仁世宇からハッタオマナイ岳南東尾根

2013年02月16日(土) 〜 2013年02月17日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.7km
• 登り: 815m
• 下り: 815m

コースタイム

2/16：ニセウ川林道Co210（12:00）→ハッタオマナイ岳南東尾根末端Co380（14:30）C1
2/17：C1発（7:20）→ハッタオマナイ岳頂上（9:20-50）→C1戻り（10:20-35）→車戻り（12:10）

天候

2/16　冬型　ハレ時々曇り
2/17　冬型やや緩み　ハレ時々曇り　朝-16℃　頂上-8℃

写真

2/16 12:01

ニセウ川林道をすすむ

2/16 12:38

淵の奥山、ハッタオマナイ岳が姿を現す。

2/16 14:02

沢中からハッタオマナイ岳の南東尾根を望む

2/17 20:39

沢の焚き火

2/17 7:53

尾根の登り
背後に日高西縁の山々が浮かびあがる

2/17 8:03

中間付近から白い斜面が続く

2/17 8:25

SUN PILLAR!

2/17 8:29

ニセウ川流域と西日高の山々を振り返る

2/17 8:32

頂上はまだ奥

2/17 9:05

南東尾根上部の登り

2/17 9:27

頂上着

2/17 9:23

頂上から無名の双耳峰を望む

2/17 9:53

頂上から滑降開始

2/17 9:56

気持ちよく滑れる

2/17 9:58

尾根を滑り降りる

2/17 10:15

尾根下部の疎林帯

2/17 15:03

オロフレへ
こんなに晴れることは珍しい

2/17 20:56

オロフレ追悼
今年は可愛いゲスト参加者あり

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough オリンパス

感想

saito1987

　ニセウ川からハッタオマナイ岳（1021m）南東尾根

　昨年の今時期、南側のシュッタ山からこの山を眺めたとき、ニセウ川へ落込む尾根に真っ白な大斜面がつながっているのを確認し、いつかこの尾根を頂上から滑ってみたいと思っていた。
　道内の1000mそこらの山としては、珍しくスケールある斜面だ。
　いまは樹海ロードがこの山の北側を東西に貫き、そちら方面からのアプローチが容易になったようだが、やはり海側から遡っていくのが礼儀正しいアプローチに思える。
　ちなみに「ハッタオマナイ」はアイヌ語で「淵にある川の奥山」の意味らしい。

　いつものように沙流川流域から、その支流であるニセウ川を溯っていく。
　札幌は大雪の週末だが、こちらは気持ちよく晴れている。
　最奥人家を過ぎ、林道の除雪具合からシューター沢入口を越えたあたりがFF車の限界で、車を停める。
　その先、鹿撃ち重装備車の轍がえんえんと続き、その上にスキーを滑らせてすすむ。

　林道は標高280mまで鹿撃ちトレースが入っていた。
　その先も伐採道跡をうまくつなぎ、目的の沢筋を溯る。
　歩き始めて2時間半で南東尾根末端に着いた。意外に早い。
　これなら日帰りも可能かもしれない。　
　
　沢横にイグルーを試みる。積雪少なくグラニュー糖のような雪質で、上手くいかなかった。
　ツエルト泊となったが、むしろ一晩中、沢音が心地よく響き、熟睡できた。
　久々の焚き火も楽しめた。

　朝−16℃。尾根に取り付く。ラッセルはくるぶし以下。
　下部は疎林、中間部、標高600mを越えたあたりから大斜面となる。
　西日高の山々をバックにサンピラー。
　真っ白い大斜面を登りつめ、穏やかな冬の日差しを浴びながら頂上。
　ニセウ川の最上流域にある無名の双耳峰が目を引いた。

　下りは早い時間なので、雪質もよかった。
　1000mそこらの山でこのようなロング滑降はなかなかお目にかかれない。
　日勝峠熊見山の東斜面くらいか。
　
　まさに掘り出し物の尾根だね、とつぶやいて帰りの林道にスキーを滑らせる。
　この後、オロフレで行う小松の追悼へと向かった。

コメント

まっちゃン

もしやお酒は「まなぐ凧」では、、、
ミョウチクリンな山行ばっかぢゃあないですか、全く。

saito1987

その通り！
ノルマルな刺激じゃあ、、、ね。すんません。