早春の大菩薩峠&嶺



- GPS
- 27:05
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,182m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
10:00 大菩薩登山口バス停発
14:30 大菩薩峠着
3/3(日)
8:00 大菩薩峠発
10:00 大菩薩嶺
11:00 丸川峠
12:45 大菩薩嶺登山口バス停
13:00 大菩薩の湯着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9:30 塩山駅前バス停発 10:00 大菩薩嶺登山口バス停着 帰り:15:03 大菩薩の湯バス停発 15:30 塩山駅前バス停着 15:40 JR塩山駅発 特急かいじ |
コース状況/ 危険箇所等 |
大菩薩登山口バス停〜上日川峠 一部凍結あり。軽アイゼンなしだと登れない!と思うのは、ほんの一瞬。 だけど、着けないと登れない。凍結ポイントを通過したら外す、の繰り返し。 上日川峠〜福ちゃん荘〜富士見山荘〜大菩薩峠 雪はあるが、アイゼンなしで歩ける 大菩薩峠〜大菩薩嶺〜丸川峠 ほぼ全面圧雪&凍結 軽アイゼンないとつらい 丸川峠〜大菩薩嶺登山口 南面は、乾いた登山路だが、とつぜんアイスバーンの凍結路が現れる。 アイゼンあっても通過が難しいくらいのアイスバーンもあり。 |
写真
感想
これまでのツアー参加経験から、「ツアーはせめて10人以下の少人数で」と誓ったので、今回はツアー客二人・ガイド一人という贅沢めなツアーに参加してきました。
が、前日もう一人のお客さんがキャンセルされたとのことで、ツアーなのにガイドさんとマンツーマンに。
塩山駅からのバスに登山客は10人くらい?
秋に来たときはあんなに多かったのに。
大菩薩登山口バス停で降りて、準備しているうちに他のひとたちは先に行ってしまわれました。
バス停付近は驚くほど雪がない。
雪山ハイキングをしたかったのに...と残念な感じに。
しかし山道に入ると、雪が、というか凍りついてる箇所も結構あって、6本爪軽アイゼンデビューを果たせました。
バス停〜上日川峠の道は傾斜も緩やかで、歩きやすくいい道でした。
上日川峠でトイレを済ませ(トイレットペーパーあった!)、福ちゃん荘までは林道の方をのんびり歩きます。
上日川峠〜福ちゃん荘〜富士見山荘〜大菩薩峠の道は、秋にも来たことがあったけれど、秋とは印象が全然違っていておもしろかったです。
この区間も道は緩やかなので、のんびりハイクです。
人が少ないとはいえ、人気の山域なので、すれ違う人はそこそこいました。
わりとあっけなく介山荘に到着しましたが、さすがに峠は寒い!
宿に荷物を置いてから、もう一度外に出ましたが、建物のまわりをウロウロするだけで寒さが限界ですぐ戻りました。
持っていったありったけの防寒具を身につけていたのに、です。
気温はマイナス10度くらい?
夜は夜景も星もきれいだったけど、また防寒具を全部身につけて外に出るのは億劫だったので、さっさと寝ました。
星は窓からちょっと見たけど、ものすごいきれいだった。
夜、なかなか足先が温まらなくて困ったので、靴下に貼るホッカイロを初めて使ったけど、すぐ暖かくなって( ・∀・)イイ!!
二日目、朝が苦手なのは山小屋に来ても同じ。
他の宿泊者の方は、ご来光を見に親知らずの頭まで見に行ったと朝食のときに話されてたけど、無理だったわ...。
ガイドさんにも前日夜、いかに早起きが苦手か、という話をしていたので、
「無理に起こしませんでした」と言われた。ありがとうございます。苦笑。
山小屋に泊まっても、夜景も星もご来光も見に行かずに惰眠を貪る!
