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Yamareco

記録ID: 274729
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

水之塔山〜高峰山

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
7.8km
登り
498m
下り
485m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【9:00】アサマ2000パークスキー場駐車場
【9:25】高峰温泉
【10:20】水之塔山山頂 2202m
【11:05】高峰温泉
【11:50】高峰山山頂 2106m
 〜山頂でランチ休憩〜
【12:50】高峰高原ホテル、ビジターセンター
【13:05】アサマ2000パークスキー場駐車場
天候 晴れたよ!
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アサマ2000スキー場の駐車場に停めて歩きました。
歩いたあとはスキーも楽しめます。(^^
コース状況/
危険箇所等
コースはおおむね、よく踏まれ、雪も固まってきていたので、アイゼンで苦もなくあるけましたが、一部で膝上まで雪に足をとられることもありました。

水之塔の頂上直下で、コースが二手に分かれる看板がありますが、通過して良いのは山頂に向かって右側の樹林帯です。左側は展望が良いですがやや危険です。推奨コースには赤いリボンがあるので、それを信じて下さい。
アサマ2000パークスキー場に到着! いや〜、今日もい天気です。朝一のバーンはビシッと整備されて、気持ちよく滑れそうですね。でも今日(の午前)はスノートレッキングを楽しむ予定です。

本日のアタック対象である高峰山(2106m)のピークは、アサマ2000の中上級者コースの上部(奥)にあります。ちなみにゲレンデからは高峰山のピークは見えません。
アサマ2000パークスキー場に到着! いや〜、今日もい天気です。朝一のバーンはビシッと整備されて、気持ちよく滑れそうですね。でも今日(の午前)はスノートレッキングを楽しむ予定です。

本日のアタック対象である高峰山(2106m)のピークは、アサマ2000の中上級者コースの上部(奥)にあります。ちなみにゲレンデからは高峰山のピークは見えません。
右に目を移すと、初級者コースのゲレンデの先に、本日のもう一つのアタック対象である水之塔山(2202m)が視界に入ります。
右に目を移すと、初級者コースのゲレンデの先に、本日のもう一つのアタック対象である水之塔山(2202m)が視界に入ります。
(左)アサマ2000パークスキー場の駐車場から、初級者コースの脇をゆっくりとした歩き出し。てくてく。すぐに、軽食がいただける休憩所『CANADY』の前に出ます。

(右)ガガガッ。うわ、すげぇ。アサマ2000と高峰温泉をつなぐシャトルバス(バス?)がゲレンデを横切ります。
(左)アサマ2000パークスキー場の駐車場から、初級者コースの脇をゆっくりとした歩き出し。てくてく。すぐに、軽食がいただける休憩所『CANADY』の前に出ます。

(右)ガガガッ。うわ、すげぇ。アサマ2000と高峰温泉をつなぐシャトルバス(バス?)がゲレンデを横切ります。
スキー場のゲレンデの脇から高峰温泉に向かう林道が延びています。ここを歩かせてもらい、わたしも高峰温泉へ向かいます。一般車両の通らない(通れない)この道、なかなかイイかんじ。ここをのんびり歩くだけで満足してしまいそう。(^^
スキー場のゲレンデの脇から高峰温泉に向かう林道が延びています。ここを歩かせてもらい、わたしも高峰温泉へ向かいます。一般車両の通らない(通れない)この道、なかなかイイかんじ。ここをのんびり歩くだけで満足してしまいそう。(^^
(左)高峰温泉に到着です。この高峰温泉では、周辺の山や湿原への各種トレッキングツアーを主催していて、いろんなプランが楽しめそうですよ。

(右)宿の目の前に、水之塔山への案内板があります。実質ここからがコースのスタートになります。
(左)高峰温泉に到着です。この高峰温泉では、周辺の山や湿原への各種トレッキングツアーを主催していて、いろんなプランが楽しめそうですよ。

(右)宿の目の前に、水之塔山への案内板があります。実質ここからがコースのスタートになります。
今回のコース上には赤いリボンが結ばれており、このリボンが道案内してくれます。かなり短い間隔で頻繁にリボンが現れてくれるおかげで、コースミスを防ぐことができます。よく整備され、関係者の皆様には頭が下がります。ありがとうございます。
今回のコース上には赤いリボンが結ばれており、このリボンが道案内してくれます。かなり短い間隔で頻繁にリボンが現れてくれるおかげで、コースミスを防ぐことができます。よく整備され、関係者の皆様には頭が下がります。ありがとうございます。
歩きだしてすぐ展望の良さを実感。アサマ2000パークスキー場自体が、スキー場としては標高が高い部類に入ります。おかげですぐに 2000mオーバーの世界に到達です。雲が足元に見える世界にゾクッと身震い。
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歩きだしてすぐ展望の良さを実感。アサマ2000パークスキー場自体が、スキー場としては標高が高い部類に入ります。おかげですぐに 2000mオーバーの世界に到達です。雲が足元に見える世界にゾクッと身震い。
上方に目を向ければ本日のターゲットの水之塔山が間近に見えますが、まだスタートしたばかり。あせらずしっかり着実に行きましょう。
上方に目を向ければ本日のターゲットの水之塔山が間近に見えますが、まだスタートしたばかり。あせらずしっかり着実に行きましょう。
しばらくは、危険個所の無い歩きやすい道が続きます。視界の開けた尾根道あり、林の中を潜るように進む道あり、リラックスして雪道を楽しめます。

