恒例☆雪の安達太良山(くろがね小屋でマッタリ♪温泉でホッコリ♪強風にビックリ!下山後はカツカレーをガッツリ!)
- GPS
- 23:40
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 748m
- 下り
- 741m
コースタイム
安達太良高原スキー場10:40-峰の辻分岐12:35-13:20くろがね小屋
(3月10日)
くろがね小屋7:20-峰の辻8:00-安達太良山8:35-仙女平分岐9:00-薬師岳みはらし台9:35-10:20安達太良高原スキー場
天候 | 3/9 快晴(強風) 3/10 晴れのち曇り(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所と言えるのは、くろがね小屋手前のトラバース道でしょうか。 大部分はすぐ下に樹木があるので滑落しても大丈夫ですが、一部は谷底まで何もない雪の斜面の区間があります。 くろがね小屋から山頂を経て薬師岳みはらし台まで雪原では竹串、樹林帯では赤テープが等間隔にあります。 ただし竹串には赤布が付いていない物もあるので、あまりに視界が悪いようだと見つけ難いかもしれません。 くろがね小屋… 大人素泊まり3700円+冬期加算料200円+入湯税150円=4150円 また事前に頼めば1000円で土鍋とコンロ(ガス缶付き)も貸してくれます。 トイレ… 安達太良高原スキー場のレストハウスとくろがね小屋にあり。 水場… くろがね小屋…温泉の脱衣所に蛇口あり。 |
写真
感想
毎年の恒例行事となりつつある、冬のくろがね小屋泊の安達太良山。過去2回はいずれも1月だったが、今年は立案者であるMさんから話が挙がらなかったので今年はないのかな〜と思っていたところ、ようやく企画が挙がり、もちろん参加させて頂くことになった。
(3月9日)
茨城在住のMさんと水戸で合流。そこから一路、二本松へ。
常磐道はもの凄い風。安達太良高原スキー場に着いて車から降りると、体を持っていかれるほどの風が時折吹き荒れている。スキー場のリフトも運転を見合わせているほど。
勢至平辺りが風の通り道で心配だが、天気自体は良いのでとりあえず出発。内心ではこの強風で小屋にキャンセルが出て、幾分空くのではないかと期待していた(笑)
歩き出したから何人かの人たちとすれ違ったが、皆さん強風のため山頂は断念して下りて来たとのこと。幸いにして春のような陽気なので、風自体は冷たくは感じなかった。
開けた道になる手前の八の字でランチにした後、温泉と入浴後のビールのためだけにくろがね小屋へと向かう(笑)
案の定、風をダイレクトに浴びることも多々あったが、暖かな陽気の中ではさすがに低体温症や東証の恐怖は感じない。それよりも風に乗ってやってくる氷の粒が顔にバシバシ当たって痛い!
ただ過去2回の時はこのルートはいずれも視界不良で展望が殆んどなく、今回初めて青空の下で歩いたが、こんなにも展望の良い道だったのは嬉しい誤算でした。
晴天の下で条件が良かったのか、小屋には予定よりも早く到着。宴会用のテーブルの一角も無事確保。荷物を小屋に置いて、ではでは温泉へ〜♪
おっと!その前に、この陽気で全然冷えてないボッカしてきたビールを雪に埋めないとネ!
さてその温泉ですが、やっぱり最高! これぞ温泉といった感じの硫黄臭。何だかんだいっても体は冷えていたのか、ジワァ〜っと体全体を包み込む。しかも早い時間のためか貸切。この上ない至福の時間♪
風呂から上がった後は、程良く冷えたビールでカンパ〜イ! 夕飯にはまだ全然早いので飲みながらグダグダと過ごし、再度温泉に入ってからいよいよ鍋の準備に。
その間にも小屋には続々とやって来て、どうやらキャンセルはないみたい。当然混んではいますが、北アの小屋などとは違ってひどい混みようにはならないのがこの小屋のようところ。
さて、今回のシェフ(笑)は紅一点のKさん。小屋泊に不釣り合いなデカザックからいろんな食材が出てきて、あっという間に豪華具沢山のラーメン鍋の出来上がり〜♪ いやいや、ホントに美味かった!
