記録ID: 2735299
全員に公開
講習/トレーニング
四国
日程 | 2020年11月14日(土) ~ 2020年11月15日(日) |
---|---|
メンバー | , , , その他メンバー1人 |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 30時間55分
- 休憩
- 1時間8分
- 合計
- 32時間3分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
ヤマレコのシステム不備によるものと思われますが、長時間になると時間計算が間違って表示されるようになります。
今回の行動時間は34時間20分です。
今回の行動時間は34時間20分です。
写真
感想/記録
by shichi7
今回はロングトレーニングという事で、四国八十八箇所霊場のうち、徳島県内の霊場1番 霊山寺から23番 薬王寺までの距離、約100mile(160km)を走破しましょうという事で企画。
スタートメンバーはAさん、Nさん、自分の3名。
これに、途中から合流予定の110さんを含めた4名でチャレンジです。
1番札所を土曜日の0時過ぎにスタートして9番迄順調に進んでいき、10番 藤井寺に行く前にコンビニで休憩。放射冷却現象で寒くなってる夜明け前なので、温かい食事を食べて体を温めてから藤井寺から山中へと入っていき焼山寺を目指します。
ここまでは何の問題もなく順調に進んでいきます。
焼山寺までの遍路転がしを登っていく途中で朝を迎え、太陽が顔を出すと気温も一気に上昇し出して汗ばむ陽気になってきました。途中で休憩を入れながら進んでいき、路肩で腰を下ろして休憩していると、おばちゃんがお茶とバナナを持って来てくださり、お接待してくれたのにビックリ!
お遍路さんの格好なんて全然してないし、普通にランニングしてる感じなのに…本当にありがたかったです。
次の大日寺へ向かうロードの長さに辟易してきた頃に24時間勤務を終えた110さんが自宅から走ってきて合流。コンビニで買い物して沈下橋の欄干に腰かけてノンビリと休憩した後は大日寺から15番国分寺までをサクっと走破。
16番に向かう途中で十三八(とみや、ラーメン店)で昼食、美味しかった!
その後16、17番と巡礼して18番 温山寺へと向かう頃からペースダウンが顕著になり出して、疲労により走ったり歩いたりで、歩く頻度が増えてきました。
2回目の夜になると更に疲労と眠気も増してきますが、応援で待ってくれている人がいる事を考えると長時間待たせる訳にはいかないと思い、頑張り続けて18番立江寺へと到着。
立江寺にはnanchiさんが自宅からチャリで応援に来てくれて、そこから鶴林寺へと登り出す最終コンビニまで伴走して励ましてくれて元気付けてもらい感謝です。
立江寺から鶴林寺へと向かうロードの途中にもレジェンドHさんとIさんがエイドを設営して待ってくれており、いきなりビールを出してくれて1本グビグビ。流石、TJARに4回も出場したレジェンドだけあって今の自分に何が必要なのか分かってらっしゃる。内臓も疲れて食欲が無くて固形物の食べ物を受け付けなくなりそうな感じだったのが、ビールを飲んだら食欲が出てきて、用意してくれたそば米雑炊2杯と柿やお菓子類を食べれるだけ食べて満腹(食べ過ぎたか…)
元気をもらって次へと進みだして、鶴林寺へと登り始める前の最終コンビニでも食料を買い出しして山中へ。
鶴林寺へと急登を登り詰め、そこから急傾斜を下山。再び太龍寺へとゆるやかで距離のある登りを詰めていき山頂へ。ここまで来ると、これ以降は大きな登りも無いため一安心。順調に下っていき、車道に出てから再び山越えして平等寺へ到着ですが…
この前に、事件が…
眠け最高潮のAさんがフラフラ状態で道路を歩きながら、端へと逸れていき肩くらいの深さがある用水路に落ち込むというハプニングが。最後尾を歩いていた自分もフラフラ状態だったので落ちた事に気づかず、前方の用水路から人が這いあがってきてるのを見ても状況を認識するのに数秒かかり、
