丹沢の巨木杉を見に（鳥居杉→塩水ノ箒杉→弁天大杉→鷹ノ巣経路崩落廃道→崩壊本谷コース）

2020年11月21日(土) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 20.9km
• 登り: 2,021m
• 下り: 2,032m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:52

6:50 札掛吊橋
7:10 7:14 新家
7:14 7:15 丹沢ホーム
9:12 9:12 塩水橋
11:15 11:26 ワサビ沢出合
11:46 11:56 弁天杉
12:50 12:51 ワサビ沢出合
14:16 14:18 天王寺峠
14:32 14:43 天王寺橋
15:53 15:54 丹沢ホーム
15:57 15:57 札掛
16:01 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

鳥居杉までは途中からテープありませんが
尾根歩きで危険箇所は特になし。しかし一般道ではありませんのでGPSなしでは道迷いするかも。
　塩水ノ箒杉も危険箇所は特になく尾根筋を歩けば行けますが、テープはありません。
　弁天杉も危険箇所無くルート入口部にはピンクテープやカセットテープ目印があり、ここだけ少しわかりづらいかも知れません。
　廃道の鷹ノ巣経路は今回半分しか歩きませんでしたが他の廃道コースより誰も歩いて無い感が強く危険。
　本谷コースは崩落していて一般的には通行止めです。急斜面の登り降りとなり要注意。途中の切れた橋は壁に短いトラローブあります。

