8時。学生に混じって朝の光が美しい叡山電鉄に乗って北へ。
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11/10 7:58
8時。学生に混じって朝の光が美しい叡山電鉄に乗って北へ。
市原駅のターミナルからバスに乗って貴船へ向かいます。
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11/10 8:37
市原駅のターミナルからバスに乗って貴船へ向かいます。
あれ?鞍馬行きだったはずなのに貴船口で止まってしまった。ああ、遅れていたのか。東京に住んでると公共機関は時間通りに運行するものだと思い込んでしまう。
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11/10 8:49
あれ?鞍馬行きだったはずなのに貴船口で止まってしまった。ああ、遅れていたのか。東京に住んでると公共機関は時間通りに運行するものだと思い込んでしまう。
貴船口から鞍馬までは歩いて10分程度。1時間くらいのアプローチは登山では普通だし、こんなものは何でもない。空気が冷たいが、京都市内とはさほど変わらない印象。
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11/10 8:51
貴船口から鞍馬までは歩いて10分程度。1時間くらいのアプローチは登山では普通だし、こんなものは何でもない。空気が冷たいが、京都市内とはさほど変わらない印象。
9時。鞍馬寺に到着。
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11/10 9:02
9時。鞍馬寺に到着。
扁額の書体、いいですね。
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11/10 9:04
扁額の書体、いいですね。
まずは灯篭と紅葉の並木がお出迎え。ここは夜にも来てみたい。
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11/10 9:08
まずは灯篭と紅葉の並木がお出迎え。ここは夜にも来てみたい。
この辺りは京都市内よりも1〜2週間紅葉が早く、ちょうど見頃のようだ。嬉しいね。
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11/10 9:10
この辺りは京都市内よりも1〜2週間紅葉が早く、ちょうど見頃のようだ。嬉しいね。
ケーブルカーには乗らずに参道を登っていく。吉鞍稲荷。
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11/10 9:14
ケーブルカーには乗らずに参道を登っていく。吉鞍稲荷。
由岐神社。石段を跨ぐ珍しい作りの拝殿から御神木を仰ぐ。この辺りの巨木は圧巻。
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11/10 9:18
由岐神社。石段を跨ぐ珍しい作りの拝殿から御神木を仰ぐ。この辺りの巨木は圧巻。
義経公供養塔。参道に沿って多数の摂社史跡が建ち並び、退屈することがない。
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11/10 9:23
義経公供養塔。参道に沿って多数の摂社史跡が建ち並び、退屈することがない。
半分は石畳みで舗装されており、山道というほどのものではない。
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11/10 9:28
半分は石畳みで舗装されており、山道というほどのものではない。
朝から好天に恵まれ、清々しい。
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11/10 9:34
朝から好天に恵まれ、清々しい。
紅葉はまさに盛りだ。
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11/10 9:40
紅葉はまさに盛りだ。
ケーブルカーの駅を越え、さらに石段を上る。
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11/10 9:41
ケーブルカーの駅を越え、さらに石段を上る。
無料休憩所の洗心亭で一休み。お土産やお茶が頂ける。
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11/10 9:52
無料休憩所の洗心亭で一休み。お土産やお茶が頂ける。
汗をかいたので鞍馬寺アイス最中を頂いてみた。それと地味ながらも味わいのある柄が魅力の義経手拭い。
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11/10 9:46
汗をかいたので鞍馬寺アイス最中を頂いてみた。それと地味ながらも味わいのある柄が魅力の義経手拭い。
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11/10 9:54
洗心亭の上のトイレあたりにいい景色。人気のスポットらしい。
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11/10 9:58
洗心亭の上のトイレあたりにいい景色。人気のスポットらしい。
のんびりのんびり登り、ちょうど山門から1時間で本殿金堂に到着。
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11/10 10:01
のんびりのんびり登り、ちょうど山門から1時間で本殿金堂に到着。
時間と叡電の運行停止の影響だろうか、人影は非常に少ない。東京の高尾山のように、あまり天狗様を印象付けるようなモニュメントや授与品がない。意匠的に天狗を流用する面もあるが、尊天は別に天狗ではないからだろう。
