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記録ID: 275624
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雪山ハイキング
奥秩父

春遠からじ 残雪期の大菩薩嶺(日本百名山では大菩薩岳)

2013年03月10日(日) [日帰り]
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GPS
06:10
距離
12.0km
登り
1,039m
下り
1,037m

コースタイム

丸川峠分岐駐車場6:20ー7:45ロッヂ長兵衛(上日川峠)7:50ー福ちゃん荘(唐松尾根分岐)8:15ー9:00介山荘(大菩薩峠)9:15ー10:05大菩薩嶺ー10:10雷岩(ブランチ休憩)10:45ー唐松尾根ー福ちゃん荘10:20ー11:35ロッヂ長兵衛11:45ー12:30丸川峠分岐駐車場
天候 薄曇り 丸川峠分岐駐車場6時 7℃ 大菩薩嶺山頂10時4℃
黄砂でしょうか?いいえ花粉も。稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅(府中市)5時00分ー中央自動車ー勝沼ICー国道411ー林道嵯峨塩裂石線(2km)ー6時05分丸川峠分岐駐車場(約20台駐車可) 93Km 65分
コース状況/
危険箇所等
 本日の往復6時間の山行について、オンシーズンにはスニーカーでも登れるほどのコースでもあり、危険箇所はほとんどありませんでした。軽アイゼン持参するも利用せず。
[丸川峠分岐駐車場〜上日川峠]1時間20分
 林道から分かれ千石橋を渡り、その後つづら折りの登山道に入り樹林の中で高度を上げます。積雪、凍結箇所あり。
[上日川峠〜福ちゃん荘]20分
 林道と登山道が並行しています。樹林帯の中、笹の間を歩きます。
[福ちゃん荘〜大菩薩峠]45分
 簡易舗装の林道をしばらく歩き、勝縁荘跡を過ぎると傾斜が増してきます。アイスバーンが続きます。
[大菩薩峠〜雷岩〜大菩薩嶺]50分
 山稜は風が強いですが、雪はほとんど無し。
[大菩薩嶺〜雷岩]5分
 積雪30cm程度ですが踏み固められてます。
[雷岩〜唐松尾根〜福ちゃん荘]30分
 急な下りです。アイスバーン、シャーベット、ぬかるみの繰り返しです。
[福ちゃん荘〜上日川峠〜丸川峠分岐駐車場]60分
 標高差700mを一気に下ります。凍土の上の落ち葉が膝に優しいクションとなってます。
6:00AM 林道嵯峨塩裂石線ゲートです。左手が丸川峠分岐駐車場(標高1020m)、約20台駐車可。既に7台が止まってました。
2013年03月10日 06:20撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 6:20
6:00AM 林道嵯峨塩裂石線ゲートです。左手が丸川峠分岐駐車場(標高1020m)、約20台駐車可。既に7台が止まってました。
千石橋を渡り、登山道のスタートです。この先、つづら折りの急登となります。上日川峠まで、高低差580m。
2013年03月10日 06:31撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 6:31
千石橋を渡り、登山道のスタートです。この先、つづら折りの急登となります。上日川峠まで、高低差580m。
ゲートから歩くこと1時間20分。上日川峠(標高1600m)、ロッヂ長兵衛が見えてきました。
2013年03月10日 07:41撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 7:41
ゲートから歩くこと1時間20分。上日川峠(標高1600m)、ロッヂ長兵衛が見えてきました。
ロッヂ長兵衛、本日、営業中。4月中旬からは、ここが登山のスタート地点です。
2013年03月10日 07:43撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 7:43
ロッヂ長兵衛、本日、営業中。4月中旬からは、ここが登山のスタート地点です。
上日川峠から、おだやかな林の中を25分歩くと福ちゃん荘(標高1720m)に着きます。
2013年03月10日 08:12撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 8:12
上日川峠から、おだやかな林の中を25分歩くと福ちゃん荘(標高1720m)に着きます。
唐松尾根分岐を右に、大菩薩峠に向かいます。簡易舗装の林道をゆるやかに登り、勝縁荘を過ぎると傾斜が増してきます。
2013年03月10日 08:13撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 8:13
唐松尾根分岐を右に、大菩薩峠に向かいます。簡易舗装の林道をゆるやかに登り、勝縁荘を過ぎると傾斜が増してきます。
大菩薩峠、直下の残雪です。軽アイゼン装着しようかなと思っている内に峠に到着してしまいました。
2013年03月10日 08:53撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 8:53
大菩薩峠、直下の残雪です。軽アイゼン装着しようかなと思っている内に峠に到着してしまいました。
9:00 大菩薩峠(標高1897m)です。福ちゃん荘から45分。15分滞在しましたが、誰も来ませんでした。
2013年03月10日 08:58撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 8:58
9:00 大菩薩峠(標高1897m)です。福ちゃん荘から45分。15分滞在しましたが、誰も来ませんでした。
介山荘の右に、富士山が雄大にあるはずなのに...。
2013年03月10日 09:02撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 9:02
