初BC
- GPS
- 04:54
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 546m
- 下り
- 376m
天候 | 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
初ガイドBCに参加しました。前日の大雨で雪の状態が良くないことから、参加するのに躊躇しましたが行って良かったです。カラースポーツは、こじんまりしたレストハウス風建物で、オリンピック道路沿いにぽつんと一軒だけあり、雪の壁があったりすると見逃しそうです。事実、レストハウス前の一角は、道路の待避所だそうで、四駆の車は、脇の坂を下って裏の駐車場へ移動。受付を済ませ(ここでもらった領収書はポイントになるので無くさない)隣のカフェへ。ここでカラー毎打ち合わせ(BCでの約束、危険性、ビーコン(レンタルはORTOVOX)の取り扱い方等)と自己紹介後、それぞれのポイントへ。初BCのブルー組は、10名参加で中林さんと瀬古さんのガイドでコルチナ方面へ。カラースポーツのある白馬は、雪が舞っている程度でしたが、コルチナはかなりの降雪で少し安心。さっそく回数券の半券をもらい(後で350円徴収)一本だけのリフト。降りたゲレンデは、カリカリの氷に雪が乗っている状態。これでBCだと滑落?100mほど降りた所でロープをくぐりいよいよBC。でもそこでビーコンの実習。埋めてあったビーコンを探し当てるのが難しかったです。実習後、降雪の中、さっそく歩く準備。TLTの操作もスキンの装着も初めてで、丁寧に教えてくれるかと思いきや、前日深夜の予習で何とか自分一人で完了(結果、結構しっかりできていたようです)。なだからな雪原を吹雪の中スキー組を先頭に一列で行進。八甲田の雪中行軍?前方の小高い所になにやらコンクリートの柱に鉄のはしごが着いた塊を横目に緩やかな下り。開けた雪原が狭まった所で停止。「ここから滑ります、小休止をかねて滑る準備」いよいよ滑走か。スキンのしまい方に極力注意しながら色印の温かいお茶やスペシャルバー?を頬張って行動食タイム。スキーが6名ボードが4名でなぜか?ボード組に入れられ、スタート順のじゃんけん。勝ってしまい、結局スキー組について行くことに。滑り出してすぐカリカリと分かり、しかも尾根、右は雪庇で左は林、パニックの中滑り始めると、前方でテレマークおじさんが転倒しまくり、後からボード組も瀬古さんも来ると思い追い抜き、スキー組の後を追う。尾根が終わり、急斜面の前で止まって後ろを見ると誰もついてくる様子がない?止まっていてもなかなか現れず立っていると、中林さんから「ここまで来てください」との声。後が来ないんだけどなあと思いながらカリカリをリグループポイントまで下る。ボード組が颯爽と現れるが、テレマークおじさんがこない。すわ遭難か!と思うが中林さんが声をかけながら登っていくと雪庇から落ちたというテレマークおじさん参上。「修行が足りない」と言いながらも慌てることもない所に関心。自分だったらときょっと緊張。そこからとてもなだらかで開けた雪原(牧場)を一本。ちょっとかりかりする所もあったが、やっと滑った感じ。しかし、下ると登りが。直ぐさま登る用意。スキンを貼り、ブーツをウォークモードに、ストックを…とやることが多く、ゆっくり休憩できない。手袋とストックとアウターの新調が必要と痛感。この雪原が元スキー場であることを知り少し安心(BCか?)しながらも初のシール登高。意外とスキーの重さ(クロススキーの比べて)があるが快適だった。ここで、シール組の2名がシールに雪が付き、シールの取り扱いの重要性を勉強させてもらった。雪が接着面についてしまうとシールが使えない→登れない→死につながりかねない。ベルトや工具など必帯を痛感。短い北面のリフト降り場後?で2回目の滑走準備。最後、BC入口まで登り返しがあることを知り、シールの扱いを慎重にした。少し余裕ができ、色印特製温かいスープが旨かった。9番手なのでみんなが行かない所をドロップ。最初で最後の気持ちいい滑り。さて、BC開始点までの登り返し。シールをしっかり貼り、手間のかかるバインで板をはめ、ゆっくり休憩。さて歩き出して・・・。ブーツがウォークモードになっていない!止まってもらえばいいものを無理して登る。わずかにストップした時にフリーに。ずっと登りでかなりこたえた。途中林の中に急登を避けて入ったが、結構急斜面で、スリップ数回。かなりばてていてストックもすぐ調節ができず無駄な動きが多かった。BC出発地点まで戻れて感激でした。同じTLTでバルカンだった方(名前が?)にずいぶんと助けられ(その方はガイド初めてでもっと滑りたかっただろうにかなりストレス)教わることが多かった。最初はやはりガイドですね。一人では難しい。
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