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Yamareco

記録ID: 2730220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

上信国境(荒船不動〜星尾峠〜兜岩山〜霊仙峰〜余地峠)

2020年11月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:07
距離
26.6km
登り
1,542m
下り
1,807m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
1:02
合計
8:04
6:30
26
6:56
6:56
25
7:21
7:25
15
7:40
7:45
3
7:48
7:59
7
8:06
8:06
9
8:15
8:15
8
8:23
8:23
30
8:53
8:54
22
10:02
10:21
31
10:52
10:55
143
13:18
13:26
37
余地峠
14:03
14:11
23
余地ダム
14:34
海瀬駅
【自転車】
14:11余地ダム発〜海瀬駅14:34着(8.2km)
天候 快晴!!
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車 自転車
<行き>
●クルマ
荒船不動駐車場(15〜20台程度/無料)

●自転車
余地ダムにデポ

<帰り>
●電車
JR小海線:15:03海瀬〜15:20中込(210円)
●タクシー
中込〜荒船不動駐車場(6,140円)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
田口峠〜余地峠は一般登山道ではありません。
季節的にも落ち葉に覆われていて踏み跡はありませんでしたが、
テープなどの目印類はそれなりにありました。
一部枯れたスズタケの中を歩くところはありますが藪漕ぎはありません。

●荒船不動〜星尾峠
林道のような歩きやすい登山道を高低差230mほど緩やかに登っていきます。

●星尾峠〜兜岩山〜田口峠
小刻みなアップダウンを繰り返します。踏み跡は薄く目印も少なめ。
尾根の分岐と幅広の尾根には気をつける必要があります。
ローソク岩(P1〜P3の区間)は基本的には北側の巻道(一部桟道もあり)を進みます。
ローソク岩は、
P1は簡単に登れます。
P2は取り付きから登攀用具が必要な感じ。
P3は巻道から稜線に復帰する箇所で西側から基部にアプローチ可能。
見たところ登れなくもなさそうですが降りれないだろうなぁという感じ。
でもちょっとトライしてみましたが岩がボロボロで登るのも危険でした。
縦走路から御岳山までは分岐から130mほど、兜岩山は分岐から430mほどです。

●田口峠〜余地峠
田口峠の先の霊仙峰と手前の1210小ピークと先の小唐沢山の登りがタイヘン。
落ち葉の滑りやすい急登(踏み跡がなく段差もない)で、
木が利用できるところは木に掴まり、
それ以外は四つん這いになってかじりつくように登りました。
また、小唐沢山から鞍部までの急斜面の下りは特に注意が必要です。
榊山付近では、榊山への目印に引き込まれてしまいました。
横見山(1337.5)はトラバースする濃い目の踏み跡があります。
ここを過ぎると余地峠まではうっすら笹原となります。

●余地峠〜余地ダム
およそ3kmの廃道歩き。
 
その他周辺情報 【温泉】
荒船の湯(平日700円/土日祝800円)
 
