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Yamareco

記録ID: 2763675
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山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

三ツ石山 (岩手県山岳協会冬山講習会)

2008年02月23日(土) [日帰り]
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その他7人
GPS
--:--
距離
11.7km
登り
966m
下り
966m
過去天気図(気象庁) 2008年02月の天気図
アクセス
2008年02月23日 11:36撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月23日 17:41撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月23日 18:17撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月23日 18:17撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月23日 18:17撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 05:10撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 05:10撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 07:10撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 08:56撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 09:39撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 09:39撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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2008年02月24日 09:40撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
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感想

 岩手県山岳協会の冬山講習会で三ツ石山に出かけてきました。
 今回の目的は、雪洞を作って、雪洞に泊まろう!です。

 三ツ石山のアプローチといえば、網張スキー場です。
 リフト2本登って入山点まで登るか、リフト3本登って入山点まで降りるのが普通なんですが、今回はリフトを使わずゲレンデを歩いて登りました。
 駐車場で準備していたときから寒さを感じなかったので、初めからアウターを脱いで登ったのですが、それでもあっという間に汗が流れ始めました。
 しかし、その陽気も兎平に着く頃にはどこへやら、風も吹き始め、明らかに体感温度が下がりました。
 
 兎平で全員がアウターを着込んで入山点を目指します。
 ゲレンデを離れ、すでに入山した方のトレースに沿って進みます。
 樹林帯の中は風もそんなに強くなく、視界もまずまずでしたが、樹林帯を抜けると、ものすごい風が吹いていました。
 視界も悪くなり、方向を確認しながら、大松倉を目指します。
 少し登ると、ツアー客数人が下山してきました。
 あまりの強風で引き返すとのことでした。
 たしかに風は強くて、視界もいまいちなのですが、さほど寒くは感じない変な感じです。
 当然、わが部隊はこの天気で引き返すなんてことはなくそのまま進み、思ったよりもあっけなく大松倉山の頂上に到着です。
 ここからしばらく稜線沿いに進むのですが、向かい風がイタズラを仕掛けてきます。
 どこか湿った風が、目の辺りに直撃するように絡んできました。
 目が痛くて、時々立ち止まるのですが、お構い無しに吹き付けてきます。
 こんなときはサングラスもゴーグルもただ曇るだけでダメなんですよね。
 でも、そんなことを言っていられる感じではなくなってきたので、サングラスを取り出しましたが、かけた瞬間に息で凍りつき、直ちに視界不良となってしましました。
 「やっぱり無理か」
 しかし、そこからすぐ先から三ツ石山荘を目指して下る箇所だったため、サングラスはすぐにしまいました。
 視界が利くときは稜線上から三ツ石山荘が見えるのですが、見えないときは方向を確認してから下ります。
 1度、2度コケながら、無事三ツ石山荘に到着し、中に入って腹ごしらえです。
 腹ごしらえしながら、このまま小屋に泊まろうか!?なんて声もありましたが、こんな天気だからこそ雪洞に泊まろう!と、小屋を出て講師が前の週に下見をして決めた雪洞設置ポイントに移動しました
 
 設置ポイントでは、まず弱層テストをして、雪崩の心配がないかどうかを確認します。
 15センチぐらいのところに弱層がありましたが、その下はしっかりした雪でした。
 今回は講習会の人数が7人ということで、大き目の雪洞をひとつ掘ることにして、大きさを決め両側から掘り始めました。
 雪洞を掘り始めたころから、風が強くなり、大松倉の稜線上の風と同じく、目を狙うように風が吹いてきました。
 雪洞を掘る係、雪を吐き出す係と順番に交代しながら、掘り進んでいきます。
 風はかなり強烈で、雪を外に運ぶときに目を開けていられなくなるような感じですから、雪洞を掘り進めていくに従い、掘り進んでいる雪洞の中が一番快適な場所になってきました。
 始めはスコップでかき出してた雪も、掘り進むにつれ、かき出すのが追いつかなくなってきたので、ツェルトをソリ代わりにして、雪を運んで捨てるようにしました。
 しばらくかかって、やっと反対側から掘り進んできた部隊と雪洞が貫通しました。
 本当ならここで万歳となるのですが、貫通した途端、さっきまで入ってこなかった風が、ここぞとばかりに吹き込んできました。
 さっきまで快適だった雪洞が、あっという間に外と同じ強風にさらされることになったのです。
 それに貫通したのは良かったのですが、掘り進めた床の高さが少しずれていたので、手直しが必要でした。
 まずは床の高さをそろえ、天井の高さを合わせ、雪洞内を拡幅して、片方の入口を雪のブロックでふさいで、結局ほぼ半日かけてやっと雪洞が完成しました。
 アルミマットを敷いて、エアマットを取り出し、お楽しみの夕食です。
 今回は食事は各自の準備としていました。
 つまり、7人いると、7台のストーブが登場することになります。
 酸欠を心配して、少し隙間風が入るように出入り口に少し空間を空けていたのですが、日が暮れて外は大荒れみたいで、結構風が吹き込んできます。
 これならもう少し隙間を埋めても大丈夫なかということで、入口をツェルトでふさいだら、かなり快適になりました。
 
 ゆっくり夜を楽しんだ後は、就寝です。
 朝までトイレを我慢できるよう、就寝直前に荒れている外に用足しに出ました。
 それまでそこそこ温まった身体も、ここですっかり冷えてしまいました。
 冷えたままシュラフに入っても、なかなか身体が温まりません。
 寒い中、寝たんだか、寝ていないんだか良く分からないまま、朝を迎えました。
 入口近くで寝たメンバーは「寒かった」といい、入口の反対側の寝たメンバーは「暖かかった」といい、シュラフの違いもありますが、寝た位置で差があったようです。
 外はというと、昨日と打って変わって風が穏やかで、視界が利きます。
 昨日の天気なら三ツ石山の登頂は断念するところでしたが、雪洞から這い出てから、三ツ石山を目指しました。
 頂上に近づくにつれ、風が強くなってきます。
 昨日の風とは違い、明らかに冷たい風です。
 思いのほかあっさり登頂し、長居は無用と、三ツ石山荘を目指しました。
 三ツ石山荘で休憩を取り、いよいよ下山です。
 大松倉山の稜線までは快適でしたが、やはり稜線上は強風が吹いていました。
 ただ視界はいいので、雪庇に気をつけながら稜線を進み、大松倉山からそれぞれ思い思いに滑走です。(みんなそんな格好いいものではありませんが・・・)
 程なく、ゲレンデに到着し、まだ午前中ということでコンデョションがいいデレンデを気持ちよく滑って、全員無事下山となりました。

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三ツ石山:網張コース(登山リフト利用)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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