介山荘の右に、富士山が雄大にあるはずなのに...。
手にしたパノラマ図の様に、本当は南西方向に、富士山 、北岳、甲斐駒ヶ岳等々の眺望を満喫できるはずなのに。東の奥多摩方面、雲取山、大岳山等はかろうじて見えました。
2013年03月10日 09:03撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 9:03
手にしたパノラマ図の様に、本当は南西方向に、富士山 、北岳、甲斐駒ヶ岳等々の眺望を満喫できるはずなのに。東の奥多摩方面、雲取山、大岳山等はかろうじて見えました。
中里介山先生作、小説「大菩薩峠」記念塔と刻んであります。主人公机竜之介は、この峠で老巡礼を惨殺し、その後、辻斬りをしまくり、最後、白骨温泉に行く話です。
2013年03月10日 09:13撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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中里介山先生作、小説「大菩薩峠」記念塔と刻んであります。主人公机竜之介は、この峠で老巡礼を惨殺し、その後、辻斬りをしまくり、最後、白骨温泉に行く話です。
山稜を登り、親不知ノ頭で振り返って見る介山荘です。
2013年03月10日 09:20撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 9:20
山稜を登り、親不知ノ頭で振り返って見る介山荘です。
賽ノ河原、江戸時代の大菩薩峠です。
2013年03月10日 09:25撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 9:25
賽ノ河原、江戸時代の大菩薩峠です。
賽ノ河原から神成岩への稜線です。風が強く、雪はほとんどありません。丹沢山から蛭ヶ岳の稜線に似ています。
2013年03月10日 09:38撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 9:38
賽ノ河原から神成岩への稜線です。風が強く、雪はほとんどありません。丹沢山から蛭ヶ岳の稜線に似ています。
神成岩から見た大菩薩湖。富士山が見えません。
2013年03月10日 09:47撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 9:47
神成岩から見た大菩薩湖。富士山が見えません。
10:05 標高2,057m大菩薩嶺山頂。大菩薩峠から50分、裂石からは3時間15分で到着です。林に囲まれ、展望には恵まれません。
2013年03月10日 10:04撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 10:04
10:05 標高2,057m大菩薩嶺山頂。大菩薩峠から50分、裂石からは3時間15分で到着です。林に囲まれ、展望には恵まれません。
山頂から5分、雷岩に戻り、いつものカップヌードルです。4℃が強風の為、氷点下に感じます。
10:45 下山開始。
2013年03月10日 10:32撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 10:32
山頂から5分、雷岩に戻り、いつものカップヌードルです。4℃が強風の為、氷点下に感じます。
10:45 下山開始。
唐松尾根の急斜面を30分下ると福ちゃん荘です。ぬかるみで1度こけました。
2013年03月10日 11:10撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
3/10 11:10
唐松尾根の急斜面を30分下ると福ちゃん荘です。ぬかるみで1度こけました。
ロッヂ長兵衛でバッジ購入。管理人さん、漫画家の江川達也に似てると思いません?
2013年03月10日 11:40撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 11:40
ロッヂ長兵衛でバッジ購入。管理人さん、漫画家の江川達也に似てると思いません?
登山道の窪みに雪解けによる、春の小川が数ヶ所に発生しています。
2013年03月10日 12:12撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 12:12
登山道の窪みに雪解けによる、春の小川が数ヶ所に発生しています。
12:30 丸川峠分岐駐車場に戻って来ました。お疲れ様でした。
2013年03月10日 12:32撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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3/10 12:32
12:30 丸川峠分岐駐車場に戻って来ました。お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

大菩薩峠は、中里介山の小説のタイトルとして知っていました。30年前、学生時代に住み込みでバイトをした白骨温泉の湯元斎藤旅館は、中里介山が執筆のため逗留した宿でした。昼休みにマイカーで上高地や乗鞍岳に何度も行きました。私の山好きの原点が白骨温泉です。そんな縁のある大菩薩峠ですが、中高年のハイキングコースのイメージがあり、今まで登りませんでした。
最近は、富士山の見える山への登山を中心としており、残雪期の今ならハイカーも少ないと思い初めて大菩薩峠に行って来ました。
大菩薩嶺山頂の満足感、達成感の無さは予想通りでしたが、大菩薩峠から雷岩への山陵の雰囲気は最高でした。登山口と山頂との標高差も1000m以上あり、それなりに楽しめました。しかしながら、天候がいまいちで、目的の富士山を見ることができず、ひじょうに残念でした。

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