荒船不動駐車場よりスタート
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荒船不動駐車場よりスタート
荒船不動の脇から登山道に入ります
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荒船不動の脇から登山道に入ります
林道並みにしっかりした登山道です
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林道並みにしっかりした登山道です
空が明るくなって…
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空が明るくなって…
あっという間に星尾峠に到着です
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あっという間に星尾峠に到着です
稜線に乗ると日が差し始めました
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稜線に乗ると日が差し始めました
小刻みにアップダウンを繰り返します
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小刻みにアップダウンを繰り返します
(photo komemame)
まずは御岳山に立ち寄ります
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まずは御岳山に立ち寄ります
後光がピカーン
山頂より。樹林の間から航空母艦のデッキが見えます
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山頂より。樹林の間から航空母艦のデッキが見えます
こちらは経塚山
御岳山を往復して再び縦走路へ
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御岳山を往復して再び縦走路へ
兜岩山が見えてきました
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兜岩山が見えてきました
こちらはローソク岩
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こちらはローソク岩
ローソク岩は基部に巻道がついています
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ローソク岩は基部に巻道がついています
しっかりした巻道で一部桟道も付いてました
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しっかりした巻道で一部桟道も付いてました
P1へは簡単に登れます
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P1へは簡単に登れます
P1より。雲を纏った浅間山
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P1より。雲を纏った浅間山
P1より。兜岩山
P1より。経塚山
P1より。P2とP3
次はP2に向かいます
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次はP2に向かいます
正面にP2。ここは登れそうにもありません
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正面にP2。ここは登れそうにもありません
P3に立ち寄り。P3は巻道から稜線に復帰する箇所で西側から基部へのアプローチが可能
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P3に立ち寄り。P3は巻道から稜線に復帰する箇所で西側から基部へのアプローチが可能
見たところ登れなくもなさそうですが降りれないだろうなぁという感じ。ちょっとトライしてみましたが岩がボロボロで登るのも危険ですぐに諦めました
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見たところ登れなくもなさそうですが降りれないだろうなぁという感じ。ちょっとトライしてみましたが岩がボロボロで登るのも危険ですぐに諦めました
兜岩山分岐から山頂方面に少し進むとP1〜P3が見えました
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兜岩山分岐から山頂方面に少し進むとP1〜P3が見えました
兜岩山に到着。眺望はありませんでした(先に進むと眺望ポイントがあったようです)
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兜岩山に到着。眺望はありませんでした(先に進むと眺望ポイントがあったようです)
分岐まで戻って先に進みます
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分岐まで戻って先に進みます
樹林の間からローソク岩(P3)
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樹林の間からローソク岩(P3)
兜岩山分岐を過ぎると踏み跡は薄くなります
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兜岩山分岐を過ぎると踏み跡は薄くなります
P1280は南側の眺望が開けてました。南北八ヶ岳全部見え
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P1280は南側の眺望が開けてました。南北八ヶ岳全部見え
こちらは奥秩父方面
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こちらは奥秩父方面
ルートは落ち葉で覆い隠されていて
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ルートは落ち葉で覆い隠されていて
P1264.7の手前で進行方向を南に大きく変えます
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P1264.7の手前で進行方向を南に大きく変えます
田口峠まで緩やかに下ります
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田口峠まで緩やかに下ります
旧田口峠の小さな看板。四角いな
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旧田口峠の小さな看板。四角いな
石祠もありました
石祠もありました
眼下に道路と田口峠の標識がありました
眼下に道路と田口峠の標識がありました
田口峠から先は登山道はありません
田口峠から先は登山道はありません
立岩が見えました
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立岩が見えました
ちょこんとローソク岩も飛び出てます
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ちょこんとローソク岩も飛び出てます
田口峠から先の3つのピーク(P1210・霊仙峰・小唐沢山)越えがタイヘン
田口峠から先の3つのピーク(P1210・霊仙峰・小唐沢山)越えがタイヘン
踏み跡がないため段差もなく、落ち葉で滑りやすい急登が続きます
踏み跡がないため段差もなく、落ち葉で滑りやすい急登が続きます
正面に霊仙峰
四つん這いになって齧り付くように登ります
四つん這いになって齧り付くように登ります
霊仙峰に到着。謎のポーズ
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霊仙峰に到着。謎のポーズ
霊仙峰で小休止
鞍部まで下ります
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鞍部まで下ります
鞍部からは尾根が絞られます
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鞍部からは尾根が絞られます
小唐沢山への登りも四つん這いで
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小唐沢山への登りも四つん這いで
木が利用できるところは木に掴まります
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木が利用できるところは木に掴まります
小唐沢山に到着
小唐沢山より八ヶ岳
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小唐沢山より八ヶ岳
小唐沢山からの下りが極悪
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小唐沢山からの下りが極悪
木にかじりつくように下ります
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木にかじりつくように下ります
県境&中央分水嶺のため目印はそれなりにありますね
県境&中央分水嶺のため目印はそれなりにありますね
こんな痩せたところもありました
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こんな痩せたところもありました
この後、榊山への道標に引き込まれしばらく迷走
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この後、榊山への道標に引き込まれしばらく迷走
(photo komemame)
海から一番遠い地点(への道標)
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海から一番遠い地点(への道標)
正確にはここから少し下ったところにあるらしい(後から知った)んだけど、勘違いしてムダにテンションアップ
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正確にはここから少し下ったところにあるらしい(後から知った)んだけど、勘違いしてムダにテンションアップ
横見山(1337.5)への登り。しかし濃い目の踏み跡はピークへは向かわずにトラバースするように付いてました。ここはもちろん踏み跡に従います・笑
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横見山(1337.5)への登り。しかし濃い目の踏み跡はピークへは向かわずにトラバースするように付いてました。ここはもちろん踏み跡に従います・笑
横見山(1337.5)のトラバースを終えると足元は薄い笹へ
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横見山(1337.5)のトラバースを終えると足元は薄い笹へ
広い笹尾根を進みます
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広い笹尾根を進みます
余地峠に近づくと広い平坦地になりました
余地峠に近づくと広い平坦地になりました
余地峠に到着
石仏もありますが、寂れた感じです
石仏もありますが、寂れた感じです
余地峠からダムまでは廃道化した下仁田佐久穂線歩き
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余地峠からダムまでは廃道化した下仁田佐久穂線歩き
ススキ。この日は終日快晴が続きました
ススキ。この日は終日快晴が続きました
下仁田佐久穂線は自然に帰り始めています
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下仁田佐久穂線は自然に帰り始めています
通行止めのゲートを通過すると…
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通行止めのゲートを通過すると…
余地ダムの駐車場に到着です
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余地ダムの駐車場に到着です
デポしておいた自転車をピックアップ
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デポしておいた自転車をピックアップ
ダムより下流方面。標高が低いところは紅葉真っ盛り
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ダムより下流方面。標高が低いところは紅葉真っ盛り
海瀬駅までダウンヒルです
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海瀬駅までダウンヒルです
快適・快適
途中にちょーキレイな紅葉がありました
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途中にちょーキレイな紅葉がありました
あっちゅー間に海瀬駅に到着
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あっちゅー間に海瀬駅に到着
猫ものんびり線路を闊歩
1
猫ものんびり線路を闊歩
海瀬駅から中込駅までは輪行
海瀬駅から中込駅までは輪行
【おまけ】
下山後はおっきりこみで栄養補給
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【おまけ】
下山後はおっきりこみで栄養補給