このあたりのコースの状況的には、アイゼンのほうが歩きやすかったと思います。比較的登山者が多いコースなのでよく踏まれ、最後に降った雪もだいぶ固まってきていたので、スノーシューでパフパフしたかった方々には物足りないかも?
しばらくは、危険個所の無い歩きやすい道が続きます。視界の開けた尾根道あり、林の中を潜るように進む道あり、リラックスして雪道を楽しめます。

このあたりのコースの状況的には、アイゼンのほうが歩きやすかったと思います。比較的登山者が多いコースなのでよく踏まれ、最後に降った雪もだいぶ固まってきていたので、スノーシューでパフパフしたかった方々には物足りないかも?
前日の気温が高かったせいか、木々に積もった雪が融けてまた凍り、まつぼっくりが砂糖菓子のようでした。
前日の気温が高かったせいか、木々に積もった雪が融けてまた凍り、まつぼっくりが砂糖菓子のようでした。
しばらく進むと山の間から北アルプスが顔を出しました。やっほーい。(^O^)/
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しばらく進むと山の間から北アルプスが顔を出しました。やっほーい。(^O^)/
頂上に近づいていくと、斜度のキツイ箇所が出現してきます。また、雪深さも増してきて、膝上まで雪にハマることも。なんだか雪山っぽくなってきましたよぉ。ドキドキ。(^^;
頂上に近づいていくと、斜度のキツイ箇所が出現してきます。また、雪深さも増してきて、膝上まで雪にハマることも。なんだか雪山っぽくなってきましたよぉ。ドキドキ。(^^;
木々への雪の着き方も変わってきました。大きめサイズの海老の尻尾。(なんでこの現象をエビノシッポって言うんでしょう? あんまし海老の尻尾に見えないよぉ。)
木々への雪の着き方も変わってきました。大きめサイズの海老の尻尾。(なんでこの現象をエビノシッポって言うんでしょう? あんまし海老の尻尾に見えないよぉ。)
いよいよピークは目前。てっぺんには先行者の姿も見えます。

なんていうんでしょうか、クライマーズハイとでも言うんでしょうか? このとき、気持ちがすごく昂っていた気がします。 樹林帯をのんびり歩く安心感とは全く異なる稜線上の緊張感がたまりません。
いよいよピークは目前。てっぺんには先行者の姿も見えます。

なんていうんでしょうか、クライマーズハイとでも言うんでしょうか? このとき、気持ちがすごく昂っていた気がします。 樹林帯をのんびり歩く安心感とは全く異なる稜線上の緊張感がたまりません。
頂上直下にこのような案内板があり、コースが二手に分かれます。どちらのコースも通って良さそうに読めますが、通っていいのは右手の樹林帯のほうなんだそうです。今回、展望が良さそうな左手のコースを選んでしまいましたが危険なので、みなさんお間違えのないようご注意下さい。
頂上直下にこのような案内板があり、コースが二手に分かれます。どちらのコースも通って良さそうに読めますが、通っていいのは右手の樹林帯のほうなんだそうです。今回、展望が良さそうな左手のコースを選んでしまいましたが危険なので、みなさんお間違えのないようご注意下さい。
コース左手を選ぶと、かなりスリリングなルート。手を使わないと登れません。滑落の危険も。
コース左手を選ぶと、かなりスリリングなルート。手を使わないと登れません。滑落の危険も。
やったよ、ピークゲット〜♪ とにかく展望が素晴らしいっ。 山頂付近はやや風がありましたが、この季節にしてはかなり良好なコンディションだったんだと思います。

ピークゲットの充実感に浸りながら、最高の展望をたっぷり楽しみました。(^^

四阿山、草津白根山のほう。
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やったよ、ピークゲット〜♪ とにかく展望が素晴らしいっ。 山頂付近はやや風がありましたが、この季節にしてはかなり良好なコンディションだったんだと思います。

ピークゲットの充実感に浸りながら、最高の展望をたっぷり楽しみました。(^^

四阿山、草津白根山のほう。
手前の東篭ノ塔山と、奥には北アルプスが。
手前の東篭ノ塔山と、奥には北アルプスが。
八ヶ岳のほう。
わーい、富士山も見えたよ。
わーい、富士山も見えたよ。
眼下にはアサマ2000スキー場。
眼下にはアサマ2000スキー場。
一旦、高峰温泉まで下山し、登り返しで高峰山へ向けて出発です。水之塔山よりも標高が低いのでナメてましたが、こちらからのルートはかなりハードでした。(-_-#

