不動尻〜梅ノ木尾根〜弁天御髪尾根 読図ナビゲーション

2020年11月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.0km
• 登り: 808m
• 下り: 802m

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二の足林道

コース状況／危険箇所等

■マウントファーム
http://mt-farm.info/

写真

11/15 8:33

二の足林道ゲート
これから歩くルートの概要を地形図で確認します。
情報はメンバー全員で共有しないといけません。

11/15 8:39

下山予定の尾根の下りられそうな箇所を事前に確認しておきます。

11/15 8:42

山神隧道

11/15 8:44

11/15 9:12

旧不動尻キャンプ場跡
沢を見れば深沢と白滝沢の二俣になっています。

11/15 9:25

昨年崩れた登山口も復旧していただいております。

11/15 10:28

何の変哲もなさそうな登山道ですが、傾斜の変化でGPSアプリを使わずとも現在位置は推定できます。

11/15 10:34

850mで三峰山と大山の稜線登山道に合流

11/15 11:04

唐沢峠

11/15 11:16

893m矢草ノ頭を特定します。
唐沢峠から傾斜の変化、小ピークとコルを観察しながら歩きます。

11/15 11:32

ここだね

11/15 11:32

梅ノ木尾根へ

11/15 11:48

地形図で早速迷いやすい（実際に複数道間違い遭難が発生しています）850m小ピーク辺りから一本北側の尾根に乗り換えることを確認し、進行方向左側（北側）に注意をすることを全員にシェアしておきます。

11/15 12:06

紅葉と三峰山

11/15 13:02

大沢分岐は梅ノ木尾根と弁天御髪尾根の分派点

11/15 13:15

弁天御髪尾根は急なザレ場が現れました。

11/15 13:16

下降で使う木や根は荷重する前に必ずチェック！
腰を下げ眼線を下げ手でホールドを取ってから足をなるべく平地に小刻みに降ろします。斜度が急になったらフェイシングイン（山側に身体を向けること）で。

11/15 13:17

鮮やかな紅葉

11/15 13:25

すり鉢広場の少し上にあった東屋は解体されています

11/15 13:42

この辺から天然の栂や松の巨木が現れます

11/15 13:50

見晴広場A

11/15 13:52

一本取ります（一本立てます、が正解かな）
山用語で休憩のこと

11/15 13:53

相模平野方面遠望

11/15 14:14

見晴広場B
右手尾根の弁天広場方面は大沢林道へ下りる尾根下部が急なザレになりますのでハイカーさんにはお奨めしません。
今日は左手北側の方に下ります。

11/15 14:31

山神隧道よりも南部の北東尾根を下降します。
古い植生保護柵沿いに下降。

11/15 15:03

二の足林道が見えてきました。
夕方でも時折ハイカーさんが通ることもあるので絶対落石に注意。

11/15 15:04

朝に確認した植林径路で林道に下ります。

撮影機器：

MO-01J ZTE

感想

kamog

読図ナビゲーションで梅ノ木尾根〜弁天御髪尾根へ。
紅葉前線もそろそろ後半戦です。
陽に映えた三峰山方面は七色の輝きを見せていました。
地形図を読むために山を登るのではなく、山をより安全に登るために地形図を読む。
こういう講習になると様々な技術の方が先行してしまい目的と乖離してしまう傾向がよく見受けられます。
本番の中でいかに読図ナビゲーションを含み入れるか。
オンサイト（現場）では、地形の変化や植生、先行きの景色など情報を観察する意識をもっと持ち山の感性を高めることですね。
それが読図ナビゲーションの本質だと思っています。
私が伝えたいことは過去に起こった自分自身の怖い体験、そして親しい方々を失った悲しい体験が原動になっています。
それらを、塞ぎこんで仕舞いこんでしまっては自身のためにも、彼らのためにも決してなりません。
ひとつでも、ふたつでも山を続ける人が将来の山行で何か際どい状況に陥りそうになったときに思い起こして回避してもらえれば、このささやかな活動も活きてくると思います。
それでも、ある人には嫌悪を抱かれることもあるでしょう。人と人との関係ですからそれは仕方のないことですね。
今日来てくれた方々にはプラスのヒントになればそれで幸いです。