感想

荒船山から南に上信国境の赤線をつなぎました。
去年の台風19号災害やバスの運行終了などルート設定が悩ましい区間。
自転車→電車輪行→自転車と3ステップでクルマを回収する予定でしたが、
後半の荒船不動までの自転車区間が登りということもあって
中込駅前に止まっていたタクシーに思わず乗ってしまいました。
 

一般登山道ではないということで、
どんな悪い道か、どんだけ時間がかかるのかと思いましたが、
ヤブはほとんどなく、この季節ならではのカサカサと乾いた道で
とても気持ちのいいルートでした。
天気が良かったのにも恵まれたのかな。
ただ一部急登・激下りありで、そこはひぃひぃ言ってました。

帰り、どうしてもうどんが食べたくて、
ようやく見つけたおっきりこみ、もっちもっちの麺に、野菜たくさん&餅入りで大満足。
完食しました。

おしまい。

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コメント

お久しぶりです。
久しぶりにレコを覗いてみたら、気になっていた、余地峠、田口峠をトレースされていて、じっくり拝見させていただきました。この季節は藪もなく、明るくて見通しもいいし、落ち葉道が心地よいですが、逆に日も短く、落ち葉はトラップにもスリップにもなり、気が抜けない面もありますよね。
写真だけ拝見すると、気持ちよさそうですが、緊張するルートかと。。アプローチもいろいろ、頭が痛いですよね。
やっぱり、タクシー―(笑)ってなるのもわかります。目の前にいるとね💦
いつだか、八ヶ岳の硫黄岳付近ですれ違ったニアミスが悔やまれます(写真にお二人が映り込んでましたし)・・
今後も、マニアックルートのレコ、楽しみにしています。
2020/11/21 20:43
Re: お久しぶりです。
devilmanさん

ご無沙汰してます!

田口峠から南の上信国境は中央分水嶺にも関わらずあまり歩かれていない感じですよね。
十文字峠まで繋ぎたいなぁと思っているのですが、
この付近は昨年の台風19号災害の影響も続いていて、
ルート設定に頭悩ませてしまいそうです。
これからの季節、冬型の気圧配置の時にうまく繋げていければと思ってます。

最近自転車を使い始めたのですが、登りが思った以上にキツくて思わず…でした笑

後からわかるパターンでしたが硫黄岳でのすれ違い思い出しますね〜。
いつかお会いできることを楽しみにしています!

コメントいただきありがとうございます!
2020/11/24 9:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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