なにがハードって、斜度もキツイですが、こちらのコースは踏み抜きまくり。一歩進むたびに太股あたりまで雪に埋まる雪パフパフエリアがあり、太陽が照りつけるお昼どきということもあり、もう汗だくです。(汗汗
一旦、高峰温泉まで下山し、登り返しで高峰山へ向けて出発です。水之塔山よりも標高が低いのでナメてましたが、こちらからのルートはかなりハードでした。(-_-#

なにがハードって、斜度もキツイですが、こちらのコースは踏み抜きまくり。一歩進むたびに太股あたりまで雪に埋まる雪パフパフエリアがあり、太陽が照りつけるお昼どきということもあり、もう汗だくです。(汗汗
ふぅ〜。でもそんな厳しいコースも登りきってしまえばイイ思い出。車坂峠からのコースと合流してからは、斜度の緩い尾根道をルンルン歩きです。尾根から見える黒斑山がモコモコしててカッコイイ。パワーを秘めてそうな山容です。今度登ってみたいな。
ふぅ〜。でもそんな厳しいコースも登りきってしまえばイイ思い出。車坂峠からのコースと合流してからは、斜度の緩い尾根道をルンルン歩きです。尾根から見える黒斑山がモコモコしててカッコイイ。パワーを秘めてそうな山容です。今度登ってみたいな。
しばらく尾根道を歩くと、でっかい岩が行く手を遮ります。
そろそろ高峰山のピークのはずだな...。
しばらく尾根道を歩くと、でっかい岩が行く手を遮ります。
そろそろ高峰山のピークのはずだな...。
でっかい岩の脇をすり抜けた先が高峰山のピークです。こちらには高峰神社の祠があり、無事にたどり着けたことに感謝しながらのお参りです。そしてその祠の横に、今回どうしても見たかった...
でっかい岩の脇をすり抜けた先が高峰山のピークです。こちらには高峰神社の祠があり、無事にたどり着けたことに感謝しながらのお参りです。そしてその祠の横に、今回どうしても見たかった...
巨大鉾! 眼下には佐久&小諸の町、その対岸の八ヶ岳に対して凛々しく建つその姿、かっちょいいです。
巨大鉾! 眼下には佐久&小諸の町、その対岸の八ヶ岳に対して凛々しく建つその姿、かっちょいいです。
高峰山山頂でお昼時を迎え、雪の山頂でカップラを頂きました。

至福です〜。
高峰山山頂でお昼時を迎え、雪の山頂でカップラを頂きました。

至福です〜。
高峰山で遭遇したキキ親子が山頂での記念撮影タイム。(笑
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高峰山で遭遇したキキ親子が山頂での記念撮影タイム。(笑
高峰山からの下山は、高峰温泉ではなく、高峰高原ホテルのほうへ降りて行きます。しばらくは気持ちのいい尾根道が続きます。
高峰山からの下山は、高峰温泉ではなく、高峰高原ホテルのほうへ降りて行きます。しばらくは気持ちのいい尾根道が続きます。
尾根道からは、山のすそ野が広がった様子がとてもキレイに見えました。水之塔山はややワイルドな印象でしたが、こちらの高峰山はほんわかと優しい雰囲気が感じられました。どちらもイイお山ですね。
尾根道からは、山のすそ野が広がった様子がとてもキレイに見えました。水之塔山はややワイルドな印象でしたが、こちらの高峰山はほんわかと優しい雰囲気が感じられました。どちらもイイお山ですね。
歩いていると、「ヤッホー!」と元気な声。(^^

先行して下山を開始していたキキ親子に追い付きました。楽しそうに歩いてます。さすがです。時には悲壮感を漂わせながら歩いているわが家のトレッキングとは違うなぁ。余裕が感じられます。
歩いていると、「ヤッホー!」と元気な声。(^^

先行して下山を開始していたキキ親子に追い付きました。楽しそうに歩いてます。さすがです。時には悲壮感を漂わせながら歩いているわが家のトレッキングとは違うなぁ。余裕が感じられます。
(左)高峰高原ホテルへ降りてきました。天体ドームがあるんですね。ちょっと魅力的...。
(右)そのすぐ横にビジターセンターがあります。今回は時間が無くて(かつアイゼンを外すのがメンドウで)立ち寄れなかったですが、こんど中を見たいなぁ。
(左)高峰高原ホテルへ降りてきました。天体ドームがあるんですね。ちょっと魅力的...。
(右)そのすぐ横にビジターセンターがあります。今回は時間が無くて(かつアイゼンを外すのがメンドウで)立ち寄れなかったですが、こんど中を見たいなぁ。

感想

最高の天気のもと、気持ちのいい雪山トレッキングを楽しむことができました。
今回はおっさんのソロということで、距離、標高差も程よいかんじでしたが、子連れで2座は厳しいかなと思いました。高峰山だけならわが家でもファミでアタックできそうな気がしました。
でもやはり雪山は天候次第のところも。安全に楽しみたいですね。

高峰山山頂でキキ親子に遭遇し、出会いに感謝の山行でした。


わが家のブログでも今回の山行記を載せています。(ちょっと小話も追加♪)
よろしかったらご覧下さい。
http://momomame.naturum.ne.jp/e1615215.html

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