羽後朝日岳・部名垂沢遡行


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
8時13分 センノ沢出合+小休止
8時56分 ゴーロ帯・涸沢(?)合流点+小休止
9時27分 二又+小休止
10時53分 稜線+小休止
11時35分 頂上到着+大休止
13時05分 下山開始
14時45分 下山
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
お盆中には和賀岳に出かけようと決めていたのですが、なんとお盆休みの初日(8/12)の朝に腰痛が再発し、結局お盆は腰を落ち着かせるため、お墓参り以外はベットの上で過ごしました。
さすがに腰痛明けの登山に羽後朝日岳ではちょっと辛いかな!?と思いつつも、腰が順調な回復を見せたため、いつもの山仲間と根性を決めて登頂してきました。
ここ数年、残雪期に毎年のように登頂している羽後朝日岳ですが、部名垂沢遡行による登山はおよそ10年ぶりぐらいです。
一度、ヤブ漕ぎで大荒沢岳から羽後朝日岳を目指したこともありましたが、その時は失敗に終わりました。
今回の部名垂沢遡行は、経験者6名に、初めての2名の合計8名の山行となりました。
なお、今回の装備は、渓流シューズ2名、スパイク足袋2名、長靴3名、登山靴1名とみんなバラバラでした。
平成17年9月に田沢湖町や角館市などが合併して誕生した仙北市の田沢湖町堂田部落から、最終処分場手前で左折し道なりに進み、夏瀬ダムを右手に見ながら、登山口を目指します。
平成14年に新しい砂防ダムが建設されたときには、道路が沢の左岸に渡り、新設された砂防ダム周辺まで車で入ることができたそうです。
しかし、現在道路は沢を渡るところで決壊しているため、そこがスタート地点になります。
準備を整え、まず沢を渡渉し、昔の道路跡と思しき道を、二ノ沢の手前付近まで歩きます。
その後、砂防ダムをふたつほど乗り越えると、あとは沢沿いを歩いたり、沢の中を歩いたりしながら進みます。
しばらく進むと、右岸から細い滝が流れ落ちているセンノ沢出会いです。
ここまでは平坦な河原を歩くような感じでしたが、段々に斜度が増してきます。
一度は狭くなった両岸が再び広くなり、左岸からゴーロ状の涸沢が合流してきます。
ここは水がある右岸(進行方向左手)の沢を進みます。
再び沢幅が狭くなり、程なく進むと、左岸から数段にも滝が連続する沢が合流する二又に到着です。
ここも右岸(進行方向左手)の沢を進みます。
ここまで小さい滝はいくつか越えましたが、ここで初めて沢登りらしい大きな滝が現われます。
ここは右岸の巻道を登ります。
いつしか、沢の石は錆のような赤茶けた色をしてきます。
程なく厚いコケで覆われた大きな滝が現われますが、ここも右岸のちょっと長い巻道を登ります。
その後も大きな滝が出てきますがそれぞれ巻き道がついています。
さらに登ると、右岸にちょっとした草地が広がり、正面に滝が現われます。
ここが水のある最後の滝で、ここの水は一段と冷たく、とてもおいしい水でした。
最後の滝を乗り越えると、涸沢状の急登が延々と稜線まで続きます。
稜線にたどり着いたところで、大展望を期待したのですが、ガスで何も見えません。
ここから稜線伝いに羽後朝日岳を目指します。
稜線上は、予期せぬ満開のお花畑が頂上まで続いていました。
春の花や夏の花や秋の花まで一緒に咲いているような不思議なお花畑でした。
やっとたどり着いた頂上で1時間以上の休憩を取り、下山しました。
帰りは来たとおり忠実に下山します。
さすがに帰りはいつまでも続く沢歩きにうんざりしながら、やっとの思いで下山しました。
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