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記録ID: 271544
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

六甲山 山羊戸渡(ゴートリッジ)2回目〜長峰山

2013年02月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:41
距離
8.8km
登り
728m
下り
895m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

六甲ケーブル下11:18-表六甲標識0.811:2-ゴートリッジ取付11:44-510mピーク12:08-630mピーク12:23-都賀滝の見えるポイント12:42自然の家分岐12:59-天狗塚13:19-篠原本町3丁目14:59
天候 曇り一時雪 0℃〜-1℃
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:神戸市バス16系統 六甲ケーブル下
帰り:神戸市バス2篠原本町3丁目
コース状況/
危険箇所等
両サイドが深く切れ込んでいるところもある脆い岩の急峻なやせ尾根が続く。
踏み跡は松葉で覆い尽くされすべるので留意。

尾根への取付付近(都賀川側の小さな堰堤があるところ)にイノシシの罠が仕掛けられている。入り込まないように注意が必要。この場所は初めて山羊戸渡に訪れたとき通った場所でもあり、今でもテープが付けられてたりするので危ない話だ。

1回目:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-142254.html
神戸市バスで六甲ケーブル下まで行く。ケーブル下から表六甲ドライブウェイの旧道を行く。
2013年02月23日 11:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:18
神戸市バスで六甲ケーブル下まで行く。ケーブル下から表六甲ドライブウェイの旧道を行く。
長峰山の方向を見る。天狗塚遠地工事のケーブルクレーンが生コンクリートを運んでいる。それにしても長峰山はどの斜面も急峻だ。
2013年02月23日 11:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:22
長峰山の方向を見る。天狗塚遠地工事のケーブルクレーンが生コンクリートを運んでいる。それにしても長峰山はどの斜面も急峻だ。
迫力のアーチ。何度見ても、どこから見ても美しくて壮観。
2013年02月23日 11:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:28
迫力のアーチ。何度見ても、どこから見ても美しくて壮観。
アイスロードの入り口を過ぎ、0.8の里程プレートを入る。ここまで20分ほどのアプローチだが結構堪える。途中、法面の崖崩れ防止工事が数カ所で行われていた。年度末の予算消化なのか。
2013年02月23日 11:42撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:42
アイスロードの入り口を過ぎ、0.8の里程プレートを入る。ここまで20分ほどのアプローチだが結構堪える。途中、法面の崖崩れ防止工事が数カ所で行われていた。年度末の予算消化なのか。
西谷と都賀谷の合流地点から取付く。おじさんが何やらゴソゴソ落ち葉で隠しものをしていたので尋ねてみると「イノシシの罠しかけとんねん」とのこと。都賀谷側に30mほど入ったところ(小さな堰堤があるところ)に仕掛けてるようで近づかないように注意が必要。と言っても知らずに入り込む可能性はある。危ない話だ。
2013年02月23日 11:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/23 11:44
西谷と都賀谷の合流地点から取付く。おじさんが何やらゴソゴソ落ち葉で隠しものをしていたので尋ねてみると「イノシシの罠しかけとんねん」とのこと。都賀谷側に30mほど入ったところ(小さな堰堤があるところ)に仕掛けてるようで近づかないように注意が必要。と言っても知らずに入り込む可能性はある。危ない話だ。
最初から激登りが続く。2度目なのでルートに不安は無いのでその分どんどんすすめる。
2013年02月23日 11:51撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:51
最初から激登りが続く。2度目なのでルートに不安は無いのでその分どんどんすすめる。
ガシガシ岩を越えて行く。
2013年02月23日 11:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:53
ガシガシ岩を越えて行く。
登り始めてから10分で眺めのいい松のところに来るが、雪が舞っていて視界が利かない。
2013年02月23日 11:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:56
登り始めてから10分で眺めのいい松のところに来るが、雪が舞っていて視界が利かない。
510mあたりに小ピークがある。ホッ。
2013年02月23日 11:59撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 11:59
510mあたりに小ピークがある。ホッ。
一旦岩場を下る。この松なら樹齢100年くらいだな。
2013年02月23日 12:00撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:00
一旦岩場を下る。この松なら樹齢100年くらいだな。
100年前の大正6年発刊のH.E.DAUMTの「INAKA」の Vol �にThe Gorts' Ridgeの記述があり、a sharp knife-ridge edge formed of soft earth and brittle stones and rocked and the both sides of which are a steep precipice of several hundred feet.「両端が100フィート程度の急で切り立った崖になった脆い岩や石で形成された鋭いナイフリッジ」とある。今日の目的は当時の写真にあった場所を探すこと。
2013年02月13日 23:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/13 23:11
100年前の大正6年発刊のH.E.DAUMTの「INAKA」の Vol �にThe Gorts' Ridgeの記述があり、a sharp knife-ridge edge formed of soft earth and brittle stones and rocked and the both sides of which are a steep precipice of several hundred feet.「両端が100フィート程度の急で切り立った崖になった脆い岩や石で形成された鋭いナイフリッジ」とある。今日の目的は当時の写真にあった場所を探すこと。
イザ探すとなると、どこも同じような急峻な崖だし、当時のままの岩の様相を留めているとは思えないので、特定はなかなか困難を極めそう。
