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Yamareco

記録ID: 274332
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳(剣ヶ峰ピークハント&BCスキー)

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:29
距離
15.2km
登り
1,489m
下り
1,484m

コースタイム

6:35休暇村駐車場 - 7:40かもしかリフト終点 - 9:00位ヶ原 - 9:55肩の小屋上部 - 11:20剣ヶ峰11:50 - 12:15朝日岳直下(ドロップポイント) - 12:55休暇村駐車場
天候 晴れのち高曇り
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道158号線(長野側)より乗鞍高原に向かう。
駐車場は休暇村(無料)を利用。
コース状況/
危険箇所等
■コース状況

【休暇村〜ゲレンデ最上部】
ゲレンデ端を歩行。
歩きやすく特に問題なし。

【ゲレンデ最上部〜位ヶ原】
ツアーコースを歩行。
途中看板等もあるためホワイトアウトしない限りわかりやすいコース。

【位ヶ原〜肩の小屋】
広い雪原なので視界が悪い時は方角を見失わないように気をつける必要あり。
雪は風でしまっているためつぼ足でも歩けそう。

【肩の小屋〜剣ヶ峰】
岩や植生、シュカブラなど障害物が多いのでスキー歩行は困難。
ピッケル+アイゼンを推奨。

【スキー滑走】
上部は全般的にシュカブラが凍っていて滑りにくい。
コース下部は一部パウダーもあるが一度解けた表面の雪が凍ってモナカ雪になっている場所が多い。

■ドコモ電波状況

全般的に電波はよく入る。

■温泉

乗鞍といえば「湯けむり館」
大人1回700円。
リフト運行前に休暇村を出発。
2013年03月03日 06:34撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
3/3 6:34
リフト運行前に休暇村を出発。
歩き始めたらちょうど日が昇ってきました。
2013年03月03日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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歩き始めたらちょうど日が昇ってきました。
ゲレンデを歩いていると徐々に乗鞍岳が見えてきます。
2013年03月03日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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ゲレンデを歩いていると徐々に乗鞍岳が見えてきます。
乗鞍岳。コンディションは良さそうな予感。
2013年03月03日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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乗鞍岳。コンディションは良さそうな予感。
かもしかゲレンデ上部からツアーコースに入ります。
2013年03月03日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 7:39
かもしかゲレンデ上部からツアーコースに入ります。
振り返ると甲斐駒ケ岳、北岳など、南アルプスのシルエットが。
2013年03月03日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 7:40
振り返ると甲斐駒ケ岳、北岳など、南アルプスのシルエットが。
ツアーコース。まだ時間が早いせいかあまり人はいませんでした。
2013年03月03日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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ツアーコース。まだ時間が早いせいかあまり人はいませんでした。
左に目をやると中央アルプスも間近に見える。
2013年03月03日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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左に目をやると中央アルプスも間近に見える。
そして右側には奥穂高岳、前穂高岳と吊尾根が!
2013年03月03日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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そして右側には奥穂高岳、前穂高岳と吊尾根が!
位ヶ原から森林限界を超えるといよいよ風が強くなります。
2013年03月03日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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位ヶ原から森林限界を超えるといよいよ風が強くなります。
木が風の強さを物語っている・・・
2013年03月03日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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木が風の強さを物語っている・・・
雪原のバックに穂高岳
2013年03月03日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
3/3 9:12
雪原のバックに穂高岳
富士見岳と摩利支天。白くて美しい。
2013年03月03日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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富士見岳と摩利支天。白くて美しい。
いよいよ槍ヶ岳もその姿を現す。
2013年03月03日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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いよいよ槍ヶ岳もその姿を現す。
剣ヶ峰を見上げる。
滑りたいけど雪崩たらいやだな・・・
2013年03月03日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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剣ヶ峰を見上げる。
滑りたいけど雪崩たらいやだな・・・
こんな感じで荒波のようなシュカブラが凍って滑りにくい…
2013年03月03日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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こんな感じで荒波のようなシュカブラが凍って滑りにくい…
五ノ池もすっかり雪の中。
2013年03月03日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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五ノ池もすっかり雪の中。
この辺はスキーでは登れないのでアイゼンの出番。
2013年03月03日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
3/3 10:59
この辺はスキーでは登れないのでアイゼンの出番。
もうすぐ剣ヶ峰。
2013年03月03日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:09
もうすぐ剣ヶ峰。
大日岳と屏風岳の間から御嶽山が見えてきた。
2013年03月03日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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大日岳と屏風岳の間から御嶽山が見えてきた。
槍穂高連峰も段々全容が見えてくる。
2013年03月03日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:13
槍穂高連峰も段々全容が見えてくる。
朝日岳と遠くに白山。
2013年03月03日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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朝日岳と遠くに白山。
剣ヶ峰登頂!
2013年03月03日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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剣ヶ峰登頂!
剣ヶ峰山頂にて。
御嶽山の眺望が素晴らしい。
2013年03月03日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:38
剣ヶ峰山頂にて。
御嶽山の眺望が素晴らしい。
雲の上から白山が頭を出しています。
2013年03月03日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:38
雲の上から白山が頭を出しています。
御嶽山の存在感がすごい。
2013年03月03日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:38
御嶽山の存在感がすごい。
山頂から南八ヶ岳も!
2013年03月03日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:38
山頂から南八ヶ岳も!
槍穂高のアップ。
この角度が羽を広げた鳥みたいで一番かっこいいと思う。
2013年03月03日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 11:39
槍穂高のアップ。
この角度が羽を広げた鳥みたいで一番かっこいいと思う。
朝日岳鞍部のドロップポイントにて。
さあ滑ろう!
2013年03月03日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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3/3 12:14
朝日岳鞍部のドロップポイントにて。
さあ滑ろう!
撮影機器:

感想

3月3日(日)の天気予報は西高東低が少し緩んで南の方が天気が良さそう。
そして前から登りたいと思っていた雪山3000m峰。
いよいよBCスキーの本格デビューということで白羽の矢を立てたのは「乗鞍岳」だ。

前日の夜に石川を出て高山で車中泊。
翌朝4時に起床し2時間ほどかけて乗鞍高原スキー場を目指す。
高山の天気は・・・予想に反して雪。
予報通り本当に晴れるのか疑心暗鬼になりながら運転する。
乗鞍高原に近づく頃には次第に辺りも明るくなり、雪も段々止んできていた。
そして車のフロントガラス越しに乗鞍岳のシルエットが見えてくる。

この乗鞍高原スキー場には以前からスキー目的では頻繁に来ていたし、学生時代にはペンションでアルバイトもしていたのでとても馴染みの深い場所だ。

休暇村に車を停めて準備をする。
気温はその時点でマイナス14度・・・山頂は風も強そうだしもっと寒そう。
周りにもBCスキーと思われる車が何台か停まっていた。

準備を終えるとリフト運行前に誰もいないゲレンデを登りだす。
滑りなれた無人のゲレンデをスキーで登るというのもまた新鮮だ。
コブのイメージがある「かもしかゲレンデ」もこの日はきれいに整地されていて登りやすかった。
かもしかリフト終点からいよいよツアーコースを歩く本格的なBCスキーの始まりとなる。
ゲレンデに人はいなかったがツアーコースに入ると何人かのBCスキーヤーの方々が歩いていた。
位ヶ原から森林限界を超えると予想通り風が出てくる。
歩けないような強い風ではなく、むしろコンディションとしては良い方だった気がする。
ここまで来ると視界も良くなり、左に中央アルプス、右に槍穂高連峰、後ろを見ると南アルプスまで見渡すことができた。
稜線に近づくといよいよ風も強くなってきた。
その辺から剣ヶ峰までは岩場と植生でスキー歩行が困難だったため、スキーを背負ってアイゼン歩行に切り替える。
背負ったスキーがマストのように風を受けるのでとても歩き辛い。
それでも少しずつ標高が上がるにつれて視界が広がってくると、自ずとテンションも上がってくる。

剣ヶ峰山頂に到着すると、期待通りの360度の展望が待っていた。
目の前に大迫力の御嶽山、遠くに雲から頭を出している白山、そして槍穂高連峰、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス・・・
本来ならこれだけでも大満足だが、今回は後半のお楽しみであるスキー滑走が待っている。
剣ヶ峰は岩場が多く直下の急斜面も雪崩が怖いので朝日岳までアイゼンで下ってドロップポイントとした。
そしていよいよシールをはがしてドロップイン。
荒波のようなシュカブラが強風でそのままの形で凍っているので滑りにくいが、その中でも滑りやすい場所を探りながら滑走する。
やっぱりスキーは速いし楽しい。
長かった登りも滑り降りるとあっという間だ。
瞬く間にゲレンデにたどり着くと、そこからは普通にスキーヤーに交じって滑る。
ゲレンデのあまりの滑りやすさに愕然。
いかにゲレンデの環境が恵まれているのかを思い知った。

全般的には滑りにくい印象だったが、所々のパウダーは楽しめたし、360度の絶景を眺めることもできたので100点満点の山行だったと思う。

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