の深いルートに変わり、七合目付近から路面に雪が現れます。
八合目から上は、雪路となりスリップに注意しながら登ります。
凍結はしていないものの、気を抜けない状態。
登山路の初雪面歩行となるカミさんはカメのような微速前進。
足元ばかり集中して登り続けるといつの間にか、石津御岳山頂の標識が。
あっけない登頂となりましたが、その先も雪面状態です。
「道の状態次第では来た道を戻ろう」と、カミさんに告げて多度山方面に足を進めます。
登山道は一旦林道舗装路に合流し、暫くは広い道となりますが、一面雪路の状態。
勾配は緩いのでドンドン進みたいところですが、ペースはガクンと落ちます。
やがて道標が現れ、林道から登山道に入ります。暫くは雪が残っていましたがだんだん地面が見える道に変わり、歩く速度も少し回復。
石津御岳山頂から1時間半程で多度山頂へ向かう分岐に合流。
あとは多度山頂公園で少し休憩して多度駅に向かうだけです。
。。。。。のハズでしたが、途中に入り込んだ登山道。
何人もの登山者と幾度かスレ違います。以前、多度山に来た時は林道を歩いた記憶があるものの、多くの登山者を見かけることでスッカリ油断をしてました。
やがて道は急勾配に変わりますが、踏み跡も明瞭で木や岩にはマーキングも。
それでも周囲の雰囲気が以前と異なるので地図で確かめると山上公園の西側尾根付近を歩いているようです。
登り返そうかと考えましたが、時間はお昼前なのと、方角的には多度大社の方向となる南方向に下っているのでそのまま下りることにしました。
道中には五合目・三合目という標識が現れますが、勾配は急です。
時折マウンテンバイクに乗ったサイクリストが現れ、道を譲ります。
やがて水の流れる音が聞こえてくると眼下に多度峡の建物が。
安心した気持ちと裏腹に下山後に多度駅に向かうには大回りとなっている現実に複雑な気分。
とうとう目前に民家が現れ、車道に合流。5分ほど歩くと多度大社の駐車場へ。
ここから多度駅までは2kmくらい。お腹もすいていますが力を振り絞って頑張ります。
30分ほど歩いて多度駅に到着。次の電車まで約30分待ちでしたが、無事乗車して二駅先の石津駅で下車。
そのまま電車に乗り続けたい気持ちでしたが、愛車の待つ駐車スペースに足を進めます。
15分程の歩きでしたが、前方には先程縦走した山の稜線を目にしながら心地良い疲労感と満足感に浸って、出発点に到着しました。
非常に充実?した山行でしたが、反省点は分岐点(林道と登山道の合流点)で地図と方向の確認を怠ったことです。
その先も何か変だなと感じながらも、幾人かの登山者とすれ違ったことで、ミスルートはしていないと思い込み、スグに地図を確認しなかったのも失敗でした。
あと、この時期の山行は滑り止めの用意も必須でした。
結果的には、無事に下山していますが、今後の山行には大きな教訓となりました。
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