ここも峠〜稜線〜嶺までの道のりは秋に歩いたことがあるのですが、
やっぱり雪がついてると全然違いますね。
朝早い時間帯なので、富士山もきれいに見えて目的の一つは達成!
雪山ハイキングをしたいという目的もばっちり果たせました。
秋には、稜線の岩場で少し難儀した記憶があるのですが、
雪があると上を歩けるので、むしろ歩きやすい。
あっさり雷岩についたので拍子抜けしました。
そして誰もいない雷岩!
秋には座る場所がないくらい満員だったのに!
稜線上では、3組くらいとすれ違っただけでした。
(7時台に賽の河原を峠方面に歩いてる人って、どこから何時に登り始めてるんだろう?)
ここを歩いている間、涙と鼻水が止まらなかったのだけど、花粉症なのかこれ。
おかげで、メガネに涙がついて、それがすぐに凍って見えづらくなったので、この区間だけメガネかけずに歩きました。
コンタクトにしないとだなあ。
前の週行かれた方のレコを見て、稜線上ではオーバーグローブ(前の週にあわてて買った)を着けてましたが、おかげで手先が寒くならなくて助かりました。
嶺〜丸川峠の道は初めて歩きます。
ここは北面に道がついているらしく、ずっと雪道で、アイゼンがざくざく気持よく刺さって、歩いていて楽しかったです。
丸川荘が開いてたら、コーヒー飲みたかったけど、閉まってたので、
前のテーブルで自分でお茶いれて飲みました。
ここからの道が、地図に「急坂」と書いてあるように、
傾斜のきつい道が多くしかもアイスバーンになってるので、
何箇所か降りるのに苦労しました。二回くらい滑ってコケた。
しかしガイドさんと一緒なので、あまりにも降りにくいところは、
ピッケルで氷を削って足場を作っていただくなどして、無事降りれました。
こういうこともあろうかと、ツアー参加にしたので良かった。。。
途中、アイゼン持ってなさそうなカップルとすれ違ったけど、彼らは大丈夫だったのでしょうか。。。
この区間は、10時〜12時くらいに通過したので、これから登るパーティと5組くらいすれ違ったかな?
とにかく、秋とは大違いの、静かな雪山を堪能できてよかったです。
鹿は、声だけはケーンケーンで聞いたけど、一頭も見かけなかった。
同じ日に行かれた方のレコを拝見したら、群れがいたとか。
タイミングですねえ。
雪の大菩薩、また来年も絶対行こうっと。
[ウエア]
行動中:
上:パタゴニア・キャプリーン3のアンダー長袖Tシャツ、ミレー長袖山シャツ、モンベル・シャミース・ベスト、ユニクロの薄手フリースジャケット(稜線上のみ)、コロンビアの薄手アウター(稜線上のみ)
下:パタゴニア・キャプリーン3のタイツ、ひざ上までのアクリルのレッグウォーマー、コロンビア山ズボン、レインウェアのズボン(稜線上のみ)
その他:パタゴニアの厚手フリース・ビーニー、モンベル・シャミース・ネックウォーマー、ユニクロので二重手袋(内側がフリースで外側がニット)、イスカの薄手オーバー・グローブ(稜線上のみ)、スパッツ(雪除けというよりは防寒目的で)
山小屋で:マーモットのウール・タイツ、モンベル・シャミース巻きスカート、マーモット・インナーダウンジャケット、ユニクロのニット・ビーニー
持っていったけど使わなかった防寒具:フリースのバラクラバ
nabezoaさん、こんばんはー。
最初に山行記録をみた時、
泊まりの山登りで "感想は後日"と
書かれていたので 楽しみにしておりました。
「惰眠を貪る!」には 笑いましたw、
夜空とご来光は 次回以降ですね
次回の"山行記録"を 楽しみにしております〜
hayakazeさん、ありがとうございます。
夜寝る前は、「明日は絶対早起き!」と思うのですが、
意志が弱くてダメですね。。。笑
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