この時ひょんなことから同じ部屋の男性と話す機会があったのですが、その方は2年前の大震災当日にここに泊まっていたそうで、その時の様子や下山後に初めて目の当たりにした惨状、その後の交通手段のマヒで3日間も避難所で過ごしたこと。そして最後は新潟経由でようやく東京へ戻ることができたことなど、とても貴重な話を聞くことができた。
そんなこんなで、もちろん寝る前にもうひとっ風呂浴びてから20時過ぎに就寝。
(3月10日)
5時半過ぎに起床。風はやっぱり強い。天気は今のところ良さそうだが、予報ではこの後は崩れるみたいだ。なので早めに出発することにし、尚且つ天候や風のよっては途中撤退も頭に入れて。
小屋を出発して暫くは風の強さも感じなかったが、稜線直下を歩くようになると谷側、山側両方から突風が襲ってきた。過去に来た時に、この山にはピッケルは不要だな〜と感じていたので今回は持ってこなかったが、これだけの風を受けると時には耐風姿勢も必要で、そうなるとピッケルがあった方が良いと感じた。
ただ、この山頂までの道はホントに気持ちが良いです。大した起伏もない雪原を歩いて峰の辻へ。ここからも緩く下って登り返して行けば、峰の辻入口の標識が立つ山頂手前の場所。
ここにザックをデポして山頂に向かったが、ここも風の通り道だけあってとにかく風が強い。追い風になると背中を押されて勝手に足が前に出るほど(汗)
山頂はさらに風が強くて、写真を撮るのもままならない。なんとか風の切れ間に写真を撮ってそそくさと戻る。
ザックを背負ってさあ下山と思ったら、んっ!?ストックがない! あぁ〜山頂に置き忘れたぁぁ〜(><)
まぁ〜 山頂まですぐなので、まだ良かったですが。それに結局のところ、山頂手前ですれ違った方が親切にストックを持って下りて来てくれたんですけどね(^^;)
先に下山し始めた仲間たちを追うように、改めて下山開始。名残惜しくて後ろを振り返ると、山頂には徐々に雲が押し寄せている。
仙女平分岐で仲間たちに追いつき、薬師岳に着いた頃には安達太良山の山頂部はすっかり雲に覆われていた。山頂を発ってから45分でこの変わりよう。山の天気は本当に変わりやすい。
薬師岳から去年はゲレンデを下って行ったが、今回は登山道を下ることに。下っている途中にふと足元を見ると、んっ!?今度はスパッツがない! そうだ!小屋の部屋前に干したままだったぁぁ〜(><)
さすがに今度を取りに戻ることはできないので、諦めて下山していった。
下山後、小屋に電話をして着払いで送ってくれるよう頼んだのですが、なんと翌日の午後には到着していて対応の速さにビックリ!
いやぁ〜より一層くろがね小屋が好きになりました(笑)
今回で3回目となった雪の安達太良山。
冬でも充分日帰り可能なんですが、くろがね小屋で一泊すると更に楽しめる。
安達太良山はそんな山なんです♪
こんばんわ
珍しく早く帰宅できて飲みながら山レコみてたら
ケンサンのレコにあたりました。
くろがね温泉やはりいいですね!!
いいなぁ・・・
でも拍手はいっちばーん!!ではない
いや〜くろがね小屋の温泉、最高ッス!
メタさんの山行計画にもありましたけど、今シーズンは行けそうもないのでしょうか?
仕事も忙しいみたいだし、そんな時こそ温泉でマッタリなんですけどね。
それでも、またどこかの山にコッソリと行ってるんじゃ〜あ〜りませんか?
