雨飾山山麓でのBCクロカンスキー


- GPS
- 03:59
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 295m
- 下り
- 410m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小谷温泉は早い時間に日帰り入浴を締め切ってしまうので、コルチナスキー場近くの若栗温泉へ |
写真
感想
白馬八方バス停に着いたらその晩に泊まるペンションのオーナーが出迎えてくれ、ペンションまで移動。ペンションに余分な荷物を置いた後、ガイド役のオーナーと名古屋から来てた夫婦と我々3人の計6名でツアーの起点となる小谷温泉まで車で移動。春のような陽気でパウダーはとても望めないコンディションだったが、周りの山々を眺めながら気分よく歩けた。BCクロカンは通常のクロカンよりも幅広で短く、軽量とされているテレマークスキーやTLTバインディング付の山スキーよりも格段に軽く、さらにブーツも履いた感じは普通の登山靴と変わらないのでとても歩きやすく感じた。小谷温泉から雨飾山の登山道へと続く林道が基本コースだったが、つづら折れの箇所を時折ショートカットしたりしながら標高を上げていった。
2時間ほど歩くと、雨飾山山麓にある雨飾高原キャンプ場に到着。ここで昼食休憩した後、キャンプ場周囲の疎林の緩斜面で皆、思い思いに登ったり滑ったりを繰り返し、しばらくしたら到着時にはノートラックだったきれいな雪面がゲレンデのようにギタギタになった(それだけ登り返しが楽ということ)。
皆、BCクロカンの滑りに慣れた頃、来た道を滑り降り帰路についた。山スキーだと下りは基本的に滑り降りるだけで、シールの付け外しを伴う登り返しが必要なルートはなるべく避けたくなるが、ステップカットの付いているBCクロカンであれば少々の傾斜ならシールの付け外しなしに難なく登り返せる。したがってBCクロカンの方が少なくとも滑降時についてはコース取りの自由度は高く、この点が山スキーにはない大きな魅力だと感じた。
2日目はガイドなしで栂池自然園に行く予定だったが、強風や雷を伴う大荒れの天気だったので山行きは断念し、日本海沿いの鉄道の旅に切り替えた。南小谷駅まで宿のオーナーに送っていただき、そこから糸魚川、直江津を経由して長野へ向かった。大糸線の非電化区間(南小谷〜糸魚川)では2人組の鉄子を見かけ、糸魚川からは日本海沿いの北陸本線を直江津まで移動した後、途中下車してその近辺での食べログランキング1位の店で昼食を取った。その後は信越本線で長野へ向かったが、車窓から見えた雪は量が多いだけでなく白馬のように黄砂で汚れてなくてきれいだった。新潟は雪が多いから黄砂で汚れても新雪がすぐに汚れを隠してくれるようだ。
BCクロカンは登り返しが苦にならないので、登り返しの際にシールの付け外しの必要な山スキーより自由度が高くて魅力的に思ったが、エッジなしのクロカンほどではないものの圧雪されたゲレンデで滑るとエッジが効きにくくて危険だそう。BCクロカンはゲレンデでもオフピステでも楽しめると思ってたのでこの点は盲点だった。でもBCクロカンはクロカンとスキーの両方が苦手の人でもとっつきやすく、とっつきやすくても機動力は高くないスノーシューよりも自由度の高いスノーハイクを楽しめるように思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する