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11/10 10:03
時間と叡電の運行停止の影響だろうか、人影は非常に少ない。東京の高尾山のように、あまり天狗様を印象付けるようなモニュメントや授与品がない。意匠的に天狗を流用する面もあるが、尊天は別に天狗ではないからだろう。
欄干前からのすばらしい景色。京都市内から僅か1時間(登る時間も含めれば2時間ほどか)でこの山深さとは。
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11/10 10:10
欄干前からのすばらしい景色。京都市内から僅か1時間(登る時間も含めれば2時間ほどか)でこの山深さとは。
金堂の裏手から山道を通って貴船へ抜けます。山道とは言ってもスニーカーでなんの不自由もない程度。
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11/10 10:15
金堂の裏手から山道を通って貴船へ抜けます。山道とは言ってもスニーカーでなんの不自由もない程度。
義経公が修行中に喉を潤したと伝わる息継ぎの水。
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11/10 10:17
義経公が修行中に喉を潤したと伝わる息継ぎの水。
義経公背比べの石。1mくらいかな。
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11/10 10:26
義経公背比べの石。1mくらいかな。
背比べの石から横手に大杉権現社への分岐。これが有名な木の根道らしいが、筑波山なんかずっとこんな道だぞ。別に珍しくもない…。
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11/10 10:22
背比べの石から横手に大杉権現社への分岐。これが有名な木の根道らしいが、筑波山なんかずっとこんな道だぞ。別に珍しくもない…。
なんと大杉権現様は神去りあそばされていた。中程から折れていたところを2019年の大型台風で止めを刺されたとのこと。
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11/10 10:24
なんと大杉権現様は神去りあそばされていた。中程から折れていたところを2019年の大型台風で止めを刺されたとのこと。
僧正ガ谷不動堂。少し平坦地になっているこの辺りで義経公が剣術の修行に励んだという。そういえば山頂への分岐がどこかにあったのかな。見落としてしまった。
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11/10 10:32
僧正ガ谷不動堂。少し平坦地になっているこの辺りで義経公が剣術の修行に励んだという。そういえば山頂への分岐がどこかにあったのかな。見落としてしまった。
本殿の前にもあったこの模様は星曼荼羅を象った「金剛床」と言って、大宇宙の霊気が降り注ぐ場であるという。
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11/10 10:33
本殿の前にもあったこの模様は星曼荼羅を象った「金剛床」と言って、大宇宙の霊気が降り注ぐ場であるという。
鞍馬山の地表のすぐ下には石英閃緑岩の層がある。それが玉葱状風化をして丸くなったものを鞍馬では昔から「天狗の卵」と呼んできたという。現代のように環境保全意識が高まる前にほとんど拾われてしまったのだと思うが、登山道に一つだけ落ちていた。
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11/10 10:36
鞍馬山の地表のすぐ下には石英閃緑岩の層がある。それが玉葱状風化をして丸くなったものを鞍馬では昔から「天狗の卵」と呼んできたという。現代のように環境保全意識が高まる前にほとんど拾われてしまったのだと思うが、登山道に一つだけ落ちていた。
鞍馬で一番の霊地である魔王殿。その名の通り護法魔王尊が650万年前に金星から天下った場であるという。拝殿は露出した巨大な岩盤に向かっており、古代の磐座信仰が仏教の中に引き継がれている。
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11/10 10:40
鞍馬で一番の霊地である魔王殿。その名の通り護法魔王尊が650万年前に金星から天下った場であるという。拝殿は露出した巨大な岩盤に向かっており、古代の磐座信仰が仏教の中に引き継がれている。
後は10分程度ひょいひょいと下る。
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11/10 10:48
後は10分程度ひょいひょいと下る。
山門から丁度2時間で西門に到着。ここはもう貴船の参道だ。気持ちのいいお手軽ハイキングコースでした。こちらから登る場合も入山料はもちろん必要だ。
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11/10 10:52
山門から丁度2時間で西門に到着。ここはもう貴船の参道だ。気持ちのいいお手軽ハイキングコースでした。こちらから登る場合も入山料はもちろん必要だ。
2〜3分で貴船神社。一帯の地名は「きぶね」だが、社名は「きふね」である。
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11/10 10:53
2〜3分で貴船神社。一帯の地名は「きぶね」だが、社名は「きふね」である。
あの有名な灯篭参道に感動する。
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11/10 10:55
あの有名な灯篭参道に感動する。
おおっ、ハイテク!