「あれ?人が用水路にいてる………あ〜!落ちたんや!」と気付いて、這い上がってきたAさんを確認すると用水路には水は殆ど無くて濡れておらず、怪我もしておらずにホッと一安心。後から笑い話になりましたが、下手すると大怪我してたかも知れないのでこの時は肝を冷やしました。
平等寺へと着いて、最後の23番薬王寺へと行く前にコンビニで休憩してロードをひたすら歩いて(この頃には、ほぼ歩きしか出来ない状態になってます)へんろ道の海岸線を通るバージョンで薬王寺を目指します。田井ノ浜から海岸線を眺めながらポカポカ陽気で…眠くて…
早くゴールしたい!と気持ちを切らさず歩き続けて薬王寺へと到着して半端ない達成感。
ゴール後は寺横にある薬王寺温泉へと浸かり、昼食食べてからJRに乗って徳島駅へ。徳島駅には迎えにきたAさんの車に乗せてもらい、自宅近くの高速バス停で降ろしてもらい自宅へ。
濃密な時間はあっという間に終わったような気がします。
もっと続けばいいのに…(とは思いませんが)
脳内麻薬のおかげで辛い記憶は消え去り、楽しい思い出と筋肉痛しか残っておりません。
今回は、コロナ禍の時期なのに 100mileを一緒に走って頂いたAさんとNさん、 ぺーサーとして100kmも引っ張ってくれた110さん。 エイド接待してくれたHさん、Iさん。 自転車で長距離伴走してくれて励ましてくれたnanchiさん。
そしてSNSで応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
自分にとっては初めての100mileチャレンジはキツかったですが、何とかなるもんだとも思いました。来春のUTMFに向けてトレーニング方法も考えなおしていこうと思いますが、とりあえずは筋肉痛を治してからトレーニング再開です。
スタートメンバーはAさん、Nさん、自分の3名。
これに、途中から合流予定の110さんを含めた4名でチャレンジです。
1番札所を土曜日の0時過ぎにスタートして9番迄順調に進んでいき、10番 藤井寺に行く前にコンビニで休憩。放射冷却現象で寒くなってる夜明け前なので、温かい食事を食べて体を温めてから藤井寺から山中へと入っていき焼山寺を目指します。
ここまでは何の問題もなく順調に進んでいきます。
焼山寺までの遍路転がしを登っていく途中で朝を迎え、太陽が顔を出すと気温も一気に上昇し出して汗ばむ陽気になってきました。途中で休憩を入れながら進んでいき、路肩で腰を下ろして休憩していると、おばちゃんがお茶とバナナを持って来てくださり、お接待してくれたのにビックリ!
お遍路さんの格好なんて全然してないし、普通にランニングしてる感じなのに…本当にありがたかったです。
次の大日寺へ向かうロードの長さに辟易してきた頃に24時間勤務を終えた110さんが自宅から走ってきて合流。コンビニで買い物して沈下橋の欄干に腰かけてノンビリと休憩した後は大日寺から15番国分寺までをサクっと走破。
16番に向かう途中で十三八(とみや、ラーメン店)で昼食、美味しかった!
その後16、17番と巡礼して18番 温山寺へと向かう頃からペースダウンが顕著になり出して、疲労により走ったり歩いたりで、歩く頻度が増えてきました。
2回目の夜になると更に疲労と眠気も増してきますが、応援で待ってくれている人がいる事を考えると長時間待たせる訳にはいかないと思い、頑張り続けて18番立江寺へと到着。
立江寺にはnanchiさんが自宅からチャリで応援に来てくれて、そこから鶴林寺へと登り出す最終コンビニまで伴走して励ましてくれて元気付けてもらい感謝です。
立江寺から鶴林寺へと向かうロードの途中にもレジェンドHさんとIさんがエイドを設営して待ってくれており、いきなりビールを出してくれて1本グビグビ。流石、TJARに4回も出場したレジェンドだけあって今の自分に何が必要なのか分かってらっしゃる。内臓も疲れて食欲が無くて固形物の食べ物を受け付けなくなりそうな感じだったのが、ビールを飲んだら食欲が出てきて、用意してくれたそば米雑炊2杯と柿やお菓子類を食べれるだけ食べて満腹(食べ過ぎたか…)
元気をもらって次へと進みだして、鶴林寺へと登り始める前の最終コンビニでも食料を買い出しして山中へ。