見逃しませんぜっ!ふんっ!
kenさん、おはようございます
『くろがね小屋、良いですよね。
自分も、これまで3回宿泊し、うち2回は冬です。
ここは、何もかもが小屋のなかにあるので、一度外に出て・・・
ということをしないで済むので冬などはとても居心地の良い小屋だと思います。
また、機会をみて行こうと思っています。』
1年と2ヶ月前にコメントさせてもらったときと状況が
なにも変わっていない私です
このあと、3回ぐらい乱入するかも
ネコの話題で・・・
私も、宝くじが、アタッタラゆっくり奥とくろがね温泉行きたいなぁ。
くろがね小屋に温泉に非常に気になりましたので、
来年の冬に行くリストにいれときます!
車買い替えたらの話すですが・・・笑
ふふっ!私もあれ以来、くろがね小屋と安達太良山、そしてnavecatさんはセットな存在になっています
ここで猫の話でもしようものなら、まさに1年前のデジャヴー!?
そしたら当時の猫談義に参加された他のユーザーさんまで巻き込むことにもなりかねないので、猫の話題はやめておきま〜す
それから昨年の天狗岳でのカープ会の件ですが、山行中にその旨をお願いされていたので納豆食う済みですよ
アタッタラ ←これ私もネタ帳にストックしてました
いずれアチラで披露しようと思っていたのに、jpさんに美味しいトコ持ってかれた〜
宝くじがアタッタラなんて言わずに、lonさんのリハビリの一環としてぜひ!
もし行く時は、絶対にlonさんとだけですよ
なんたってコースのスタート地点が、まさに奥岳(奥だけ)なんですから
宝くじがアタッタラ、この先の人生も「苦労がねぇ〜」んですけどね
マエトモさんもかなりの温泉好きですからね。
この前の帰りに、よ〜く分かりました
Bさんの言っていた言葉は大げさではなかった
そういえばこの前、車の調子が悪そうでしたが、いよいよ買い替え検討でしょうか
そうなんです、温泉大好きなんですよ〜
最低1時間は浸かりたいですね
車の買い替えは来年1月に予定しています!
会社からちゃんと金一封でればの話ですが・・・^^;
何回読んでも、ダジャレが見つからない難解な日記ですね。
株価急落で「東証」で心も凍傷。
そろそろ親分がお出ましかしら。
しまった、日記じゃなかった。
ケンさん、こういう感じの も一つの楽しみ方
ですね。
私も自分の体力の限界を受け入れざるを得なくなったら
温泉&ビールの旅でもしようかな。
私も男にしては長湯の方だと思っていますが、マエトモさんは別格かも!?
次回は山向きなのにしてくださいね
間違ってもシャコタンなんかにしないように
さすがは南海ファン!
凍傷になったらどうしょう?
親分はボチボチやって来るでしょうか?
私はというと、ただ今ニッキ飴を舐めながら過ごしています
さてmillionさんがご自分の体力の限界を悟るのは、まだまだ当分先のことだと思いますが〜
でもすでに、山とビールの旅は始めていますよね
0日(日)に薬師岳あたりで、すれ違った者です。
ご挨拶程度でしたが、お話をさせて頂いたと思います。
あの後、天気は暴風雪に変わり、私は途中で登頂を断念する事になりました。
また、何処かでお会いしたら宜しくお願い致します。
enosukebeさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
あの日、山頂から薬師岳までの間ですれ違ったのはわずかでしたから良く憶えています。
確か単独で登られていましたよね?
あの後、山頂の天候がみるみる悪くなっていったので仲間と共に気にかけていました。
結局、山頂は断念されたんですね
でも福島に在住とのことですから、これからチャンスはいくらでもありますよね。
単身赴任中とのことですが、福島を始め東北には良い山がたくさんあるので、良い機会と捉えていろいろと登ってみてください
うらやましいですね!
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