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11/10 10:54
おおっ、ハイテク!
境内は意外に小ぢんまりしているが、鞍馬寺とは一転、縁結びの神徳が目当ての女性参拝者で賑わっている。
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11/10 11:08
境内は意外に小ぢんまりしているが、鞍馬寺とは一転、縁結びの神徳が目当ての女性参拝者で賑わっている。
清らかな本殿。男女関係で例えるとわかりやすいが、誰かと縁を結ぶということは別の誰かとの縁を切るということにも繋がる。縁結び神社は縁切り神社でもある。物事には必ずプラスマイナスの二面性があるというのは、精神性の貧しい現代人が忌避する考え方の一つだ。
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11/10 11:08
清らかな本殿。男女関係で例えるとわかりやすいが、誰かと縁を結ぶということは別の誰かとの縁を切るということにも繋がる。縁結び神社は縁切り神社でもある。物事には必ずプラスマイナスの二面性があるというのは、精神性の貧しい現代人が忌避する考え方の一つだ。
貴船川を見下ろす舞台からの紅葉は見事だが、角度によっては電線が気になるか。貴船川は内裏の水源であったことから、ここ貴船神社は篤く尊崇されてきた。
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11/10 11:21
貴船川を見下ろす舞台からの紅葉は見事だが、角度によっては電線が気になるか。貴船川は内裏の水源であったことから、ここ貴船神社は篤く尊崇されてきた。
ここは絵馬の発祥の地とのこと。
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11/10 10:59
ここは絵馬の発祥の地とのこと。
かわいい紅葉絵馬を記念に頂いていくとしよう。
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11/10 11:53
かわいい紅葉絵馬を記念に頂いていくとしよう。
神社のお屠蘇なんて初めて見たな。これも是非頂いていこう。
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11/10 11:02
神社のお屠蘇なんて初めて見たな。これも是非頂いていこう。
御神水は非常にまろやかで、甘味さえ感じた。冬場でさえなければナルゲンに一杯貰いたいくらいだ。
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11/10 11:03
御神水は非常にまろやかで、甘味さえ感じた。冬場でさえなければナルゲンに一杯貰いたいくらいだ。
御朱印も頂き、奥社に向かいます。
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11/10 11:18
御朱印も頂き、奥社に向かいます。
5分程度歩いた所にある結社。磐長姫を祀っている。
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11/10 11:27
5分程度歩いた所にある結社。磐長姫を祀っている。
天の磐船。天から雨が降ってくることから、古代は天上も海のような水界であると考えられていた。天も海も同じ「あま」と読むのはそういう理由。天を行き交う神々はこのような船を用いていると考えられていた。それが「天の磐船」である。
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11/10 11:29
天の磐船。天から雨が降ってくることから、古代は天上も海のような水界であると考えられていた。天も海も同じ「あま」と読むのはそういう理由。天を行き交う神々はこのような船を用いていると考えられていた。それが「天の磐船」である。
和泉式部歌碑。我が強く権威主義的な清少納言は、今で言うならマウンティング合戦に血道を上げるタワマン妻という感じだが、恋に命を懸ける情念の女というイメージの和泉式部には昔から敬意を持っている。歌も好きだ。
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11/10 11:29
和泉式部歌碑。我が強く権威主義的な清少納言は、今で言うならマウンティング合戦に血道を上げるタワマン妻という感じだが、恋に命を懸ける情念の女というイメージの和泉式部には昔から敬意を持っている。歌も好きだ。
さらに歩いて駐車場のようなガランとした殺風景な広場の奥に奥社がある。本殿は龍穴を隠すように建っているという。木々は高みからこちらを見降ろし、この場所自体もまた井戸の底のように感じる。
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11/10 11:36
さらに歩いて駐車場のようなガランとした殺風景な広場の奥に奥社がある。本殿は龍穴を隠すように建っているという。木々は高みからこちらを見降ろし、この場所自体もまた井戸の底のように感じる。
では貴船バス停まで戻り、続いて比叡山に向かいます。
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11/10 11:42
では貴船バス停まで戻り、続いて比叡山に向かいます。