泉ヶ岳(水神コース・ピストン) 天気予報を恨む


- GPS
- 04:55
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 686m
- 下り
- 676m
コースタイム
天候 | -6℃、雪。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
泉ヶ岳少年自然の家バス停12:55 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さいの河原から上は、ロープ沿いが賢明なようです。 |
写真
感想
泉ヶ岳に行って来ました。
朝起きたら雪が舞ってます。天気予報では山形側は雪だけど、泉ヶ岳付近は晴れるとのことだったので、これを信じて突っ込んでみました。
泉ヶ岳に着いても雪が待ってます。うーん、こんな日はモチロン水神コース。だいたいそもそもゲレンデ客も少ないし、まだ通ったことのないかもしかコースに挑みたいものの、リスク回避のためスルーです。水神コース登山口では前日までのトレースがしっかりしていたので、ツボ足で始めてみました。
が、ちょいとばかし進むとトレースが消えています。なのでワカンをつけてラッセル。この日はこんなことの繰り返しで、水神まではトレースが出たり消えたりで、足場を探しながらノロノロ進むことになってしまいました。今シーズン二度目となる水神コースのラッセル自体は、水分の少ない粉雪が相手で比較的楽だったと思います。
水神からはトレースが完全に消えて、クラストした雪の表面10-20cmくらいに新雪が被っているという、非常に滑りやすい雪面が続きました。大岩手前の雪だまり、大岩周辺の岩場もいつも以上の歩きにくさで、軽アイゼンのほうが良かったかもしれません。さいの河原にも雪が残っており、帰りにはワカンでスキーができるほどでした。
一向に降り止まない雪と風に抗いながら、偽頂上からフラフラ登っていくと山頂よりも西側に出てしまい、多少引き返しての登頂となりました。積雪もそれなりで、ほこらは埋まっています。一瞬太陽が見えることもありましたが、天気が良くなる気配が全く感じられないので、とっとと下山を開始。山頂直下はホワイトアウト寸前となります。さいの河原からはロープから離れないのがベターのようです。
下山途中、3組4名+団体さんとすれ違いました。今日くらいは泉ヶ岳を独占できるかもと思っていたので、皆さんの熱意に脱帽です。下山後は時間が余ったので周囲をウロウロ。このまま定義まで「ふるさと緑の道」を歩いてみようかと思いますが、サッパリ天気が改善しません。「どうしたんだよ、てんきよほおー、オレの黒鼻山返せ〜」と呻りながらそのへんをラッセルするとあら不思議、大腿まで埋まってこりゃ無理だと撤退を決意しました。山スキーのトレースがあるルートはそれなりに沈まないのですが、冬を迎えてほとんど人が入っていなさそうな道はシーシュポスの神話になりそうで、たまには石橋を叩いて渡らないことにします。結局、12時半くらいから水分の多いドカ雪になってきて、ますますホワイトアウト直前で気力も消えていきました。
もうちょっと歩きたかったけど、この天気では・・・。強風覚悟で昨日のほうがマシだったかもしれません。なんだか週末になると崩れてばかりの天気には、そろそろ悔い改めて欲しいですね。
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