鶴林寺へと急登を登り詰め、そこから急傾斜を下山。再び太龍寺へとゆるやかで距離のある登りを詰めていき山頂へ。ここまで来ると、これ以降は大きな登りも無いため一安心。順調に下っていき、車道に出てから再び山越えして平等寺へ到着ですが…
この前に、事件が…
眠け最高潮のAさんがフラフラ状態で道路を歩きながら、端へと逸れていき肩くらいの深さがある用水路に落ち込むというハプニングが。最後尾を歩いていた自分もフラフラ状態だったので落ちた事に気づかず、前方の用水路から人が這いあがってきてるのを見ても状況を認識するのに数秒かかり、
「あれ?人が用水路にいてる………あ〜!落ちたんや!」と気付いて、這い上がってきたAさんを確認すると用水路には水は殆ど無くて濡れておらず、怪我もしておらずにホッと一安心。後から笑い話になりましたが、下手すると大怪我してたかも知れないのでこの時は肝を冷やしました。
平等寺へと着いて、最後の23番薬王寺へと行く前にコンビニで休憩してロードをひたすら歩いて(この頃には、ほぼ歩きしか出来ない状態になってます)へんろ道の海岸線を通るバージョンで薬王寺を目指します。田井ノ浜から海岸線を眺めながらポカポカ陽気で…眠くて…
早くゴールしたい!と気持ちを切らさず歩き続けて薬王寺へと到着して半端ない達成感。
ゴール後は寺横にある薬王寺温泉へと浸かり、昼食食べてからJRに乗って徳島駅へ。徳島駅には迎えにきたAさんの車に乗せてもらい、自宅近くの高速バス停で降ろしてもらい自宅へ。
濃密な時間はあっという間に終わったような気がします。
もっと続けばいいのに…(とは思いませんが)
脳内麻薬のおかげで辛い記憶は消え去り、楽しい思い出と筋肉痛しか残っておりません。
今回は、コロナ禍の時期なのに 100mileを一緒に走って頂いたAさんとNさん、 ぺーサーとして100kmも引っ張ってくれた110さん。 エイド接待してくれたHさん、Iさん。 自転車で長距離伴走してくれて励ましてくれたnanchiさん。
そしてSNSで応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
自分にとっては初めての100mileチャレンジはキツかったですが、何とかなるもんだとも思いました。来春のUTMFに向けてトレーニング方法も考えなおしていこうと思いますが、とりあえずは筋肉痛を治してからトレーニング再開です。
お気に入り登録-人
拍手で応援
訪問者数:841人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
この記録で登った山/行った場所
登山 | 登山用品 | 山ごはん | ウェア | トレイルラン |
トレッキング | クライミング | 富士山 | 高尾山 | 日本百名山 |
すごすぎま〜す❗️一国を31時間とは...。
睡魔のところが唯一親近感が湧きました😊
自宅がほぼ遍路道上ですので、次回開催の際はエイドにどうぞ☺️
当初目標を36時間で完走としていたので、予定より早くゴール出来たので出来過ぎかと思います。
金曜日に仕事終えてから皆さん集合してスタートだったので、一睡もしていない方もいて2日目夜の睡魔はかなり厳しかったです。ロングは眠気対策をどうするかが重要な気がしました。
次回もあるかどうか分かりませんが、その時はエイドお願いします。
長すぎてイメージが出来ません(汗)
おおきな山は焼山寺と鶴林寺の2つという感じでしょうか(汗)
そして
最後の食事がアイアン(爆)
鉄の男と女ですね。
お疲れ様でした。
達成感 羨ましい✨
阿讃縦走や剣山地縦走とかで40時間超を行動したのに対して、今回は早かったので疲労感はかなり違いますね〜。楽です。
UTMFは2夜目の早い時間帯でゴール出来るようにできればな〜とは思いますが…
今回のルートはロードがメインで、
焼山寺、鶴林寺、太龍寺、平等寺への山越えがある程度ですね。
最後の食事が藍庵(アイアン)とは...110さんも気づきませんでした(笑)
essanさんも2昼夜トレーニングは大会までに一度は経験しておいた方が良いと思います。
その時は用水路に落ちこまないように気を付けてください。
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する