写真

11/21 7:11

札掛の駐車場は今、工事中で止めれません
札掛森の家駐車場に停めました。
　ここが登口です。本谷コースは崩落
で通行止めです。結果的には帰りに通りました

11/21 7:58

分岐点、ここを右にいきます。
途中まではテープあり歩き易い道あり。
今年の6月来た時は立ち止まると
ニョキニョキやって来た。塩使い過ぎ
無くなったくらいでした。

11/21 7:59

モミジは真っ赤で
モミジの紅葉は、最盛期です
これを、見たかった

11/21 8:08

この黄色はケヤキでしょうか？
木漏れ日が快適です
雲なく風も無く

11/21 8:15

ヤドリギです

11/21 8:34

鳥居杉
想像通り鳥居になってました
周りの植樹杉よりかなりデカ

11/21 8:35

左側の杉
雷落ちてますか？
一部白骨化

11/21 8:36

右幹裏側
白骨化というより朽ちてます
ボロボロ落ちます。
頑張って欲しいものです

11/21 8:37

多分この標識に鳥居杉とでも
書いてあったのだろうか？
それとも道標識か

11/21 8:38

裏側から
ここから見ると写真はなんか普通。
写真に、撮るとどうしても迫力は
20%落ちです。

11/21 9:06

鳥居杉を後にして、無事車道まで降りると
不通箇所の崩落擁壁工事中。
あとは、この辺りだけだと思われます

11/21 9:36

どちらも大きいですが、右側の杉が塩水ノ箒杉で左側は名無し杉かな？右の杉の枝先の白いのは白骨化した枝先。

11/21 9:37

方向的には、この堰堤の向こうの
尾根筋にあるので、ここから入り
川を飛び石で越えて尾根に取り付きます

11/21 9:43

途中の大木、途中で曲がってます。
この尾根筋は大木が育ち生き残れる
環境なのかも知れません。

11/21 9:44

根も太い

11/21 10:02

さっき見えた2本の大木のうちの
手前の杉はこれなのかな？
斜面にあります。少し細いような

11/21 10:04

ここから見るとかなり細い？
頼りない感じですが
周りの木よりはかなり大きい
迫力20%落ちです

11/21 10:12

こちらが塩水ノ箒杉
樹齢700年幹回り6mぐらい
でしょうか、
手前に見た杉より格段に太く圧倒的
存在感、丁度尾根上にあります

11/21 10:13

途中で二股となります
幅広に見えたのはこのせい

11/21 10:13

35lのリュックで高さ50cmです。
横にするとやはり4個分くらいかな
2×3.14は幹回り6.3mくらい

11/21 10:15

手のひらで暫く触ってました
何か伝わってくる様な700年の息吹

11/21 10:15

二股部アップ
幹はまだ白骨化してません
まだまだ長生きしそう
威風堂々

11/21 10:26

塩水ノ箒杉の上にあった同レベルの
太さの杉の枯根。
更にこの先にも大木が無いか少し
行きましたが急に尾根がヤセてきて中止

11/21 10:58

塩水ノ箒杉を、後にして
再び車道歩きをしてると今度は
弁天杉が遠望出来ます

11/21 11:01

忽然と大きい存在感。
今後に、昨年並みの台風が来ないか心配
かなり風受けそうな葉ぶりです。
昨年の19号クラスが直撃したら大丈夫か

11/21 11:03

渓流と、紅葉
今は禁漁。

11/21 11:06

再び遠望。よく見ると
山影となり猛風の直撃は避けれる場所

11/21 11:45

弁天杉
細い杉林の中に忽然とあります
こちらは緩斜面にあります

11/21 11:45

樹齢1000年幹回り7m
根回りは一部白骨化してます

11/21 11:46

白骨部アップ。迫力あります
白骨部は鳥居杉の様にボロボロでは
ありません。

11/21 11:46

根も太い

11/21 11:47

反対側から

11/21 11:49

力強いな

11/21 11:52

白骨化部分
盆栽的には舎利と言うのですか、

11/21 11:53

中部の幹回り

11/21 12:48

ありました
カセットテープ
AKAI製

11/21 13:03

帰りの遠望
大木は太平洋の潮風を受ける
南側では無く風避けとなる斜面側
だそうです。

11/21 13:07

廃道鷹ノ巣経路入口

11/21 13:09

腐った橋が目印となりこちら側
だと分かりましたが、左側落ちて
危険。写真の橋下に降りて
杉の根っこに掴まり登り向こう側へ

11/21 13:10

昔はここにロープが張って
あったのかな、鎖かな

11/21 13:12

ここもかなり崩落してます
左側は下まであり怖い
慎重に右側を斜面歩行して行けます

11/21 13:19

ここも崩落危険地帯
やはり慎重に斜面歩行です

11/21 13:25

ここから先は全くルート見えず
鷹ノ巣経路走破断念

11/21 13:26

こちらの尾根直登にて
天王寺尾根を目指す事にしました

11/21 13:38

左側に保護棚あったのでそれなりに
歩けると予想できます。
急登ですが、木々も多く不安無し

11/21 13:50

上部は岩陵帯になりました

11/21 13:51

ヤセ尾根登場
上の方は細め

11/21 14:03

この破れた保護棚を抜け
やっと天王寺尾根に出ました。
みんな抜けてたのね。

11/21 14:06

正面に真っ赤なモミジ

11/21 14:43

本谷吊橋を渡り今朝、登口に貼られていた
通行止めの本谷コースが最短ですので
こちらを目指します。

11/21 15:11

橋の中央が無くあっちの方向
向いてます。ここ無理だ！
と思いましたが中央にトラローブ
が下がっており使います。
橋は見た目よりしっかりしていて
普通に上を歩けます

11/21 16:34

無事下山後帰り道で車のガラス越しの
富士山この頃は5pmには暗くなるので
遅くとも1pmには下山開始しないと
真っ暗になります。弁天杉後に
丹沢稜線目指してたら最低でも
あと2時間遅かったでしょう。
行かなくて良かったです。無理な計画
はやめましょう。
オシマイ

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

leojiji

　前から行きたかった丹沢の大杉を見に行きました
天候も良く紅葉もまだあり期待できる山行。
　6月に来た時は、ヒルの猛攻を受けあまりの多さに
途中撤退し、その後東丹沢に来るのを秋期まで
やめたくらいヒルトラウマになりました。

　鳥居杉は樹齢は若いですが鳥居になってる所が
見所になっており最初に見たのでそれなりに良いです
　塩水ノ箒杉や弁天大杉はさすがに樹齢も長く太い幹や枝ぶりなど見応え満点です。以前、屋久島の縄文杉を見にいきましたが、確かにあちらは、幹回り20mの大木で最高に良かったですが、近場にあるこれら丹沢の杉も充分以上に良く感動しました。

　本当はその後上の東峰、中峰の稜線迄登り道平のブナも見て帰ろうと思いましたが、この時期で時間的に遅くなりそうなので、中止としランチ時、歩き足ら無いので地図を見て探したら廃道の鷹ノ巣経路を見つけたので帰りはこちらの探索にしましたが、難路で危険なので途中の尾根を直登して、更に本谷ルートの崩壊を探索して帰って来ました。

　紅葉はかなり終わってますが所々真っ赤なモミジや黄色いけやきなどあり楽しませてくれます。懸念してたヒルはさすがにいませんでした。