2013年02月23日 12:02撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:02
イザ探すとなると、どこも同じような急峻な崖だし、当時のままの岩の様相を留めているとは思えないので、特定はなかなか困難を極めそう。
奥に映っているのが天狗塚と思われるので、よじ登っている様子からすると、このあたりの尾根ではないかと思われる。
2013年02月23日 12:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:06
奥に映っているのが天狗塚と思われるので、よじ登っている様子からすると、このあたりの尾根ではないかと思われる。
その尾根の北側斜面。昔は木がなかったと思うと相当急な崖。ロープが無いと登攀は困難。H.E.DAUNT達はこんなところを歩き尽くしたのだと思うとその強靭さに感動。
2013年02月23日 12:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:16
その尾根の北側斜面。昔は木がなかったと思うと相当急な崖。ロープが無いと登攀は困難。H.E.DAUNT達はこんなところを歩き尽くしたのだと思うとその強靭さに感動。
やせ尾根をすすむ。
2013年02月23日 12:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:23
やせ尾根をすすむ。
やせ尾根の端っこ。崩壊寸前。
2013年02月23日 12:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:31
やせ尾根の端っこ。崩壊寸前。
少し進んだところの北斜面。前回は知らずに通り過ぎたようだ。
2013年02月23日 12:33撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:33
少し進んだところの北斜面。前回は知らずに通り過ぎたようだ。
すっぱりと切れ落ちている。
2013年02月23日 12:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:35
すっぱりと切れ落ちている。
足がすくむ。でも壮観。
2013年02月23日 12:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:35
足がすくむ。でも壮観。
この岩の反対側に巻き道があるが、こちら側からでも登れそうだ。
2013年02月23日 12:38撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:38
この岩の反対側に巻き道があるが、こちら側からでも登れそうだ。
登山道から少し北に入ったところにある眺めのいいポイント。真ん中に都賀滝が見える。真正面なので滝の音も良く聞こえる。滅多に使わない双眼鏡が役にたった。
2013年02月23日 12:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:41
登山道から少し北に入ったところにある眺めのいいポイント。真ん中に都賀滝が見える。真正面なので滝の音も良く聞こえる。滅多に使わない双眼鏡が役にたった。
とりあえず小休止・・・したものの、粉雪まじりの北風が強くて寒いのでまたすぐに歩き出すことにする。
2013年02月23日 12:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/23 12:49
とりあえず小休止・・・したものの、粉雪まじりの北風が強くて寒いのでまたすぐに歩き出すことにする。
ミヤコザサが出て来たので山頂は近い。
2013年02月23日 12:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 12:58
ミヤコザサが出て来たので山頂は近い。
天狗塚から三ノ宮方面を俯瞰。
2013年02月23日 13:20撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 13:20
天狗塚から三ノ宮方面を俯瞰。
長峰山の伐採ポイントから六甲アイランド方面を俯瞰。
2013年02月23日 13:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 13:37
長峰山の伐採ポイントから六甲アイランド方面を俯瞰。
三ノ宮方面。雪雲が・・・。
2013年02月23日 13:43撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/23 13:43
三ノ宮方面。雪雲が・・・。
天狗塚堰堤の工事。ケーブルクレーンでここまで資材を運搬している。もしかすると、日柳堰堤や伯母野山第二堰堤もこのケーブルクレーンを使ったのかも。
2013年02月23日 13:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 13:56
天狗塚堰堤の工事。ケーブルクレーンでここまで資材を運搬している。もしかすると、日柳堰堤や伯母野山第二堰堤もこのケーブルクレーンを使ったのかも。
ドドドド〜という音がしたので慌ててシャッターを切った。イノシシが斜面を駆け下りて行った(真ん中の黒っぽいやつ)
2013年02月23日 14:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/23 14:01
ドドドド〜という音がしたので慌ててシャッターを切った。イノシシが斜面を駆け下りて行った(真ん中の黒っぽいやつ)
日柳谷の入り口に立ちはだかる伯母野山第二堰堤を視察後、帰途につく。
2013年02月23日 14:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/23 14:27
日柳谷の入り口に立ちはだかる伯母野山第二堰堤を視察後、帰途につく。
撮影機器:

感想

100年前に六甲山を歩きつくし、ドンートリッジ・アイスロード・オーレン谷・カスケードバレーなど名前をつけたH.E.DAUMTの「INAKA」の原本にゴートリッジが出てくる。
昔はほとんど木が生えていないので、荒れた急峻な崖でザイルを使いながら登ったのだと思われるが、"goats of light avoirdupois can "do" this "goats ridge" without a rope" 「体重の軽いものならロープ無しでも行ける」との記述もあることから、山羊や羊のような身のこなしが軽いやつならヒョイヒョイっと登ってしまうと言いたかったのだろうか。

今日は、この本に出てくる昔の写真の撮られた場所を探しにきた。100年前は松すらまばらにしか生えていなかったのだろう。今は多くの木が生えていて見通しが悪く特定はできなったものの、多分このあたりかなと思われる尾根のおおまかなイメージは確認できた。

先人の活動に想いを馳せつつ、2度目の山羊戸渡を楽しんだ。

家を出たときはいい天気だったのに、ゴートリッジに入ってからは天気が急変し小雪模様。
長峰山からの眺めを期待したが、小雪で霞んでしまってた。

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